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2025.01.15
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カテゴリ: 旅日記
2025/01/15/水曜日/晴れ後くもり



12/29 松江



駅に着くや観光案内所オープンとは幸先よし
神魂神社、八重垣神社 に午前中行きたいことを相談すると、間も無くバス発車とのこと。


荷物ロッカーが 100円5枚 ∑(゚Д゚)に慌てながら、
バスになんとか間に合う。


30分は揺られてバスの中は私一人。
すぽーんと降りたところが 風土記の丘 というバス停


このバス停には目指す神社の看板があった↓



国宝の神社 、とはすごいなあと見ていると、そのすぐ側には 熊野大社 の案内。
あら、そちらが 出雲一之宮 なんですねー
出雲大社 ではなく!発見←そのレベル(^^)




ここまで来ることはそうそう無いこと。
ちょっと歩くけれど、 真名井神社 にもやっぱり寄ってみよう。一人旅の断然良い点でございます。



真名井神社とバス停往復は35分くらい。
ゆっくりと歩く。

奈良時代、ここらに 国分寺 国衙 がおかれ、中央統治としての 律令国家の 中心地だった。


国司は都から派遣されたが、出雲だけは特殊で 出雲国造家 が担い、 風土記 も彼らが編纂したのだとか。
甚だ異例で、それだけでも出雲の重みが伝わる。


そうしてそのずっと昔から実は、 大庭 からこの辺りが  富家=向家 なる東出雲族王族の本拠地だった。


そんな場所に真名井神社はある。


◼️ 真名井神社





光射す 神奈備山 (=茶臼山)は、出雲にある四つの内の一つとか。特別に鎮まった印象をもつ。


その山の懐にある真名井神社へは、現在松の長い参道があるが、古はいかがだったか。
人っ子一人いない道をゆく。





伊弉諾尊 天津彦根命 が祭神というから、今は 天津神 のお社ということになる。





天津彦根命は 天照大神 素戔嗚 のウケイの時に生まれた子神で、やがて 山城国造の祖

桓武天皇が 平安京に遷都するに当たり、 山城国 の秦一族が土地も資金も大いに助けた、ときく。

となれば、天津彦根の祖先は 秦氏
ユダヤの失われた十支族 である可能性も。




しかし、聖地というのは動かない。

祀る神やしきたりは時と共に変化しても、
地層のように重なっていくのだ。





水。まして滝や湧き水のある所は出雲族台頭以前から神聖な場所だったろう。

見渡す広い平野からは稲作の風景が伺えるよう。

たっぷりと水が湧き出るありがたい山。
田を潤し、稲が育つ瑞穂の国、葦原の中津国、
そんなことばが浮かんでくる。


お社はこじんまりとした 大社造り



社務所があったが人の気配はない。
このお社の御朱印を得られた方もいるようだけど。




古さびて、枯れて清潔
正月の用意がととのえられている。


神魂神社 を目指して歩く頃には薄日がさして、
萌のような輝きの山姿











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最終更新日  2025.01.15 16:13:54
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