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7/20 佐土原にて保護 ♂ 赤首輪まだ一歳にならない子犬です。青いリードと、黄色のノミ取り首輪が付いていました。大人びた顔をしていますが、性格もまだまだ遊びたい盛りの子犬です。7/25 西都市にて保護 ♂ 首輪無しこの仔もまだ子犬です。人間に怯えることなく、人懐っこい子犬です。7/25 宮崎市高州町にて保護 ♂ 青ハーネスただ迷子になってしまっただけだと思います。とても怯えていました。飼主さんが、ここまだ辿り着きますように…この仔に関しては、保護場所等は事情があり、伏せておきたいと思います。飼主の持込みではありませんが…100%、飼い主の迎えは来ません。いいえ、飼い主への呼びかけもするつもりはありません。「いのち」は「物」ではない。事情は言えませんが、この仔には幸せになる権利があります。人懐っこく、性格の良い仔です。私達の様な「施設」に来るよりも、一般家庭にポンっと真っ直ぐ入る事を、この仔は強く望んでいます。どうか…よろしくお願いします。7/22 綾町にて保護 ♂ 首輪無し この仔と会うのは二回目ですが…収容されたときよりも、精神的に疲れ切っているように感じました。老犬ではないと思います。毛のフワフワしたキレイな仔です。7/22 川南町にて保護 ♂ 首輪無し今付けている首輪は、保護後に新しくつけた首輪です。18キロ位の中型犬で、顔がしっかりしていますが、とても穏やかで優しい仔だと思います。まだ一度も吠えた事がありません。あまりに優しくきれいな目をしてて…なぜ、家に帰る事が出来ないのか…不思議でたまりませんでした。7/18 宮崎市郡司分にて保護 ♂ 首輪無しこの仔は、いつも震えています…この仔が、今までどう生きてきたのか…いいえ、生かされてきたのか何一つ分かりません。ただ…ここまでこの仔に恐怖心を与えなきゃいけない理由とは?最期の最期まで、恐怖心を抱えて、苦しみを与えて、生きてきた歴史の幕を、閉じなければいけないのでしょうか…今日、ここに載せた子達が、31(木)午前中に「判定」を受ける子達だと思います。もしかしたら、来週の判定になる子もいるのかもしれません。管理所、保健所へのお電話は、「引取り希望」の場合のみお願いします。その際には、必ずご本人様が直接お電話されてください。県外で宮崎に引取りに来ることが不可能な場合、代理引出しもさせて頂きますが、お願い事やお約束事などがありますので、会の電話(担当・フジイ)か、会のメール(担当・カワノ)にてお問い合わせ下さい。どうか・・・この子達の「いのち」が繋がりますよう、ご協力、よろしくお願い致します!看取った後、いつも思う。悲しむ時間も、その仔だけを想う時間も、与えてもらえない。次々に収容され、次々に「いのち」がかかっている現状に・・・嫌気がさすレオン、母ちゃん休みたいよ。レオンと過ごしたあの短い時間を繰り返し繰り返し、思い出したいよ。泣きたいよ。母ちゃん、いつ、レオンを想って泣けるのかな。母ちゃん、なんで泣けないんだろ・・・母ちゃん、なんで涙が出ないんだろ・・・こんなにレオンが愛おしかった・・・今もレオンが愛おしいのに・・・母ちゃん涙が出てこない。なんでだろ・・・「老犬ホスピス建築基金」http://xxinunekoxx.cart.fc2.com/※詳細記事はこちらです「尊厳死」※正式見積金額7/27追記しました。 保護家ブログ皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165 ↓会のHPはこちらからです↓http://xxinunekoxx.web.fc2.com/にほんブログ村FB FB開設してます。個人的な内容の記事も多々ありますが、 保護活動のリアルタイムな記事を載せています。★「いのちのはうす保護家mailお問い合わせ
2014年07月29日

