世界のごはんとアリーナ&スタジアムグルメ生活

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2008.01.23
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またまた「真似してみました」シリーズ。今回は ドイツ編

「マウルタッシェン」 ってご存知でしょうか?平たくて大きめのパスタ生地にほうれん草やパセリ、それに少量のソーセージなんかを包んだ、ラザニアに似たパスタの一種。私も現地で食べるまで全く知らなかったのですが、ドイツではかなりポピュラーで、茹でるだけの状態で売られており、よく食べられているようです。
旅行の際、スイスとの国境近くで食べたのがコレ↓

本場マウルタッシェン(本物)

ツヤツヤで美味しそうではあるのですが・・・これ3つだけどーんと出てきて(サラダは別についてますけど)ランチって、さすがドイツだな~、とその時は思ったんです。ツアーで一緒だった中高齢の方々は大概残しちゃってたしね^^;

しかし。どういう訳か、時間が経つとまた食べたくなるんですよね~、不思議なもので。だけど日本には殆ど輸入もされていないので、食べたかったら作るしかない訳です(高いし)。――という訳で、挑戦してみましたよとりあえず↓

マウルタッシェン

見た目が若干別物なのはパスタの成型がヘタだからで(オール手作業なので仕方ないです^^;)、味的には意外とそれっぽくできちゃったりしましたよ(笑)

マウルタッシェン断面

・・・あの~、ドイツの方には怒られるかも知れませんが、これ、決して「お高い」味じゃないんです。どちらかと言うと、安いソーセージの(魚肉ソーセージみたいな) 「モソッ」とした食感 が私の舌には残ってるんです。そして、それが嫌じゃないんです(笑)

なので、今回は 魚肉ソーセージを砕いて使ってみました (ちょっと粘りと甘みがあり過ぎました。肉汁が出なくて甘くない、「ウィニー」みたいなタイプが良かったかな^^;)。ソースも、私が食べたのは粉っぽくて重たい素朴な感じのものだったので、 クリームシチューの素をベースに粉を足し、水分少なめで 作りました。

だから、より美味しく作りたい方は中身のソーセージをスパイスの利いた質の良いものに変え、ソースもバターやチーズをたくさん使って作れば、グンと美味しくなるはずです。
けど・・・ドイツ料理って本来そういうジャンルじゃない気がするんですよね^^;(偏見ですよ、偏見)私は好きなんですけど・・・美味し過ぎないと言うか、簡素と言うか。

ともかく、 私は好きです!ドイツ料理!! (と力説しておこう)
先日ご紹介した ドイツ風のサラダ と合わせて、休日のブランチなんかにいかがでしょう?ついつい白ワインが飲みたくなっちゃう味ですよ^^


≪限りなく本場ドイツに近い素朴な味!?初挑戦の手作りマウルタッシェン≫レシピ:2人分


      (パスタの生地)
       ・強力粉                 100g
       ・卵(M)                 1個
       ・塩
      (中身)

       ・ソーセージ               40g
       ・玉ねぎ                 1/4個
       ・オリーブオイル             適量
       ・塩、コショウ              各少々
       ・(あれば)ナツメグ           少々
      (ソース)・・・市販のホワイトソースでもOKです、お好みのものを
       ・クリームシチューの素         1かけ
       ・牛乳                   160cc
       ・スライスチーズ             1枚
       ・塩、コショウ              適量
       ・薄力粉                 大さじ1
       ・パセリ                 少々

1) 生パスタの生地を作る。強力粉に塩を混ぜ、溶き卵を加えてヘラで混ぜる(水分が足りなければ水少々を足してください。但し入れ過ぎないように)。ぽろっとした感じになったら、手で力を入れて10分ほどこね、ツヤツヤでなめらかにまとまったらラップに包んで1時間ほど常温でねかせる。

2) その間に具を作る。ほうれん草は1cm長さ、玉ねぎはみじん切りにする。ソーセージはみじん切りにするか、フードプロセッサーにかけてミンチに。フライパンに油を敷いてこれらを炒め、塩・コショウで味付けしてナツメグで香り付けをする。

3) 生地が落ち着いたら、打ち粉をした台で麺棒を使って細長く伸ばし(できるだけ長方形に整えてください)、高さの1/2以下になるよう、間隔を空けて具を置いていく(こんな感じ↓)

マウルタッシェン1

4) 具を置いた生地を、できるだけ空気が入らないよう半分に畳み、手でしっかり端を閉じてフォークで固定する。↓

マウルタッシェン2

5) 3)で空けた間隔ごとに切り離し、それぞれ端を手で閉じて再びフォークで固定する。↓
生パスタの生地は伸びるので、手で調整しながら成型できます(不恰好でスミマセン^^;)。

マウルタッシェン茹でる前

6) ソースを作る。フライパンまたは小鍋に牛乳を熱して焦がさないようシチューの素とチーズを溶かし、小麦粉で硬さを調整した後、塩・コショウで調味する(これにもナツメグを入れると香りがよいです)。

7) 5)の生地を熱湯で7~8分ほど茹でてざるにあけ、皿に盛って6)のソースをかければ完成!パセリやあさつき、パプリカなどを振るときれいです^^


★パスタ生地は基本的なものを作りました。お好みで卵の分量を加減してください。ドイツのはもうちょっと卵少なめだったかな???^^;

★使用するソーセージは「肉汁が出ない安いもの」がオススメです。マウルタッシェン、もともとは肉食を禁じられている修道女たちがどうしてもお肉を食べたくて、少量のお肉をほうれん草と和えて色目を目立たなくし、更にパスタに包んだのが発祥と言われています。・・・このいわれを考えても、高いお肉を使うとは思えませんよね^^;


 ↓寒~いドイツの冬の風物詩と言えばコレ!
  スパイスの利いたホットワインに、がぶっとソーセージかじったら、最高ですよね~^0^
  このソーセージ、500円台ですよ!!(@ @)


心も体も温まるホットワインドイツ グリューワイン赤ワイン/やや軽口(ミディアムボディ)/1000ml


ボリュームアップ!ドイツの焼きソーセージブラートヴルスト4本入


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Last updated  2008.01.23 10:37:16


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