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今さらながら見ました、月曜名作劇場『今野敏サスペンス 隠蔽捜査〜去就〜』ちょっと前に見た『今野敏サスペンス 警視庁東京湾臨海署~安積班』よりも原作のイメージに近い感じがします。もちろんテレビドラマですから、解りやすくするために架空の組織レンジャーを登場させたり、色々やってます。そんな瑣末なことよりもやはりキャスティングが良いのでしょうね。特に伊丹刑事部長の古田新太さんはドンピシャリ。あの軽妙で本音と建前を使い分け、ちょっとカッコ付けたがりのところが見事に嵌ってます。もちろん竜崎所長の杉本哲太さんも、原理原則を貫く堅物感がピッタリです。ただ、これは脚本なのか監督なのか解らないけど、ちょっと軽い。竜崎所長は仕事に関しては揺るがないんですよ。原理原則に従って合理的な判断を下すのですが、杉本竜崎はちょっと感情の揺らぎが見える(俳優さんはそう演じている)。それだと竜崎の個性が弱くなっちゃうんですよね。いずれにしろ、楽しめました。皆さんに全ての良き事が雪崩の如く起きます。
Mar 18, 2019
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『ヴェノム』Amazonよりなんでもスパイダーマンに出てたキャラらしいんですけど、そのスピンオフが大ヒットした映画だそうです。よく分からない宇宙から来た寄生生物に寄生されるとスーパーマンになっちゃうんですが、その寄生生物が人間を餌としか見てないという。。。その上、寄生された奴も、有能なジャーナリストなのかもしれないけど、どうしようもないクズ。それじゃあ、誰も主人公に感情移入できないんじゃないかって話ですが、そこが脚本の妙。もっと悪い奴用意して、しかもそっちは金持ちで、ありとあらゆる手段使って主人公を追いかけ回すんですわ。そのアクションも素晴らしいのですが、その過程で、どんどん主人公らに肩入れしている自分がいるわけですね。そこに持って来て、徐々に寄生生物のヴェノムが主人公と折り合いを付けて、ええ奴になって行くんですよ。でもって、最後にとっておきの隠し球が出て来るんですが、それは見てのお楽しみ。『ヴェノム』は、この手のハリウッド映画ですから、小額瀬が見ても楽しめます。皆さんに全ての良き事が雪崩の如く起きます。
Mar 10, 2019
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人気のTVドラマ「3年A組 今から皆さんは人質です」が、いよいよエンディングに向って一気に物語りが転がり始めた。痩せたカラダに脂汗にじませて、気力を振り絞り涙ながらに生徒たちへ語りかける柊。ちょっと前なら信じられないくらい暑苦しいドラマですが、それが受けているのかなぁだとすると時代が変わって来たのかもしれないですね。みなさんに全ての良き事が雪崩の如く起きます。
Mar 3, 2019
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月曜名作劇場「警視庁東京湾臨海署〜安積班」の録画をやっと見ました。連続ドラマとはキャストががらっと変わってますね。主演の安積班長を中村芝翫(しかん)氏。いや、貫禄有りすぎでしょう。安積は中間管理職で部下の扱いに悩みながら、周りの評価(高評価)に自己評価が追いつかず、悩みながら、しかし警察官としての矜持は曲げずに、事件を解決していくのが魅力なんですよね。まぁ、ドラマと小説は違うし、小説ほど人間を掘り下げたら、2時間で犯人逮捕までいかないでしょう。だからまぁ、安積班長はいいとしても、他のキャストが弱過ぎる。櫻井と黒木が最後まで区別が付かなかったし、須田はあんな無能でも根性無しでもないし、ちょっと残念な感じですなぁ。皆さんに全ての良き事が雪崩の如く起きます。
Mar 2, 2019
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日本の伝説的SFコミックの映画化、それも全世界歴代興行収入の1位と2位を独占しているジェームス・キャメロンがプロデュースし、自ら脚本を書いた映画なら、これは見ない訳には行かないでしょう。と言う事で本日公開の「ALITA バトル・エンジェル」を朝イチで見てきました。さすがにキャメロンがプロデューサーしているだけあって、お金のかかり方が桁違い。この映像を作るためにどれだけの新技術がつぎ込まれているんだろうって思いますね。なにがすごいって、冒頭でいきなり目覚めたアリータがオレンジを齧るんですよ。その齧ったオレンジを人間の俳優が皮を剥いて食べる。そして今度はアリータもその房をつまんで食べるんです!CGで物を食べさせるってメチャクチャ高度なことなんですが、それを人間と同じ物をつまんでいるって考えられないレベルです。