食べる事も出来ず、点滴も出来ず、流動食だけで頑張ってたレオン。7/27 16時45分。同じ老犬仲間のパグ蔵がレオンにまとわりついた。「パグ蔵ダメだよ!レオンの顔踏んじゃうってば!」パグ蔵の目は、もうほとんど見えていないのに…パグ蔵とレオンを引き離したその30分後、パグ蔵の行動の意味を、知る事となった。レオン…7/27 17時14分 永眠レオンは決して、ひとりぼっちではなかった。「レオン、もう逝ってもいいんだよ」「レオン、よく頑張ったね」スタッフ達と、パグ蔵に見守られながら、たくさんの言葉の中、愛の中、最期を迎えた。あんなに苦しかったはずなのに、不思議な位、レオンは安らかな表情を浮かべていた。抱きしめた子達の最期、見送った子達は、私達スタッフみんなにとって、「死体」ではありません。その仔が生きてきた証、最期の瞬間まで、懸命に生きようと、まだ生きるんだと、立派に戦い抜いた最期の勇敢な姿なんです。「ただの死体」「死顔を晒す」生きてきた時間さえも、歴史さえも、否定するような言葉は、あの子達に申し訳ない気持ちになる。そんな中身無き言葉を発した同じ人間として、レオンに…今まで見送った子達に、心から謝りたい。どうか・・・忘れないでいて下さい。レオンは、フィラリア予防さえしていれば、まだまだ生きれる子でした。同じ「いのち」として扱ってもらえてたら、まだまだ元気で居た仔でした。飼主のせい・・・でも、私達もまた、その飼い主と同じ人間なんです。レオンと共に生きれたのは、わずか三日だけでした。たった三日間かもしれません。でも、こんなにも全国の皆様から想われ、ウザい位、スタッフに体をなでなでされ、レオンの最期の表情が、この三日間の深さを物語っているように感じました。優しく穏やかな最期でした。レオンに話しかけているようなお人形は、「ホスピスが完成したら、このお人形もお部屋に連れて行ってください」支援者様よりプレゼントで戴いたものです。ホスピス棟には間に合いませんでしたが、この仔が最初に見送ってくれたのは、レオンでした。本当にホスピスを建てれるんだろうか・・・莫大な資金に、心が折れそうになる事もありましたが、レオンと管理所で出会い、日に日に弱っていくレオンを見てきた。そして…殺処分前日、ガス室の前で待つレオンの姿を見て、24時間体制で、レオンと一緒に残りの犬生を過ごす覚悟をした。そして…レオンを見送り、ホスピスを一日でも早く…と強く感じた。ホスピス棟実現の為に、全国の皆様に力を貸して頂き、言葉や文字では足りない位、感謝の気持ちでいっぱいです。全国の49名様の温かいご支援で、ホスピス基金も47万円集まり、目標金額まであと96万円(正式見積金額 143万円)となりました。温かいご支援、本当にありがとうございます。夢実現まで、どうか…どうか、皆様のお力を貸して下さい…「老犬ホスピス建築基金」http://xxinunekoxx.cart.fc2.com/※詳細記事はこちらです「尊厳死」※正式見積金額7/27追記しました。 保護家ブログ皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165 ↓会のHPはこちらからです↓http://xxinunekoxx.web.fc2.com/にほんブログ村FB FB開設してます。個人的な内容の記事も多々ありますが、 保護活動のリアルタイムな記事を載せています。★「いのちのはうす保護家mailお問い合わせ
2014年07月27日

判定が行われる前日の管理所では…13ある檻はいっぱいとなっていた。毎週木曜日、もちろん私達だけではなく、管理所と保健所の職員さん、全国の皆様、やれるところまで必死に動いても、7日後には、また同じことの繰り返し。その結果、2頭の仔が檻からあぶれ、小さな移動用ケージに移っていた。翌日、判定を受ける内の2頭でした。先日の記事にも載せた、寝たきりの白い犬。そこまでの老犬ではないようでしたが、もう永くないのかもしれない…判定に受かる事は、絶望的でした。ネットで呼びかけて奇跡が起こったとしても、空輸や長時間の移動に耐えられる体力などこの仔に残されていない事は…一目瞭然でした。私の口から出てきたのは、「レスキューします」ではなかった。「一晩考えさせてください」だった。まだホスピスも建てれない今、この仔を抱える事はできない…この仔が安心して穏やかに過ごせる場所がない…冷静な判断をするべきだと、時間が欲しかった。きっと、答えは出ていたんだと思います。きっと、「大丈夫」だという理由付けを、自分が納得できる理由を、無理矢理にでも欲しかったから…ホスピス建築が実現するまで、何頭のいのちを犠牲にしていくつもり?ホスピス棟がないというだけで、1つのいのちも抱えられないの?