PR
カレンダー
カテゴリ
コメント新着
キーワードサーチ
北海道の湿原。さいばんがはじまります。
うったえられたのはタンチョウです。
タンチョウはヤチウグイをたべます。
ふえ続けるタンチョウは、もっともっとといいます。
ヤチウグイのからだは、タンチョウに支払う年貢、
いいかえると、税金のようなものです。
「このままでは全員たべられてしまいます!」
ヤチウグイがいいました。
納得できない年貢のとりたてをする人のことを
むかしは悪代官といいました。
タンチョウはほんとうに悪代官なのか?
さいばん長は、ワタリガラスです。
ヤチウグイ
タンチョウ
それぞれの立場で
様々な動物が語ります
人間も語ります
どうしてタンチョウは増えるのでしょう?
どうして大きな鳥たちの住む場所は少なくなったのでしょう?
どうして小さな生き物たちの住む場所はなくなったのでしょう?
タンチョウを悪代官と呼ばせたのは
一体誰?
ものすごく大事な物語です
自然を壊してきた人間
今は
人間は自然保護を訴えます
動物を守ろうとします
しかし人間は
自分たちの気に入った動物だけを守ろうとします
そのせいで...
深く深く考えさせられるお話です
漢字は使われていますが
すべてふり仮名つきです
ですが
こども自身が、ある程度理解できるようになってから
読んだほうがいいと思った絵本でした
ハードボイルドな絵本です『黒猫ナイト』… 2013年03月24日
強力ダジャレ絵本『べんとうべんたろう』… 2013年02月07日 コメント(2)
くらえ!『逆転裁判』【児童書】 2012年11月11日