ストーリーの方はやはりどうしても原作からかいつまんで作った感は否めませんね。原作の「銃夢」自体、4巻くらいまでしか読んでないので、モーターボールの行とかは知らないのですが、ヒューゴにアリータが惹かれる過程とか、なぜヒューゴが上を目指すのかとか、イドが子離れして行く過程とか、もう少し丁寧に描いた方が深みが出たでしょうね。とは言え、あれだけのアクションを詰め込むためには、そういう情感の部分を削らなければテンポ良い映画にならなかったのかもしれません。でもなぁ、しっかり人間が描けてないと観客が置き去りになっちゃうんだよなぁ。なんか続編がすぐにでも出てきそうなエンディングだったんで、次回作に期待ですね。さて、映画を見たあとはランチです。久々にコッペさんに来ました。メニュー。10年位前から値段が変わってない。いつもの蟹クリームコロッケを注文しました。\スンッ/
Feb 23, 2019
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昼前に道路の凍結が溶けたので『マスカレード・ホテル』を見てきました。まぁ、キムタクが主演ということで、アンチがやたらとネガティブな書き込みをしていますが、「何やってもキムタク」だから何なんだ?という気がしました。新田@キムタクとても良かった。全てを疑ってかかる刑事のひねくれぶりが、対照的にお客様を第一に考える山岸@長澤まさみと、始めは反発しあいながら、互いのプロフェッショナルぶりに認め合う様になっていく。上手く描けていたと思います。この二人を中心とする群像劇を見ているだけでも面白いのですが、ミステリーとしても見事に犯人をカモフラージュしています。本筋の予告殺人を防ぎ犯人を逮捕するという部分に関係のない話が次々と出てくるんですが、これが木を隠すなら森の中と言う感じで、見事に犯人の行動を隠しているんですね。だから、間延びしているとか、関係のない話が続くとか言う批判はお門違いなんです。そして話ははじめに戻って、この関係のない話がホテルに訪れる怪しげな人たちが繰り広げる群像劇として大変面白い作品にもなっています。つまり、『マスカレード・ホテル』は一粒で二度おいしいグリコみたいな映画なんですね。ちなみに、原作も読んだのですが、まるっきり内容を忘れていて、最後まで映画に集中して楽しめました。皆さんに全ての良き事が雪崩の如く起きます。
Feb 10, 2019
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『ミス・シャーロック』AmazonよりHuluオリジナルドラマって言うから、低予算だと思ったけどバカにできない。まぁ、実際にタレントさんのギャラ以外にあまりお金かかってない様に見えますが、地上波の連ドラレベルのクオリティだと思います。それで何が良いかというと、設定も面白いし、脚本もいい。なにより俳優陣がめっちゃ楽しそうに演じているのが良い。テンポが良い!コメディも入ってて見やすい。原作知ってる人も、知らない人も楽しめる。事件系の海外ドラマって感じで良かった。ただパロディなだけじゃなくて、ホームズが現代にいて女性だったらという設定がキレイに嵌っていて、続編あわよくば劇場版になってもいいと思います。皆さんに全ての良き事が雪崩の如く起きます。
Feb 7, 2019
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『ザ・プレデター』Amazonより異星生物のアクション映画としては面白いですね。アクションも多いし、プレデターと1987年の来襲からプレデターを研究している「スターゲイザー」と主人公らの落ちこぼれ軍人達という対決の構図も面白い。アクションも派手だし、キャラクター達も濃いし、2時間弱の作品ですが、中身が濃くてそれ以上の映画を見たという充実感があります。ただ、プレデターの設定が変わってしまってるんですよねぇ。強い相手を求めて戦いを挑む、騎士とか武士みたいな精神性を持ってた誇り高い種族だったのに、強くなるために他の種族の遺伝子を取り込んでいくドーピング種族になってしまっている。あと、人間同士の対立を持ち込んだおかげで、面白くはなったのですが、プレデターが人を狩るというヒリヒリした緊張感がなくなって、ド派手なアクションエンターテイメントになっているんですね。つまり、『ザ・プレデター』は面白い映画なんだけど、プレデターである必要はなかったって感じですね。皆さんに全ての良き事が雪崩の如く起きます。
Jan 19, 2019
