2004年02月の記事
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さば缶のうどん
みなさん、こんにちは。選挙期間中のそうしゅです。毎日、選挙事務所の賄い、がんばっています。でも、うちの賄いもちゃんとやってますよ。料理は好きなんだな、きっと。昨日の夜はうちいりうどんにしました。うちいり・・通じないか？煮込みうどんのことです。さて、昨日のうどんのつゆは、ちょっと思案していました。鯖缶。以前から一度試してみたかった。「阿弥陀堂だより」という本に、でてきました。米も野菜も自給自足、肉も魚もほとんど食べない生活のばあちゃんが、唯一現金で買う鯖の缶詰。夕飯はほとんどうどん。うどん汁には鯖缶を入れる。残った汁に冷や飯をいれ、明朝はおじや。この本はすごくよかった。生きることに不器用な夫婦と、昔からの生活を変えることなく年を重ねていく村の人。阿弥陀堂を守る老婆、主人公を育てた祖母、その慎ましくも逞しい、強さに満ちた謙虚な生き方。優しくて、悲しくて、暖かくて、美しい物語でした。映画になったので知っている人も多いでしょう。私は、映画の方は観ていません。映画公開中はまだこの本を読んでなかったので、知らなくて。本の中ででてくる、鯖缶のうどん。一度試してみたかったので、やってみました。すっごくおいしかった・・・鯖の身の柔らかさ、鯖缶の汁と脂、それがうどんに合います。是非一度お試しを。今日のお弁当はありません。
2004.02.27
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ちょっとお疲れです
みなさん、こんにちは。そうしゅです。このところ、ちょっと体調が良くないです。疲れています。実は、選挙運動中です。隣町の町議会選挙。と、いっても、今回はウグイスではなく、まかないです。私としては得意分野であり、また、一緒にまかないを預かる人たちもいい人達で、あまり気も使わずにすむから、そう影響はないと思い、依頼を受けたのですが・・・甘かった。何しろつくる食事の量が違います。月曜日は、５０人分のいなり寿司とポテトサラダと豚汁を作ったら、もうどっと疲れてしまって、腕が上がらなくなってしまって、その晩は火がついたように体中が痛んで、熱がでて、眠れませんでした。考えを変えねば駄目だ、と、反省しました。昨日はそれでも出陣式なので８時半に行き、でも、人手が足りているようなので、午後２時過ぎに帰らせてもらいました。そして、自分の病気のことと、壊れた身体なので持久力がなく、長時間頑張れないことをあらためて説明し、人手が足りているところは休めるように、午前と午後のどちらかだけで勘弁してもらうようにシフトを組んでもらいました。今日は遅番なので、午後４時までにいけばいいのですが、その前に家のことを片づけて、それから少し横になって、それから行きたい。もうずっと、微熱があるので。選挙に出ているＴさんは、友人であり、仲人でもあります。楽しくて、真面目で、誠実で、努力家です。５１歳。現役の演劇人です。彼がでると、主役も女優もみんな食われてしまいます。若い役者達など、ひとひねり。でも、その若い役者達が、彼を慕い、敬い、同じ舞台に立ちたがるのです。今、彼は「選挙」という芝居を演じているように見えます。勿論、本人は大まじめですが、私や旦那には、彼が彼を演じているように見えます。沢山の人に注目され、舞台に立っている、あの時の生き生きとした表情、目の輝き、同じなんですもの。と、いうわけで、また日記も休みがちですが、ご容赦の程を。今日のお弁当御飯、梅干し、自家製海苔佃煮（まずいのり加工）チキンカツきんぴらゴボウすみつかれポテトサラダ昆布豆きゃらぶき香の物
2004.02.25
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塩がまつくりました
みなさん、こんにちは。そうしゅです。寒梅粉が残っていたので、なんとなく塩がまをつくりました。寒梅粉は別名「焼みじん粉」ともいい、落雁の材料などに使う、目の細かい和菓子材料です。古河ではお目にかかれないマニアックな素材です。東京に行ったときに見つけて、まとめ買いしてきたものが、まだ２袋残っていました。落雁も作れますが、今回はパス。落雁は甘さを凝縮したようなくどさがあり、お茶なしでは手に負えません。お茶も、抹茶。濃茶でもいいくらいです。塩がまは軽くて柔らかく、ゆかりの塩っ気が後味もさっぱりさせてくれるので好きです。こちらのお供は緑茶で充分。勿論、抹茶のお供にもなりますが。家庭で作るのに落雁より塩がまがいいのには、もう一つ理由があります。打ち物菓子はやはり、木型がほしい。木型の美しさが、打ち物菓子の真骨頂であり、落雁の美しさはまさにそれ。塩がまは味が一番、形が多少いびつでもまあ、いいけれど。落雁は完成された造形美であり、一つ一つが工芸菓子なのです。さて、塩がまは上々の出来。せっかくなので、旦那のおやつに少しもたせました。事務所のおばちゃん達と食べなさい。それと、今日は午後、出稽古なので、生徒達に持っていって、お茶の時間に一緒に食べます。切り分けるときちょっと崩れちゃうのが難点。美味しく作れても、この、詰めの甘さが素人たる所以です。ま、いいか。今日のお弁当ごはん、うめぼし、ふりかけぶりの照り焼きサンマと大根の煮付けひじき煮薩摩揚げのやわらか含め煮黒豆香の物
2004.02.20
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老いていく人と共に
