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8月の穏やかな月曜日、
東京湾臨海署管内の複合商業施設内で急病人が出て、
救急車の要請があった。
同じ症状で救急搬送される知らせが立て続けに入り、
同じ毒物で三人とも死亡した。
彼らにつながりはなく、
共通点も見つからない。
テロの可能性も疑う安積。
そこに、犯人らしい人物から臨海署宛てに、
犯行を重ねることを示唆するメール が届く――。
捜査を続けていくなか、
安積は過去に臨海署で扱った事件を調べることになり、
四年半前に起きた宮間事件に注目する。
拘留中の宮間は、いまだ無罪を主張しているという。
安積は再捜査を始めようと するが……。
安積班シリーズ
短編かな~~と手に取ったら
しっかり長編
今までの作品よりも
かなりハードで
危機感を感じながら読んだのでした。
内容がハードなためか
安積班、個人個人のキャラクターを確認しつつ・・・といった
いつもの楽しみ方ができなかったような気もしました。
でも
安積の覚悟と
共に動く安積班メンバーと
臨海署
仲間を感じました。
そんな中
敵役のようなキャラが登場していますが
いつかまた
味方のようなキャラとして登場することもあるのかも?と
思いながら読めるところは
安積班シリーズならではかもしれません。
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