ホスピス棟が実現してないから、白い犬の寿命はそこまで来ているのに、わざわざガスで苦しんで死ぬしかないの?呼吸が浅い白い犬は、そうとう長い時間ガス室でもがき苦しむ事になる。それでも…?一晩考え抜いた答えは・・・「最期を共に」でした。急性フィラリア症。手術どころか、点滴さえも体に負担がかかりできない所まで来ていた。腎不全、肝不全・・・余命一週間だと告げられた。「奇跡が起こった例とかはないんですか?」「せめてあと一ヶ月…生きれませんか?」先生は、首を縦に振る事はなかった。一週間分の薬が処方されたとき、残された「時間」がやっと実感できた。薬袋を持って泣く事しかできなかった。「先生、私、薬のおかわりに来ますよ。 おかわりくださーいって絶対来ますね」先生は「はい!待ってます」笑顔で見送って下さいました。本来ならば、検疫にかけてパルボ等感染症の様子をみなければいけないのですが、残された時間を大切に過ごしたいと、母屋に入れた。感染症がない事を、信じるしかなかった。寝たきりだったので、二ヶ所床擦れがありましたが、保護家に来てからは、ちょこちょこと自分で動くようになり、床擦れの悪化の心配はないようです。猫にも犬にも優しい…本当に良い仔なんです。こんな良い仔なのに、なぜ…?愛しくて愛しくて…まだ出会って数時間なのに、ずっと前から一緒に居る気がしている。可愛いとか、可哀想とかではなく、不思議な感情をこの仔は持たせてくれた。命名「レオン」王子の名付け親に付けてもらった。王子のように、予定より長く長く生きてくれそうな気がしたから。レオンは、決して「もう楽になりたい」とは言わない。こんな状況でも、こんな状態でも、レオンの目は、「生きたい」・・・いいえ、生きるのが当然の事だと、そんな目をして訴えかけてきます。苦しいから楽になりたいと思うのは、実は人間だけなのかもしれません。生死を選択するのは、人間以外の動物にはないのかもしれない。苦しんでいるのを見ている側も、本当は胸が押しつぶされそうになる。共に時間を過ごし、愛おしい気持ちが大きくなるほど・・・精神的、体力的、経済的にも、現実的にはキツイし辛い。でも・・・「生きる」気持ちを尊重する事が、いのちと向き合うという本当の意味に感じて仕方がない。カンチ、王子、ナナオ、LiLico、みんなしんどい中、懸命に生きた。「生」に対して誰よりも強くしがみつこうと頑張っている「いのち」を、ガス室でわざわざ終わらせたくない…そう8年思い続けながら活動してきた。現実問題を抱えながら、後回しにしかできなかった子達を、抱きしめていきたい…自分の腕の中で看取っていきたい…それが、ホスピス建設への覚悟でした。レオンが「もう逝くね」と言うまで、一緒に時間を過ごしたいと思います。レオンから「もーいいわ!ウザいわ!一人にさせて!」って言われるくらい、苦しい事、しんどい事、忘れてた!と思わせる位、酷い目に合わせてきた飼主の存在を忘れてしまう位、しつこい位、濃厚に一緒に居たいと思います。レオン・・・もう少しだけ一緒に居て下さいね。今夜は、スタッフが四人も泊まりに来てくれるよ。レオンに会いに、レオンと同じ部屋で過ごしてくれるんだよ♪うるさいな~って思うかもしれんけど、レオン・・・あんたはもう大家族の一員だからね。※レオンの他に、成犬1頭、仔猫8匹レスキューしました。また後日ご報告いたします。 「老犬ホスピス建築基金」http://xxinunekoxx.cart.fc2.com/※詳細記事はこちらです「尊厳死」 保護家ブログ皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165 ↓会のHPはこちらからです↓http://xxinunekoxx.web.fc2.com/にほんブログ村FB FB開設してます。個人的な内容の記事も多々ありますが、 保護活動のリアルタイムな記事を載せています。★「いのちのはうす保護家mailお問い合わせ
2014年07月25日

