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サーカスの天才・武井丈吉が扮した怪人二十面相が
夜空に舞う気球に乗り、忽然と姿を消してから十年、
丈吉の愛弟子であった遠藤平吉のところにひとりの男が訪ねてくる。
男の名前は明智小五郎、頬はこけ、眼は落ち窪み、死期が近いことがうかがい知れた。
明智は二十面相が残した数冊のノートを平吉に差し出す。
行方知れずとなっている師匠の注目を引くため、
二代目二十面相となることを誓っていた平吉は、ノートをもとに厳しい修行を始める。
二十面相への復讐を胸に明智小五郎を継いだ小林との間に第二幕が切って落とされる
やっと読めました
「怪人二十面相・伝」での二十面相と明智小五郎が代替わりしての続編です。
前作よりもより読みやすかったですが、
前作を読んでいないとわからない部分がたくさんあります。
もっとも本来は1冊だったものらしいので仕方がありません。
映画「K-20」の原作ですが、この内容がそのまま映画になっている訳ではありません。
江戸川乱歩の
なんかが読みたくなってしまいました。
ちなみに、この作品の明智小五郎はものすご~くイヤな奴でした。
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