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『MEG ザ・モンスター』Amazonより巨大鮫の映画というとジョーズを思い出すのですが(リアルタイムで見た)、撮影技術も上がって遥かに迫力のある映像が撮れているはずですが、全くジョーズには及んでないというのが個人的な感想。最初、姿の見えない怪物というところは良かったのですが、すぐにメガロドンとわかって、あとは怪獣映画になってしまいました。もちろん怪獣映画は大好きですので、面白い映画ではあるんです。ただ、怖さがない。エンターテイメントとしては楽しめるのですが、メガロドンの怖さを感じられない映画なんです。やはりジェイソン・ステイサムを主人公にしたのが良く無かったのかなぁ。。。彼を主役に据えるとアクション映画しか選択肢なくなるもんなぁ。『MEG ザ・モンスター』は面白い怪獣映画として見てくださいね。皆さんに全ての良き事が雪崩の如く起きます。
Jan 15, 2019
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『レディ・プレイヤー』Amazonより無数にちりばめてある映画や80年代のゲームやアニメカルチャー等を当時体験していない若い層にはどう映るかはわかりませんが、40〜50代の世代にはたまらないものがあると思います。ストーリーとしては有りがちなというか、一般的な勧善懲悪のハリウッド映画です。白人の貧乏ヲタク少年のバーチャルとリアルを交互にスイッチしながら、疾走感のあるアクション映画に仕上がってます。しかし、「マトリックス」で切り開かれた仮想現実リスクへの警鐘メッセージを、子供から大人まで判りやすく描いています。また、登場人物のリアル部分がみんな切なくて、そこも見どころです。『レディ・プレイヤー』を見て、歳を取っても、若い感性でいろいろ挑戦し続け、こんなエネルギッシュな映画を撮ることができるスピルバーグが、本当に羨ましいと思いました。皆さんに全ての良き事が雪崩の如く起きます。
Jan 4, 2019
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今年もお付き合い下さった皆様、読者の皆様、ありがとうございました。いつもなら1年を振り返るところですが、今年はギリギリまでバタバタしていたので、大晦日になって見たかった映画を見て来たので、振り返りは無しです(笑)もうね、へりくつはいいや。シネコンでも大きなホールで、映画が終わった後、字幕が終わるまでに立った人が2人だけでした。さらに、ハンカチを目にあてながら出てくる女性も。。。それだけで、この映画がわかるよね。クイーンってフレディー・マーキュリーだと思ってたけど、そうじゃなかったというのがニワカには良くわかりました。みなさんに全ての良き事が雪崩のごとく起きます。ポチッとしてもらえると嬉しいです。
Dec 31, 2018
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『グレイテスト・ショーマン』Amazonより遅まきながらレンタルで見ました(笑)いや、素晴らしい映画なのはわかってたんですよ。なのに今まで見なかったのは、なんか素直になれないというか、良い年して何言ってんだと言われそうですが、そいういうちょっとひねくれた感情があったからなんです。で、やっぱ、素晴らしかった。想像以上だったのがフリークス達。ジェニー・リンド@レベッカ・ファーガソンにガッツリ歌わせて、対比でレディ・ルッツ@キアラ・セトル率いるフリークス達にストンプ&ハンドクラップの激しい歌声をもってくるなんて。原始の生命力というか、歌詞が胸に、歌声と響きが腹にズンズンと伝わってくる。これがスゴイ。ある意味、気をてらわずストレートに眼と耳と心に訴えてくるメッセージを前に、自分も感情が揺さぶられている事に気づかざるを得ない。加えてフィリップ・カーライル@ザック・エフロンが選択した人生こそが、この映画が現代の私達に訴える最も大事なメッセージだと思う。今なお残る差別や嫉み、これに抗うのには、理論ではなく、明るくパワフルなこれら「歌唱と演舞」なのだろうと実感しました。『グレイテスト・ショーマン』はDVDを手元に置いておきたい作品ですね。皆さんに全ての良き事が雪崩の如く起きます。
Dec 30, 2018
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下町ロケットの最終回を見て、なんだかなぁという気になりました。あれって、日曜日の夜にお父さんを元気づけるドラマなわけでしょ?なのにあの終わり方じゃ、まるでスッキリしませんよね。そしたら、正月に特番をやるみたいで、そのための布石を最終回に打ってるわけですよ。ドラマはドラマでスッキリ終わらせて、特番は特番で、スピンアウトでも事後の話でもやれば良いんですよ。最近、映画でもこういうの増えてるけど、なんだかなぁ。。。皆さんに全ての良き事が雪崩の如く起きます。
Dec 26, 2018