これは戦いなの?何との戦いなの?何と戦えばよいの?また来週・・・いいえ、毎週毎週、尊いいのちの行方が決まってしまう。7/14 西都市にて保護 ♂ 着けていた首輪は、ボロボロになった皮製の物らしいです。全く動く事がありませんでした。動く事が出来ないのかもしれません…老犬ではなさそうでした。7/16 大瀬町にて保護 ♀ 青首輪 赤いリード付きこの仔は、可愛がられていた仔ではないのでしょうか…この緊迫した環境に、緊張しているのが伝わってきました。7/16 都農町にて保護 ♀ 鎖首輪鎖を、針金で固定したこの仔の体に優しくない首輪をつけられていました。首輪を見ると、猟犬だったのかもしれません…吠えることなく、まん丸の目で私の動きをジーッと観察していました。7/16 西都市にて保護 ♂ 赤首輪大きな体をしたこの仔は、一見強面ですが、目が合った時のこの仔の表情は、とても柔らかく優しかった。どんな優しくても、穏やかでも…この仔の生きてきた環境、犬生を、知る事はできない。判定では、体の大きさ、犬種によって、判断するしかできないのです。あなたがもし、小さな体で生まれてきていたのならば…7/16 川南町にて保護 ♀ 青首輪この仔は老犬です。両目はもう真っ白だそうです。棄てられたんじゃない…そう信じたい。まだまだ、人間を信じていたい…7/17 西都市にて保護 ♂ 鎖首輪+鎖リード子犬?と思ったくらい、体の小さな子です。中型まで育つはずの体が、栄養状態が悪く成長がストップしたのでしょう。小さなガリガリにやせ細った姿には、似つかわしくない首輪とリード。「物」として、この仔は育ってきたんだな…と感じた。それでも、この仔は健気に尻尾を振った。子犬の頃に、可愛い可愛いと受けた愛情を、またいつの日か、あの頃の様な心地良い時間が来ることを信じているから、このような扱いをしてきた人間の事も、嫌いにならずにいてくれているんだな…そう感じた。人間は…私は、残酷な生物です。今日載せた写真の子達は、7/24(木)の午前中までです。どうか…沢山の奇跡が起きますように…1匹でも多くの仔が、生きて檻の中から出れますように…※引取り希望でない場合は、管理所、保健所へのお電話はご遠慮下さい。飼い主希望の方は、必ずご本人様がお電話下さい。代理引出しも喜んでさせて頂きますが、お約束事やお願い事がありますので、ご了承ください。「あの仔はどうなりましたか?」のお問合せお一人お一人に、時間の都合上、お返事を返す事はできませんので、どうかご理解願います。必ずブログやfacebookで御報告いたします。 「老犬ホスピス建築基金」http://xxinunekoxx.cart.fc2.com/※詳細記事はこちらです「尊厳死」 保護家ブログ皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165 ↓会のHPはこちらからです↓http://xxinunekoxx.web.fc2.com/にほんブログ村FB FB開設してます。個人的な内容の記事も多々ありますが、 保護活動のリアルタイムな記事を載せています。★「いのちのはうす保護家mailお問い合わせ
2014年07月20日

先日の緊急呼びかけは、facebook内でシェアが広がり始め、判定が行われる2時間前に、バタバタと動きはじめました。シェアをして下さった皆様、本当にありがとうございました。足の悪い仔は、この日の午後、新しい飼い主さんが、保健所までお迎えに来て下さいました。目をジッと見つめていたこの仔も、来週が判定で、まんがいち判定に落ちた時には、家族として迎え入れる決意をされたそうです。もう大丈夫だよ…そんな不安な目をしなくても、大丈夫なんだよ?!管理所では、隣同士の檻に入ってた子達でした。同じお家の仔になるかもしれないんだね…都城市のG様、いのちを繋いで下さり、そして、大きな決断を本当にありがとうございました!老犬の豆柴は、愛護団体さんよりレスキューのお申し出があり、(ご迷惑がかかるかもしれないので、団体名は伏せておきますm(__)m)以前から存じ上げ尊敬してる方の所属する、和歌山県の団体さんでした。判定開始の二時間前に、窓口スタッフから連絡が入り、管理所に向かいました。宮崎県では、判定が終わると、合格した仔は移動用ケージで犬舎を出て、ワクチン接種をし、隣接する譲渡施設へと移動します。不合格の仔は、一度も外を出ることなく…最期の場所、ガス室へと入っていきます。(↑2008年撮影)この日、数分後には消えるいのちが…移動ケージに移されていた。管理所で、何度かこの仔に会ってきた。吠える声を聴いてきた。