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身近な食材であるタマネギですが、さまざまな効能があることが分かり、見直されています。
どこにでもある、家庭の常備菜、だけじゃありません。
素晴らしい、得難い効能を持った野菜なのです。
タマネギの健康効果のもとは 「硫化アリル」 などの イオウ化合物 です。
揮発性の高い物質です。
タマネギを切ると、涙が出てきますが、これはオウ化合物のためです。
「くそー、涙が出てきて、イヤだなー」と思っていた方、これからはタマネギで涙が出てくるたびに「ありがたや、ありがたや~」と思うかもしれません!
硫化アリルは加熱すると、 ピロピルメルカプタン という物質に変化します。
糖度の高い物質です。
タマネギは生で食べると辛いですが、加熱すると甘くなりますよね。
これは、加熱によりプロピルメルカプタンに変化するためなのです。
タマネギの効能をざっと並べてみると・・・
★高血圧や糖尿病予防
イオウ化合物には、 血栓をできにくくする作用 があります。
また、 コレステロールの代謝 を促します。
血液がサラサラになって 動脈硬化予防 となります。
血液サラサラとなります。
★疲労回復、精神安定
イオウ化合物には、ビタミン B1 と結合してアリチアミンとなり、 ビタミン B1 の吸収を促進 します。
ビタミン B1 の効能である 疲労回復、不眠解消効果 が促進されます。
★がん予防
タマネギに含まれている ケルセチン という ポリフェノール によるものです。
ケルセチンは 外皮 に多く含まれています。
抗酸化作用 があり、がん予防や活性酸素除去に役立ってくれます。
脂肪の吸収を抑制する作用もあるので、 ダイエット効果 もあり。
抗酸化作用は アンチエイジング に効果ありですね。
★食欲増進
硫化アリルには 胃の消化液の分泌を高め、食欲増進させる効果 があります。
さまざまな効能のあるタマネギ。
できるなら、その効能を余すところなく摂取できる食べ方を工夫したいですよね。
タマネギは、 加熱前と加熱後で、成分が変化 します。
加熱前と加熱後で、辛い→甘いと味も変化するので、イメージしやすいかもしれません。
・切ったら室温で 30 分放置
タマネギを調理するときには、室温で 30 分ほど放置しましょう。
タマネギを切った後にする加熱すると、薬効成分が失われてしまいます。
しかし室温で放置してから加熱すると、有効成分が失われません。
・スープで食べる
サラダに入れるとき、水にさらしたりしますよね。
水にさらすと辛みがとれるので、食べやすくなります。
でも、水でさらすとタマネギの 有効成分も溶け出してしまいます!
どうしても水にさらしたいときは、さらしたあとの水を スープ などで再利用しましょう。
タマネギの革には 「ケルセチン」 という ポリフェノール が含まれているので、できれば皮も食べたいです。
そのままだと硬いので、煮込んだり、砕いて粉末状にしたりして食べると良いですね。
皮を料理に使う前には、よく水洗いしましょう。
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