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『ブレイブストーム』Amazonより大昔の特撮TVのスーパーロボットレッドバロンとシルバー仮面という全く別の番組を足してリメイクしたという不思議な作品。こういう作品に細かなストーリーとか、人物描写とか、言い出しても意味は無いと思う。山本千尋さんという、どことなく昭和臭のする女優さんが、突然目を見張る様な中国風のアクションをして度肝を抜かれたけど、この人、武術太極拳の世界大会で2回も優勝してるホンモノなんですね。そういうオマケもありつつ、やはりこの映画のキモは巨大ロボット同士の戦いでしょう。冒頭のCGのショボさに期待してなかったですが、巨大ロボットだけは素晴らしかった。壊れる建造物とか、ロボット以外のディティールは手抜きとまでは言わないけど、詰められてないが、ロボットには一切の妥協がない。相当低予算だったみたいだけど、しっかり予算を確保していたら、パシフィックリム越えられるんじゃないかって期待できる映画でした。『ブレイブストーム』日本の特撮も素晴らしいね。皆さんに全ての良き事が雪崩の如く起きます。
Dec 22, 2018
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『ブリーチ』Amazonより想像以上に魔物のCG もリアルで楽しめました。原作も最初の頃に読んだだけですが、キャラクターもよく似せていたと思います(ルキア除く)ホロウに壊された街もオープンセットなのか、日本映画にしてはかなり大きく作ってあって、CGとの馴染みも良くて、アクションも素晴らしかった。ただね、やたらと説明で済ませようとするのはどうかなぁ。それを取っ払ったらストーリーがなにも残らない。また、織姫やチャドがなにかしら死神化した一護を感じるシーンがありながら、全く回収されてないし、そういう残念な要素が多いのも確か。『ブリーチ』は無理に詰め込みすぎたんでしょうね。エピソードを削って、キャラクターを掘り下げた方が良かったと思いますね。みなさんに全ての良き事が雪崩の如く起きます。
Dec 17, 2018
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『カメラを止めるな!』Amazonよりたった2館で上映が始まって、面白いとSNSで話題になり、ついには全都道府県で上映されたというまるでブレアウィッチプロジェクトの様な映画です。まぁ、あれはホラー映画をドキュメンタリー風にリアルに撮ったらどうなるかってだけの映画ですが、こっちは恐ろしくレベルの高い事をしています。映画が始まってものすごくB級感ただようチープな展開なのですが、ふとある事に気づくと、この映画がとんでもなくハイレベルな事に挑戦している事に気づきます。俳優陣も照明さんもカメラマンも音声も特殊効果も、なんでそんなことできるんだってレベルの事をさらりとやってのけてます。そして後半でさらに破綻無く、キッチリと全ての付箋を回収して行きます。脚本家すげぇ〜!!その上、この後半が一見ものづくりの裏側を描いたコメディーに見えるんですが、実はしっかりと映画愛を描いた人間讃歌になってます。『カメラを止めるな!』は、逆境に置かれたダメ人間たちが、知恵と勇気とを乗り越えて、最高の笑顔をつくる物語です。みなさんに全ての良き事が雪崩の如く起きます。
Dec 12, 2018
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『ラプラスの魔女』Amazonより原作は東野圭吾さんの小説で、そっちが面白かったので拝見しました。2時間でよくまとめたなぁという印象はありますが、なぜか冗長な感じが拭えないんです。かなり大幅に原作を削ってあって、それは映画化には仕方ないのですがその割には長く感じるのはテンポが悪いからでしょうか?そして削った所には個人的には一番大切だと思う著者からのメッセージが丸々入っていて残念。最後にちょっと触れるのですが、原作ではかなり早い段階でじっくり語っていて、その意見が通底しているメッセージだと思うので、映画の方は芯がないというか、表面をなぞっただけに見えました。『ラプラスの魔女』、時間が許せば是非原作もお読み下さい。
Dec 4, 2018
