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【送料無料】《本屋大賞2012 ノミネート作品》プリズム [ 百田尚樹 ]
「僕は、実際には存在しない男なんです」
世田谷に古い洋館を構えるある家に
家庭教師として通うことになった聡子。
ある日、
聡子の前に、屋敷の離れに住む謎の青年が現れる。
青年はときに攻撃的で荒々しい言葉を吐き、
ときに女たらしのように馴れ馴れしくキスを迫り、
ときに男らしく紳士的に振る舞った。
激しく変化する青年の態度に困惑しながらも、
聡子はいつして彼に惹かれていく。
しかし彼の哀しい秘密を知った聡子は、
結ばれざる運命に翻弄されー。
恋愛小説です
恋愛小説ですが、ただの恋愛小説ではありません
恋の相手は
解離性同一性障害によって生まれた人格の一人
このひねりが
百田尚樹さんです~~
しかし
解離性同一性障害とはどういったものなのか
その治療はどういうものなのか
人格統合するとどうなるのか
知らないことがてんこ盛り
その上
数人いる人格のうち
一人との交流
しかも恋愛
なんてハード
やっぱり切ない
聡子の語りによる物語ですから
それも当然
そして
聡子に知りえなかった事柄など
読者の想像に任せる部分もいくつかあり
想像も膨らみます
読み始めると
止められない止まらないのです
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