檻の中をウロウロしながら、檻に手をかけながら、自分を必死に出して来てたこの仔が…今から殺処分なんだ…その仔の「生」、しぐさ、体、表情、脳裏に全部焼き付けたいと思った。この仔が生きていた事を、絶対に忘れたくないと思った。そして…もう一頭、不合格となったテリア系老犬がいた。糞だらけの中で、静かに横たわっていた。この仔は…この仔の寿命は、残り1時間もない。いいえ、30分もないのでしょう…どうするの?この仔も見殺しにするの?檻の前で、自問自答を繰り返しましたが、自分の心に従う事にした。「最期を看取りたい」殺処分を中止して頂き、テリア系老犬の受入れ準備や、豆柴爺さんの空輸の準備等で、管理所と保護家を行ったり来たりしてたわずか3時間の間に、ドラマは起きていた。「豆柴の飼い主らしき人から電話があった」飼主さんは、直ぐに管理所に来て、豆柴爺ちゃんを連れて帰った。ホッとしたと同時に、間一髪の出来事に身震いした。もし、和歌山の団体さんがレスキューを決意して下さらなければ、豆柴じいちゃんは、午前中に殺処分されていたのですから…豆柴爺ちゃんを見送った直後、テリア系老犬を、保護家に連れて帰ろうと車に乗せたその直後、「たった今、テリア系老犬飼主らしき人からも電話がありました!」今日、午前中、本当ならば殺処分になっていた二つのいのち…寸前のところで、殺処分を免れた二つのいのち…職員さんも「こんな事が続くなんて…こんな事はじめての事だ…」と驚かれてました。でも…二つの奇跡が起きた事に喜べるのは…ほんの一瞬だけ。ほんの一瞬の幸せ。判定に受かった子達、レスキューされた子達、飼い主が決まった子達、元のお家に帰れた仔達…ですが・・・本当に私達が忘れてはいけない事は・・・その裏に居る子達。※2014年7月17日ガス室にて殺処分いいえ…居た子達です。「老犬ホスピス建築基金」http://xxinunekoxx.cart.fc2.com/※詳細記事はこちらです「尊厳死」 保護家ブログ皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165 ↓会のHPはこちらからです↓http://xxinunekoxx.web.fc2.com/にほんブログ村FB FB開設してます。個人的な内容の記事も多々ありますが、 保護活動のリアルタイムな記事を載せています。★「いのちのはうす保護家mailお問い合わせ
2014年07月19日

7/7 綾町にて保護 ♂ 赤首輪まだ1才位の若い仔だと思います。人間が大好きな仔です。庭で、移動範囲が広くなるようにとロープとチェーンを繋げて繋留していたのでしょうか。多分、そのロープの方が切れて、引きずりながら歩いていたのでしょう。7/9 木城町にて保護 ♀ 首輪無この仔は、表情を一切変える事はありませんでした。もう…人間に求める事を、諦めているのかもしれません。そういう生き方をするしか、できなかったのでしょうか…人間によって、パートナーによって、犬達の目は変わっていきます。人間は…決して、偉くもなく、優れた生物ではありません。7/8 綾町にて保護 ♂ 首輪無まだ1才になってないのかもしれません。幼さが残る愛らしい仔です。人間を真っ直ぐに信じてくれている仔でした。想像したくない事ですが…この仔は、ガス室に入る最期の瞬間でも、健気に尻尾を振っているような仔なんだろうな…と。この仔の犬生はこれからです。これから始まったばかりなのに…生きてここから出れることを、祈る事しか、願う事しか、今の私にはできません・・・7/10 西都市にて保護 ♂ 黒首輪豆柴位の小さなおじぃちゃん犬です。長年使ってきてたのでしょうか…ワイヤーリードが切れて、迷子になったようでした。犬は…年を重ねる程、神様に近くなる…人間に近くなる…老犬と深く繋がってきた皆さん、そうおっしゃいます。老犬になると、目は白くなり、歯も皮膚も毛もボロボロになる。でも…上手く説明はできませんが、一言で言うと「美しい」。「綺麗」だと感じます。それは、その仔の内面から出てきている物なのか分かりませんが…おじぃちゃん犬の最期は…ここではなかったはず。いいえ、ここであってはいけない…いけないはずなのに…先日の記事に載せた、一週間保護期限が延期された仔、管理所に居ました。保健所で会った時と同じように、愛らしい表情で身を乗り出してくれた。