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『不能犯』Amazonより元々はマンガなのですが、小説化されて、さらに映画になりました。宇相吹という主人公が依頼殺人をこなしていくわけですが、その方法がマインドコントロール。小説の方は読者が高い確率で不快な気分になるミステリーで、作者はわざと後味が悪くなる様に書いています。誰しも経験している“人が闇堕ちしていく過程”はちゃんと描かれているので、そこを突かれたら確かに自分もと思ってしまえるところが、後味の悪さなんでしょうね。小説だと依頼殺人をこなしていく過程がビックリするくらい雑なんですが同じような事をしても映画だと映像として見せられるので妙な説得力があるんですね。小説の方はスピンオフなので、登場人物も違うのですが、映画では多田刑事という宇相吹との対照的な存在として描かれ、希望を与えてくれます。映画版『不能犯』はその点で不快感が少なくなっているので安心しておすすめできます。。みなさんに全ての良きことが雪崩のごとく起きます。
Nov 12, 2018
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『いぬやしき』Amazonよりいぬやしきって何だろうと思ってたら、見始めてすぐに解決。主人公の姓だったんですね(笑)自宅で見るには頭の中を空っぽにできるおバカな映画が好きで、この映画もそういうものだろうと借りて来たのですが、意外や意外。2人の人間が記憶をもったままスーパーロボットになって、片方はその力を悪にもう片方は善に使い、それがぶつかるというおバカ映画の典型みたいな設定ですが、意外に考えさせられます。二人の行動がどんどんエスカレートして行くのですが、その行動がそれぞれをさらに深みへと導いて行くのです。イライラから人を殺し始めた獅子神はどんどん孤立していくし、人の命を救い始めた犬屋敷は喜びと充実感を得る様になります。結局の処、行動しなければ変わらないし、自分がした事がちゃんと自分に返ってくると。なにせ最後に犬屋敷は自分の一番愛する娘の心を取り戻すんですから。役とは言え、三吉彩花さんを抱きしめる木梨憲武さんが羨まし過ぎますが(笑)佐藤健さんが抱きしめてたって、何とも思わないのですけど同世代のじじいだからでしょうね(笑)『いぬやしき』は下手な自己啓発本よりも感銘を受けると思いますよ。全ての方に、全ての良きことが雪崩のごとく起きます。
Nov 5, 2018
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『大恋愛』が面白い。喜劇役者のイメージが強いムロツヨシが徹頭徹尾二枚目役を演じているんですよ。しかも戸田恵梨香さん相手に!これが本当の二枚目俳優(ディーンフジオカとか?)ならここまで印象に残らない。立ち姿とかただの中年男なんだけど、それが故にアルツハイマーを抱えた恋人に対する愛情と覚悟と優しさが引き立つんですよ。なんかね、高倉健さんが「自分、不器用ですから…」って言う、あの格好良さに通じる格好良さが、進行するアルツハイマーに驚きつつ、受け入れる「無言の真顔」演技にあるんですよ。藤山寛美もそうだったけど、喜劇役者って、実は二枚目を演じた時に本物の二枚目以上の存在感を示すんじゃないかな。皆さんに全てのよきことが雪崩のごとく起きます。
Oct 26, 2018
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『空海―KU-KAI―美しき王妃の謎』Amazonより空海ってタイトルですが、空海が探偵役になって唐の皇帝の死にまつわる呪いを調べていくと、楊貴妃の死の真相にせまるというストーリー。幻想的で、音楽、映像、そして、衣装や小物の美しさが素晴らしい。とにかく長安の街並みは圧巻です。楊貴妃がその美貌が故に唐のシンボルになり、また反乱の引き金にもなりなるのに、決して人を恨まず、人のため、国のために自らを犠牲にする生き様が素敵。また楊貴妃を愛した人達も哀しい。実際の楊貴妃がどうかよりも、玄宗皇帝と楊貴妃の史実の間にこのようなドラマを妄想し、イマジネーションの世界に遊ぶのが正解かな。『空海―KU-KAI―美しき王妃の謎』は、当時の唐がこの映画ような雰囲気であったのではないかなどと、過去に対して思いを馳せるのにも良い映画だと思います。皆さんに全ての良きことが雪崩のごとく起きます。
Oct 6, 2018
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『プレデターズ』Amazonよりちょうど今最新作が公開されているみたいですが、それの一つ前の作品ですね。プレデターというビッグネームがなければそれなりに面白い映画だとは思いますが、どうしても名作である1作目と比べてしまいますから、気の毒ですが辛い評価になります。まず、場所を別の星に移したことがダメ。プレデターってキャラクターは究極の戦闘民族ですが、闘うのが好きなのであって、自分が有利な状態を作って安全に狩りを楽しむってタイプじゃない。そういうゲスいキャラならこんなに人気は出なかったはずです。なのに人を拉致して来て、自分の星に落として、圧倒的に自分に有利な状況で狩りをするわけですから、根本が違う。その上、孤高の戦士として描かれて来たのに、プレデターズと複数にしたものだから、弱い。1〜2作目の圧倒的強さが感じられない。ゲスい人間の描写なんて必要ないから、もっとプレデターを引き立てるべきでした。『プレデターズ』は面白いんだけど、何かが違うと感じる映画ですね。皆さんに全ての良きことが雪崩のごとく起きます。
