PR
カレンダー
カテゴリ
コメント新着
キーワードサーチ
鯨統一郎さんの作品
レストラン"ブルーリップ"の美人ウェイトレスが、自宅アパートの一室で殺された。
容疑者にはアリバイがあり、被害者には過去があり、目撃者には邪心があった。
そこに現れたのが間暮警部。
持ち前の美声で昭和の名曲『神田川』を歌って言い放つ。
「犯人はこの部屋の中にいます」
表題作のほか『別れても好きな人』『四つのお願い』『ざんげの値打ちもない』など。
懐かしいヒット曲に隠された事件の真相とは。
説明がない~~~
いきなり会話から始まって、
人物はおろか、語り部になっているキャラクターも見えてこ~ん!
なんて思っている間にドンドン進行
9話(?)全部が同じパターン。
「間暮警部の事件簿」って副題だから間暮警部が事件を解決するんだと思ったら違う・・
いや、解決しているのか???
結論。
ミステリーじゃない。コメディー。
間暮警部が歌う歌を知っている世代の人はより笑えるはず。
あと、1話ごとに歌やそれを歌った歌手の他の持ち歌なんかのリンク度が上がってくる。
この作者。絶対楽しみながら書いている
朝倉かすみ『植物たち』【小説】 植物の… 2016年01月30日
堂場瞬一『killers』【小説】読みごたえあ… 2016年01月24日
誉田哲也『プラージュ』【小説】 ネタバ… 2016年01月14日