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現存する世界最古の国家、日本。
その歴史はすなわち天皇の歴史でもある。
本書では、
神話の時代から平成の皇室まで
脈々と受け継がれる壮大な流れを、
朝廷の立場から概観。
臣下に暗殺された天皇、
怨霊と化し壮絶な死を遂げた天皇、
祈りで国を救った天皇、
朝廷と戦いつづけたカリスマ天皇...
いかなる政権においても、
天皇は意味ある存在だった。
戦国乱世、幕末、世界大戦といった既知の事柄も、
従来とは異なる視座により、
新たな様相を見せる。
皇室側から見た歴史
です
確かに勉強した
確かに聞いたことある
でも
ちゃんと覚えてない...
日本史の復習です
しかも前後のつながりの分かりやすい
日本史の復習です
でも
近代史には
新たな発見がいっぱい~
最後に収録されている
対談も今日意味深かったです!
内邸外皇族の方が公費以外に稼がれた時に
国民保険、健康保険、厚生年金、住民税(=地方税)、失業保険の
支払いがあったお話には驚きました。
選挙権、被選挙権がなく
医療保険もなく
戸籍もなく
失業されることもなく
政治にも営利事業にも関われない
失業されることもない方
所得税以外は・・・謎ですね...
また
GHQにより十一宮家が皇室離脱させられた時に
当時の宮内府次長が
「皆様方がいつの日かまた復帰なさることがあるやもしれません。
身をお慎みください」
という発言があったとのこと
知らなかった皇室の歴史でありました
竹田さんがご親族から
「お前に人権があると思うな」
とか
「お前に職業選択の自由があると思うな」
などと言われたというエピソードの理由はここにあったのですね
開かれた皇室
という言葉がありますが
皇室の方々を芸能人と勘違いしてやしないか?
といった印象の報道よりも
この書籍のような内容で皇室を知るほうが
ずっと
「開かれた皇室」という言葉に則しているように感じられました
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