そして…足も保健所で会った時と同じように…地面に着く事はなかった。17日の朝まで、この鉄格子の中で時間を過ごします。17日の朝、この仔がくぐれるのは…奥の扉?手前の扉?ほぼ100%、手前の扉が開く事はありません。こんなに人間が大好きなのに…こんなに良い仔なのに…右足さえ地面に着けることが出来たら…鼻先を一生懸命出してくるこの仔の顔を、撫でる事も、触れる事も、私にはできませんでした。全てを悟ったかのように、心を読まれたかのように、犬舎を出るときには、もう私に体を託す事はありませんでした。この仔が生きれる時間は、あとわずか数時間しかない…私がこの仔にできる事は…こんな事でしかない…7/11 西都市にて保護 ♀ 首輪無犬舎に入ってから、ずっと目で追ってきてたこの仔…ビックリする位、目を離そうとせず、不思議な仔だと感じました。何かを訴えてきていたのかもしれない…でも、私にはこの仔の声を聞く事が出来ませんでした。決して、人間が嫌いな仔ではなく、顔を近づけて話しかけると、嬉しそうな表情をしていました。この仔に感じた感覚は…あのときと同じでした。1月に管理所からレスキューしたポリスです。ポリスは、犬舎の扉を開けて外に出ようとした瞬間、「やはり・・・」と、レスキューを決意させてくれた子でした。理由は「これ」というハッキリした物はありませんが、檻越しからジーッと見ているポリスの「瞳」に、背を向ける事が出来なかった…同情ではなく、ポリスと向き合っていきたかったから。この仔にも、あの時と同じ感情がこみあげてきた。理由は分かりませんが、「かわいそう」の感情ではなく、ただただ、泣きたくなった。涙が出そうになった。胸が苦しくなった。それは…私自身のではなく、今のこの仔の感情なんじゃないかと感じた。ポリスと管理所で会った時、ポリスをレスキューしようと立ち止まった場所、あのときと、半年前のあのときと、全く同じなのに…全く同じはずなのに…保護家の「現状」が、stopをかけた。ホスピス建設、係留場所、管理…現状を変えて行こうと、背負っているものが、背負おうとしているものが、私に、レスキューのストップをかけた。今、頭にあるのは…ホスピスさえ、管理できる部屋さえあれば、最期を看取れるのに…と見殺しにした老犬達の姿。顔。ガス室で苦しんで亡くなったであろうこの子達の最期。何を優先していくべきなのか、分からない…1つのいのちと向き合う事は…もう一つのいのちを犠牲にする。1つのいのちをレスキューする事が出来ない今…こうして丸投げのように、ネットで呼びかける事しかできません…私が知っている、触れてきたこの子達の情報を伝える事しか…17日の朝、全てが決まってしまう子達です。どうか…よろしくお願いします。引取り以外での、管理所や保健所のお問い合わせは、日常業務に支障をきたしてしまいますので、どうかご遠慮ください。遠方の方には、代理引出しもさせて頂きますが、「生きる」と同じ位に、その仔が幸せになる事を願っていますので、お申し出のお電話の際には、お話を沢山させて頂きますが、どうか、ご了承ください。・090-4484-5165(担当・藤井)hogoya777★yahoo.co.jp(★を@に変えて下さい)「老犬ホスピス建築基金」http://xxinunekoxx.cart.fc2.com/※詳細記事はこちらです「尊厳死」 保護家ブログ皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165 ↓会のHPはこちらからです↓http://xxinunekoxx.web.fc2.com/にほんブログ村FB FB開設してます。個人的な内容の記事も多々ありますが、 保護活動のリアルタイムな記事を載せています。★「いのちのはうす保護家mailお問い合わせ
2014年07月16日