Sep 24, 2018
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『ランペイジ 巨獣大乱闘』Amazonよりモンスターパニックの王道。三匹の巨獣にシカゴの街が壊されるってだけの話。まぁ、実際には主人公のオコイエ@ドウェイン・ジョンソンと種を越えた友情物語があり、それ故にキャラクターとして面白いし、確実にこの映画の魅力になっているんですが、やはりそこは枝葉。ただ、ただ、巨獣が暴れまくって、街を壊しまくって、軍隊がまるで歯が立たないのを見てスッキリする映画です。細かいことを言えば、黒幕の大企業の経営者があまりのもバカ過ぎるとか、その黒幕の本拠地に簡単に乗り込め過ぎとか、そもそも自分たちで巨獣を呼び込んでおいてなぜ逃げるとか、ツッコミどころは満載なんですが、そんなのどうでも良いと思えるくらい、破壊シーンが良く出来ています。もうそれだけで充分。『ランペイジ 巨獣大乱闘』頭を空っぽにして見るには最高!皆さんに全ての良きことが雪崩のごとく起きます。
Sep 22, 2018
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『探偵はBARにいる3』Amazonより北川景子さんの魅力が詰まった作品です。美人だから演技がうまいのか下手なのか解りにくい役所が多かったのですが、この映画では百面相のごとく、登場時のクールビューティー、脅す怖い顔、泣き顔、抜け殻の様な顔、悲哀を帯びた顔、騙す時の顔、そしてクシャッと笑う笑顔は男なら全部持ってかれますよ。主役の二人の芸達者ぶりは言うに及ばず、リリーフランキーさんのインテリヤクザも意外なハマリ具合で良い味だしていました。脚本は、二転三転する展開も、最後になって解る彼女が見つけたもの(ほろっときます)も、エンドロール後のオチまで含めて、なかなか面白い。アクションシーンはちょっと平凡だったけど、まぁ、そこはあまり追求するところではないでしょうね。『探偵はBARにいる3』はリピート見する事に耐えられる映画ですね。皆さんに全ての良きことが雪崩のごとく起きます。
Sep 15, 2018
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毎週楽しみにしている千葉テレビの週間バイクTVという番組が初めてロングツーリングの企画をする。今までも九州や北海道などには行っているけど、大抵は1〜2泊で、放映は長くても4週。それが800km超のツーリングで9週に渡って放映するという。テレビの場合、普通のバイクだけのツーリングと違って、法定速度厳守、常に四輪と一緒、撮影の為に同じ道を何度も行き来するなどの制約があるので、1日に走れる距離は高速道路でワープしない限り100〜150kmがいいところだろう。それでも最近のバイクTVは引張りすぎというか、昔なら1回の放映で済ませてたくらいの内容を2回に渡って流す様になっている。アシスタントに元AKBの平島さんを使ったり、ドローンで撮影したり、昔と比べて遥かに撮影自体にお金がかかっているのも解るんだけど、ちょっと間延びしすぎてる気がする。はたして9週も番組を持たせることができるのだろうか?皆さんに全ての良きことが雪崩のごとく起きます。
Sep 5, 2018
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『シンクロナイズドモンスター 』Amazonより大好きなアン・ハサウェイが出てるし、パッケージはアンと怪獣が同じポーズしているし、解説ではアンの動きに怪獣がシンクロして動くとあるし、これはおバカなB級コメディーだろうと期待して借りました。そしたらまぁ、見事に外されました(笑)なんだろうなぁ、嫉妬とかヤッピー(古いけど)の勘違いとか、アメリカの田舎者のマッチョ的な思考とか、結構、ギスギス、ジメジメした話が中心になってます。そこに出てくる怪獣が一服の清涼剤みたいな感じで、笑わせてくれて良いバランスです。それにしてもアン・ハサウェイって、役柄によって見事に体型を変えてきますねぇ。今作では自堕落な失業中の女性ということで、結構な下半身デブになってました(笑)『シンクロナイズドモンスター 』は良くも悪くもこちらの期待を裏切るのではなく、ハズすのが上手い映画です。皆さんに、全ての良きことが雪崩のごとく起きます。
Aug 28, 2018
