今日も朝から雨です。
かなり強い雨です。このくらいの雨ですとふと口をついて出る言葉は
ヴェルレーヌの詩
巷に雨の降るごとくわが心に涙ふる・・・。
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ポール・ヴェルレーヌ
雨はしとしと市にふる アルチュール・ランボー
巷に雨の降るごとく
わが心にも涙ふる。
かくも心ににじみ入る
このかなしみは何やらん?
やるせなき心のために
おお、雨の歌よ !
やさしき雨の響きは
地上にも屋上にも !
消えも入りなん心の奥に
ゆえなきに雨は涙す。
何事ぞ ! 裏切りもなきにあらずや?
この喪そのゆえの知られず。
ゆえしれぬかなしみぞ
げにこよなくも堪えがたし。
恋もなく恨みもなきに
わが心かくもかなし。
(詩集『無言の恋歌』-堀口大學訳)
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ゆえしれぬ悲しみ・・・誰にでもありますね。それが耐えがたく胸を締め付ける。そんな漠然とした胸の痛みを詩人は言葉にしたのでしょう。
現代にも通じるものがありますね。いろんな不安がいっぱい。その一つずつがひと塊りになって襲ってきています。
地震、原発、津波、戦争、経済危機、飢饉・・・、不安やもやもや・・・。
そして昨日タイトルにした北原白秋詩、弘田龍太郎作曲の童謡は、音夢鈴さんからコメントを頂きましたので、全文載せて味わってみましょう。
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雨(あめ)
雨がふります 雨がふる
遊びにゆきたし 傘はなし
紅緒(べにお)の木履(かっこ)も緒(お)が切れた
雨がふります 雨がふる
いやでもお家で 遊びましょう
千代紙(ちよがみ)おりましょう たたみましょう
雨がふります 雨がふる
けんけん小雉子(こきじ)が 今啼(な)いた
小雉子も寒かろ 寂しかろ
雨がふります 雨がふる
お人形寝かせど まだ止まぬ
お線香花火も みな焚(た)いた
雨がふります 雨がふる
昼もふるふる 夜もふる
雨がふります 雨がふる
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今頃の雨はなんでしょう。菜種梅雨?
でも北の方は雪が降ったとか。何の季節か分からなくなっていますね。どうぞ皆様ご健康にお気を付けてくださいませ。
今日の音楽は童謡「雨」
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