老犬の「いのち」が、無事につながりました!新しい飼い主さんは、偶然にも私と同じ町内の方なので、お散歩中にバッタリ、この仔に会えるのかもしれません。でも、きっと、すれ違っても、私はこの仔に気付かないと思う。鉄格子越しに見てきた悲しい表情ではなく、違う犬のように、生き生きした子に変わっているのでしょうから♪そしてこの仔…言い方は汚いのですが、「ギリギリセーフ」でした!処分機に向かう寸前のところで、譲渡希望者様から、ご連絡を頂きました。代理引出しをさせて頂き、日曜日、愛知県へと旅立っていきました。わずか二晩だけの預かりでしたが、あまりに良い仔過ぎて…びっくりしました。職員さんが「少しでも綺麗にしていこうね」と、ブラッシングしている間、ずっとブンブンと尻尾を振り、猫にも犬にも、とてもフレンドリーでした。リーダーウォークも、びっくりする位キレイにできます。この仔とは、何度か管理所で会ってきたのですが、日に日に、気持ちが落ちて行くのが手に取るように分かりました。とても頭の良い仔です。嬉しくても、不安でも、怖くても、この仔は一声もあげませんでした。良く頑張ったね…偉かったね…丸投げの様な呼びかけで、ギリギリまで迷いましたが、命が繋がって良かったと…シェアなどで拡散下さった皆様には、本当に感謝しています。ありがとうございましたm(__)mそして、この仔…この仔には、引取り希望者は…現れませんでした。本来ならば、殺処分でしたが、足さえ治れば…何も問題の無い仔です。判定には受かると思います。その望みを、希望に賭けて、あと一週間期限を延ばしたそうです。この仔は、今、保健所にはいません。管理所に移送されています。あと一週間…どうか、足が完治しますように…新しい飼い主さんが、保護主さんが、みつかりますように…また後日、保護家を空けれる時に、管理所に会いに行きます。宮崎市保健所に保護されている子猫達です。この子達は、まだ人間が苦手です。怖くてビクビクシャーシャーしていますが、そこがとても愛らしく、魅力的な二匹です。職員さん達も、この子達が可愛くてたまらないとおっしゃっていました。この仔は、成猫ですが、仔猫のように体の小さな子です。1キロ位しかないそうです。13日に保護期限が切れてしまいます。この仔は、腸が出るほどの大怪我をしてたところを市民の方が通報し、保健所が保護しました。手術の経過も良いのですが…この仔にも「期限」があります。この仔は、多分ヘルペスだと思います。譲渡や判定の確率が低いので、レスキューしてきました。今、ケージにて隔離治療中です。宮崎市保健所には、猫が11匹保護されていました。すでに期限が切れている子猫も多くいます。夕方には、数人の職員さんが犬舎に集まり、ケージの掃除や、ご飯を用意していました。保護期限が切れて、処分に回すのはとても簡単な事です…職員さん達の作業も減り、手はかかりません。ですが、ケージがある限り、置く場所がある限り、ギリギリの所まで、「いのち」を繋げたいと、宮崎市保健所の職員さん達は、動いて下さいます。職員さん達からの愛情を受け、安心しきった寝顔…ですが、この仔はここで終わりではありません。最終的に、行き場がなければ…「老犬ホスピス建築基金」http://xxinunekoxx.cart.fc2.com/※詳細記事はこちらです「尊厳死」 保護家ブログ皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165 ↓会のHPはこちらからです↓http://xxinunekoxx.web.fc2.com/にほんブログ村にほんブログ村FB FB開設してます。個人的な内容の記事も多々ありますが、 保護活動のリアルタイムな記事を載せています。★「いのちのはうす保護家mailお問い合わせ
2014年07月10日

7/10(木)午前中に、全てが決まってしまう3頭の犬達…もう私には、キャパがありません。丸投げかもしれません…何度もキーボードを打ち、消し、昨夜はその繰り返しでした。上手く伝えきれなかったら申し訳ございません…文章の甘さで、不快にさせてしまったら申し訳ございません…6/23 恒久5丁目にて保護 ♀ 赤首輪老犬です。柴位の仔です。保護期限はとうに過ぎていましたが、飼主がみつかるかもしれない…望みを賭けて、7/10まで保護期限の延長がありました。ただ…その飼い主は、本当にこの仔と向き合えていたのでしょうか…ぐったりしていたこの仔は、職員さんの目を、ジーっと見続けました。まるで何かを訴えかけているかのように…この仔は「首が苦しい。助けて欲しい」と、職員さんにお願いしていたんです。毛に埋もれて気付きませんでしたが、ノミとり首輪が、首をギュウギュウと締め付けていたんです。職員さんが気付き、外してあげると、ぐったりしていたこの仔は、活発に動けるようになりました。