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『祈りの幕が下りる時』Amazonより東野圭吾氏の原作ですが、達者な役者さんを集めて本当に見応えのある映画でした。基本的に邦画より洋画(かかってる予算が違うし、最新の映像技術が見られる)、それも雰囲気を楽しみたいので、字幕で見るタイプなんですが、日本語ネイティブな日本人だからこそ、ジックリ腰を据えて見ることができる良い映画だと思いました。東野圭吾氏の小説は時々とんでもなく深い悲しみと愛情を描くことがあるのですが、この映画の原作も容疑者Xの献身並みに深い愛情と悲しみを描いています。加賀恭一郎と父との関係はすでに描かれてますが、母はなぜ出て行ったのか? 父が孤独死を自分に課すほどの母の死に様とは? そして恭一郎はなぜ日本橋署にこだわるのか?そういうことが全て回答として出てきます。でもそれは本筋じゃないんですよね。密接に絡み付いていますけど。。。そして、その本筋の殺人事件の方にこそ、ものすごい深い悲しみと愛情が隠されているんです。謎に包まれた殺人事件の真犯人を探すというミステリー要素と、事件の裏に隠された人の心の謎を解くというヒューマンドラマ要素がこれまでにない“泣けるミステリー"です。いずれにしろ、これはシリーズを見て来た人向けの映画です。『祈りの幕が下りる時』は2時間ドラマの「赤い指」「眠りの森」、そして映画「麒麟の翼 ~劇場版・新参者~」の三作の後に見る映画です。みなさんに全ての良きことが雪崩のごとく起きます。
Aug 13, 2018
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『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』Amazonより1作目、2作目とボードゲームだったのが、3作目の本作品ではテレビゲームに進化しました。ですから前2作の様にサイコロを振って現実に影響が出てくるのではなく、登場人物が全てゲームの世界に閉じ込められるという設定になっています。あれ? だとしたら普通じゃんと思ったあなた、正解!ジュマンジの面白いところは、ゲームが現実世界に進出してきて、現実をぶち壊すことにありますが、本作ではそれは全くありません。NPCが出て来たり、普通にゲームの実写化ですよこれ。ただ、面白いのはリアルな登場人物とゲームの中のキャラクターのギャップ。そしてスタンドバイミーよろしく、登場人物の高校生達が成長していくロードゴーイングムービーになっているところ。あと『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』は、笑えるギャグ映画になっているところも評価できますね。皆さんに全ての良きことが雪崩の如く起きます。
Aug 5, 2018
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『ジュラシックワールド/炎の王国』を見てきたんですけど、恐竜たちは見たいけど、そろそろネタも尽きてきたかなぁという印象でした。もう毎回毎回、恐竜で金儲けしようとしている連中が、恐竜(というか動物?自然?)を舐めてしっぺ返し食らうっていうパターンはさすがに食傷気味です。それにも増して今作でうんざりしたのが、恐竜に演技をさせすぎなんですよ。噴火して炎にのまれる島から脱出する時とか、バクバク人を食らう恐竜とか、動物じゃありえないんですよ。溶岩が迫ってきたら悲しそうに泣くよりも海に飛び込むっていうの!ティラノサウルスならともかく、中型の恐竜が人を何人も食べるかっていうの!動物ってのは無駄な動きはしないわけで、命がやばければ、座して死を待つことなんてしませんし、お腹いっぱいになったら腹が空くまで狩りはしません。今回の映画では命に対する責任ってのを人間に問うている様ですけど、それを観る側に伝えるために、恐竜に演技をさせすぎて、恐竜が動物じゃなくなった。そうなるとわざとらしさしか目につかない。ちょっと残念ですね。みなさんに全ての良きことが雪崩のごとくおきます。
Jul 18, 2018
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『シェイプ オブ ウォーター』Amazonよりアカデミー賞をとった作品というので見てみました。パッケージを見ての通り、半魚人と人間の女性との恋愛物語。時代を1960年代の米ソ冷戦時代に設定したことで、サスペンス要素を取り入れて、飽きのこない展開にしています。その辺は、こういう異種恋愛譚にある種族間のハードルを描くよりも独特で面白いですね。さらに登場人物がことごとく何か欠落した人物で、それが互いに共鳴していろいろと事件が起こるのも面白い。何よりも映像が美しいですしね。ただねぇ、ラストは蛇足です。飛び込むところまででよかった。その方が見る側の想像力をかきたてるじゃないですか。『シェイプ オブ ウォーター』は童話の割には生々しいです(笑)みなさんに全ての良きことが雪崩のごとくおきます。