みなさん、こんにちは。そうしゅです。今日は自分のお稽古に行きます。水曜日なので、途中で同門の名取さんを一人、拾っていきます。彼女は８４か５か６・・くらい。一昨年当たりから足が弱くなり、昨年から、私が週一回だけ送り迎えをしています。ボランティアとか、そんなつもりじゃありません。もともと、私と彼女は稽古日が同じで、変える方向が同じなので、帰りは私が来るので送っていたのです。それが、足腰が弱くなり、歩くのがいよいよ辛くなり、稽古場から足が遠のいてしまったので、行きがけに彼女を拾っていくことにしたのです。杖をついて、危なっかしい足取りで、彼女は何とかかんとか家から出てきます。しかし、稽古場に入って、いざ稽古が始まると、足取りもしっかりして夢中で稽古します。私の稽古の倍以上の時間、先生が「もういいでしょ」と言うまで。（笑）踊りをやめたら、だめになる・・彼女をみていると、私はそう思います。そして、その言葉は、踊りを生き甲斐にしている多くのお年寄りにも、なにより私自身にいえることです。彼女は、もともとは和裁の先生で、お弟子さんも沢山いたそうです。でも、もう、針をもてません。視力も衰え、針をもつ指先がふるえ、半襟一つつけるのも大変だと言います。人は誰でも年をとり、衰え、弱くなります。身体も、心も。でも、その命にしみ込んだ経験という歴史は重厚なる宝です。和裁の知識やこつを聞きかじったり、今は流通していない和服の生地の種類や特徴をおそわったり、私は彼女に沢山のことを教わっています。車で運ぶくらい、おやすいご用なのです。私は、たぶん、原則的にボランティア精神の欠落した人間だとおもいます。代償を求めてしまうから。金銭ではありません。勿論、金銭は好きだけど、あるにこしたことはないけど。とにかく、人になにか手を貸すことは、ひとつも苦ではないのですが、私は相手が喜んでくれることを望んでいます。「ありがとう」とか「うれしい」とか、そういう言葉。言葉でなくても満面の笑顔とか、そういうもの。無償ではない以上、私の好意はボランティアではないでしょう。そう言えば、ずっと以前、福祉施設のお祭りのお手伝いをしたとき、打ち上げの席でそこの施設の先生をしている方が言いました。「今日は皆さんにお世話になりました。でも、私たちも皆さんのお世話をしました。だから、お礼は申しません」私は、「はあ？」と、思いました。納得いきませんでした。小さい頃から、人と人は助け合い、感謝しあうものだと思ってきました。障害者だろうがなんだろうが、なにかしてもらったら、お礼を言うのが当たり前で、だから、自分がなにかしたら、お礼を言われるものだと思っていました。それ以上を求めているわけではなく、それが、人と人の結びつきなのだと、思っていたのです。ボランティアは性に合わない。そう思ったのはこの出来事がきっかけでした。人それぞれに価値観が違い、私のような不純な人間ばかりではなく、無償の愛で奉仕するひとは沢山居るのかも知れません。そんな人を「すごいなあ・・」と横目でみながら、私は今日も、日々老いていく友人と共に、お稽古に行ってきます。車に乗り込むときの彼女の、「すみません」というちょっと重たい言葉とはにかむような笑顔を、降りるときの「ありがとうございます」という嬉しい言葉をもらいながら。今日のお弁当ごはん、うめぼし、ふりかけ焼売の醤油煮サンマと大根の煮物ひじき煮黒豆かぼちゃの煮付け香の物
2004.02.18
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久しぶりです。
みなさん、こんにちは。そうしゅです。久しぶりに来て、長い日記を書いたら、消えました。？？？？？だから嫌いだ、機械なんて。時間がないので、またあとで書き込みに来ます。いろんなことがあって、いろいろ、書きたいことはあったのだけど、すでに大半は忘却の彼方。やれやれ。
2004.02.15
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まずいのり回収中
みなさん、こんにちは。そうしゅです。えーと・・デザイン変えてみました。いつのまにか、随分ふえてた。けっこうかわいいのあって、迷ったけど、やっぱ和風が好きかな。最近ちょっと体調悪くて、なかなか書き込めないです。風邪引いてしまった。一番恐れていたのだけれど。免疫を押さえているから、なおらないのね。私。２月になったけど、こんなスタートです。ところで、最近、海苔を煮ています。まずいのり。きっかけは、実家で出てきた海苔を、母が「このまずい海苔、まだすててなかったの？」と、言ったこと。頂き物の、いい海苔なのに、何時までも食べないうちにまずくなってしまったもの。私「捨てるなら頂戴」母「どうするの」私「加工する」で、佃煮をつくって半分持っていきました。海苔の佃煮。つまり、「ごはんですよ」とか「江戸むらさき」とか「磯のり」とか言う名前でうられているやつね。私「はい。まずい海苔半分返す」これが大好評。姉夫婦は「飲みたい」とまで言った。どこに持っていっても目を丸くして驚く。人を驚かすのって、ほんと楽しい。古くなってまずくしちゃった海苔、もともとまずい海苔、うっかり湿気らせてしまった海苔など、そうしゅにおまかせを。まずい海苔、ただいま回収中です。今日のお弁当御飯、梅干し、ふりかけ桜エビの卵とじ焼き鮭根菜の煮物昆布豆菜の花のからし和え蛤のしぐれ煮
2004.02.02
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