
それは赤いレンゲツツジ、そしてワタスゲの花穂が少なく貧相なこと・・・。何故? 木道に近いレンゲツツジを見るとすぐに「霜にやられた...」と思った。一週間前に大きくなっていた蕾は開花直前でダメージを受けたのだ。そしてヤマドリゼンマイも1/3ほど萎縮していた。
ワタスゲの花穂が少ないことと、そのボンボンが小さいことはどうしたことだろう。花穂の密度は毎年変化するが、穂が小さい(実が少ない)原因は?
いずれにしても、今春は残雪が少なかったこと、梅雨らしい日がなくて湿原は異常な水不足で、植物たちの悲鳴が聞こえてくるような状態であることは確かだ。
ところで今日一緒に歩いた方はご夫妻2組と母娘の6人。一組は三叉路で折り返し、4人とビューポイントまでを往復する。山の鼻に戻ると折り返したご夫妻も待っていて、見本園に行く。
14:00時を過ぎるとここは静かでキンポウゲやシナノキンバイなども見られ、足元にはリュウキンカ、名残りのミズバショウもある。いつものお客さまと同じように「いいところねー」と喜んでくれる。
最後の「池塘」で水面に写る皆さんの写真を撮っていると「ヘリが来るので待避してください!」と追い立てられる。「救急ヘリ? 」と聞くと「そうです...」という。すぐ近くのボックスに対象者らしい高齢の男性が左手を押さえていた。私はビジターセンタの人や関係者らしき人に「歩けるんだったら、タダの救急ヘリなんて呼ばない方がいい...税金の無駄遣い!」と苦言。
どんな気持ちで尾瀬に入っているのだろう。こんな尾瀬にしてはならない。入山する資格がない人が多すぎる。最後にちょっと不愉快な思いをしてしまった。でも 今日も皆さん、尾瀬よありがとう。 バンザーイ!!
谷川岳山麓ウォーク 2008年03月26日
スノーシューウォーク玉原へ 2008年03月25日
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