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合成成分と聞くと、それだけで肌に悪そうなイメージですよね。
スキンケアにこだわる人ほど、「私は合成成分の入った化粧品は使わない! 天然成分だけを使うの」と言うことが多いようです。
合成成分の定義は、はっきりとは決まっていません。
一般には、 石油由来 のものを指すことが多いようです。
合成成分の中でも、 シリコンやミネラルオイル などは、化粧品の成分として、よく使われます。
しかしいずれも、悪者扱いされていることが多いです。
自然ではないものは、すべて悪いもの。
そう考えると、どうしても合成成分は悪しきものになってしまいます。
ちなみに天然成分も、はっきりとした定義は決まっていません。
しかし、 海や山の植物、動物から抽出されたものを、天然成分と呼ぶ ことが多いようです。
合成成分が嫌われる原因は、かつて精製度の低い、不純物を大量に含んだ鉱物油が出回っていたことにあるようです。
そうしたものを使ったことにより、多くの 肌トラブル が引き起こされ、問題となりました。
石油を生成してつくられる鉱物油は、きちんと生成されていれば、 無色無臭 です。
酸化も変質もしません。
とても安定した成分です。
現在では、化粧品に使用されている鉱物油の精製技術は、とても高いです。
以前のように、不純物が大量に残ったままになってしまって、皮膚に刺激を与える、ということもほとんどありません。
しかし、できるならば、自然なものを使いたい、と思うのが女性です。
なるべく自然なものを、自然な形で使いたいものです。
化粧品の開発者たちも、日々研究に励み、なるべく体にやさしい合成成分をつくろうと、努力しています。
BG という石油由来の成分については、植物由来で生成していく研究が勧められています。
しかし、いまだ実用レベルではありません。
その大きな原因は、 ニオイ です。
刺激性とか安定性ということなら、問題ないのですが、ニオイがあるので、ストップしてしまっているのです。
いくら安定していて、刺激が少なくても、ニオイがきつくては、スキンケアに使えませんよね。
化粧品に使う成分は、肌につけるものです。
効果や安全性も、もちろん大切だけれど、良い香りがするとか、肌なじみが良い、というのも、選ぶときの大切なポイントですよね。
私も、ローズの香りのする化粧品が大好きです。
ローズの香り、とパッケージに書かれていると、すぐ手に取ってしまうこともあるくらいです。
やっぱり、においって大切ですよね。
スキンケアタイムは、リラックスタイムでないと、いけません。
いずれにしても、本当の意味で肌に良いものを選ぶためには、
「天然成分だから大丈夫」
「合成成分だからダメ」
と、二元論で片付けてしまうのはいけません。
自分に合うものを、じっくり選んでいきたいですね。
お肌のために、スキンケアは行うものです。
そして、美白やスキンケアなど、なりたい自分のために使うスキンケア化粧品なら、よ~く選んで、決めたいですよね。
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