声を出せるようになりました!ですが…この仔は老犬なんです…「判定」に受かる確率は、ほぼありません…一体、この仔は何年首を絞めつけられていたのでしょうか…やっと楽になれたのに、やっと声を出す事が出来たのに…7/10の朝を迎える事が、このこにとっての最期の日なのでしょうか…6/20 細江にて保護 ♂ チェーン首輪 この仔も、とうに保護期限は切れています。推定7~8才だそうです。ゴールデンが少し入っているような仔です。中型犬です。いくら人慣れしていても、判定に受かる年齢ではありません…胸元に、最近手術したような跡があった事から、大事に飼われていて、飼い主がまだ管理所に辿り着けてないだけではないのか…飼主が必ずお迎えに来てくれる…そう信じて、ギリギリまで保護期限を延ばして下さっていました。ですが…最後に与えられた期限は、7/10の朝…人間が大好きで、表情の愛らしい仔です。人間をこれっぽっちも疑っていません。目が合うと、大きな尻尾をブンブンと振ってくれます。この仔が、7/10の夜を過ごす事が出来ますよう…7/11の朝を迎える事が出来ますよう…どうか・・・この仔は、宮崎市保健所に居ました。まだ若そうな仔です。2才位だと思います。右手を着いて歩く事が出来ません。骨折など、骨には異常がないそうです。筋をちがえたか何かだと思います。7/10の朝、判定を受ける事になっていますが、この右足がハンデとなり、判定に受かる確率も望みも…ほぼありません。「山下さん…会って欲しい仔が居るんです」そう言って、犬舎の扉を開けた保健所の職員さんの目、言葉…「この仔を死なせたくない!」という特別な感情が、深く突き刺さるように感じました。この仔がどんなに良い仔なのか、職員さんは一生懸命話して下さいました。ですが、保護家の譲渡が進まない今、係留場所が全部埋まっている今、この仔が差し伸べてきた手を、握る事が出来ませんでした…「ご縁があれば、是非お願いします!…お願いします!」帰り際に、職員さんが声をかけてきました。原案となった「ひまわりと子犬の7日間」ご縁で、全国のセンターの職員さんから、メールやお手紙を頂く機会もありますが、綴られた文字には「悲痛な叫び声」もあります。決して、表には出せない「想い」「声」があるんだと感じさせられます。収容されている子達は、みんな同じ「いのち」。でも、その職員さんにとって「同じ」「平等」でなくなる瞬間がある。きっと…その仔の「声」が届いているから、その仔の「心」が届いているから…なんだと思います。職員さんと繋がったこの仔が、7/10の朝が最期だと思いたくない…保護期間中、一度も吠えたり鳴いたりがないそうです。他の犬に対しても、攻撃性は全くありません。目の優しい、人間が大好きな仔です。3頭とも、管轄は「宮崎市保健所」です。3頭共、7/10朝に判定を受けますが、3頭共、受かる確率はほぼないように感じました。7/9、7/10の朝までに、保健所の電話が鳴る事を祈る事しか今の私にはできません…力不足で申し訳ございません…どうか…この子達のいのちが繋がりますよう、皆様のご協力よろしくお願い致します。お電話は、「引取り希望」の場合のみ、お願いします。その際には、必ずご本人様が直接お電話されてくださいm(__)m県外で宮崎に引取りに来ることが不可能な場合、代理引出しもさせて頂きますが、お願い事やお約束事などがありますので、会の電話(担当・フジイ)か、会のメール(担当・カワノ)にてお問い合わせ下さい。どうか・・・この子達の「いのち」が繋がりますよう、ご協力、よろしくお願い致します!「老犬ホスピス建築基金」http://xxinunekoxx.cart.fc2.com/※詳細記事はこちらです「尊厳死」保護家ブログ皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165 ↓会のHPはこちらからです↓http://xxinunekoxx.web.fc2.com/にほんブログ村にほんブログ村FB FB開設してます。個人的な内容の記事も多々ありますが、 保護活動のリアルタイムな記事を載せています。★「いのちのはうす保護家mailお問い合わせ
2014年07月08日
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