Jun 19, 2018
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アメトーーク バイク芸人今回で4年ぶり、4回目になるバイク芸人ですが、つまらなかった。バイクの歴史を語るのでも、自分の過去の体験談を語るわけでもなく(ヒロミがちょっと触れた程度)、刀とCB750forを同列に語ってみたり、なんかずれてる。アメリカンバイクブームもターミネーター関係ないし。ナダルはいらないだろう。ほとんどが70年代のバイクに乗ってるのに、リアルにその時代を知ってるわけでもなく、ヒロミの様に、ガキの時分にその時代のバイクが憧れだったわけでもないから、薄っぺらい。そもそもマニアな話題にふっても一般視聴者は面白くないのに、その話題自体が知ったかぶりでトンチンカン。そもそも壊れなきゃバイクじゃないとか意味不明。古いバイクでも整備してればそんなに壊れないし、自虐ネタとしてやる分にはいいけど、それを普遍化したら笑えない。フォーワンが音だけ早いとかも不正改造しているからだし、見てて不快だった。みなさんに全ての良きことが雪崩のごとくおきます。
Jun 1, 2018
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『ルドルフとイッパイアテナ』Amazonより完全日本製のCGアニメということで、興味はあったのですが、なかなか借りる機会に恵まれず、やっと借りて見ることができました。キャラクターのデフォルメの仕方などはピクサーやドリームワークスなどと比べても日本人になじみやすいですね。その上で日本語がネイティブなのですんなり入っていけます。内容的にも生きることの厳しさも理不尽さも、勇気や知性も教養の大切さもちりばめられていて、とても良い内容でした。『ルドルフとイッパイアテナ』は昔のディズニー映画以上に大人も子供と一緒に感動できる良作だと思います。このメルマガを読んでくださった全ての方に、全ての良きことが雪崩のごとく起きます。
May 14, 2018
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『グレートウォール』Amazonより万里の長城にまつわる伝説を基に創られたファンタジーアクション映画。140億かけた大作ですが、いわゆる「B級」に属する映画です。万里の長城が作られた理由が、過去に欲深い皇帝のエゴが生み出した怪物饕餮(とうてつ)が60年に一度襲ってくると言うもの。まさにその時を描いています。マット・デイモンが主演なので、もう少しリアリティのある映画を期待した人が悪い評価をしているようですが、まぁまぁ面白いですよ。壮大な万里の長城のヴィジュアルも圧巻ですが、数百人にも及ぶ軍勢が赤・青・黄と分かれ一矢乱れぬ戦闘を繰り広げる様はまさに中国。マット・デイモン扮するウイリアムが迷いなく戦う中国人を見て成長し、やがて問題を解決するというお決まりの展開です。が、この映画の良いところは最後まで「ウィリアムに助けを求めない」ところ。皇帝軍は彼らを蛮族とも親友とも見ないのです。その行動ごとに扱いを変える(協力してくれたら評価し、怪しい行動をとれば投獄する)よそ者に過ぎないわけです。ウィリアムは求めない彼らを見て変化するわけです。これがこの映画の面白いところですね。『グレートウォール』は見る人を選ぶ映画かもしれませんね。みなさんに、全ての良きことが雪崩のごとく起きます。
May 7, 2018
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『パシフィック・リム:アップライジング』という映画を見ました。製作会社に中国資本が入ったとかで、気持ちの悪いくらい悪評価のレビューが多いですが、十分面白いですよ。イェーガー(巨大戦闘ロボット)製造の大手が中国企業だったり、東京なのに中国語の看板が目立ってたりというところが気にいらないのかもしれませんが、今の日本を見ればそれも仕方なしでしょう。ただ、前作と比べるとどうしても前作の方が面白いです。なんていうのか、前作はいい意味でのぎこちなさが新鮮でした。それに比べるとストーリーもクリーチャーもロボットもスムーズ。見慣れたCG映画になっちゃってるんですね。それでも「パシフィック・リム」にはかかせない“巨大感”この“巨大感”で満足できます。今作登場する“KAIJU”はカテゴリー6(前作はカテゴリー5まで)。思わず「デカッ!」と圧倒される!人目線で見上げた構図や、小型イェーガーと大型の対比など、あっと驚くような見せ方は 本作でも健在。また今作では“小よく大を制す”が醍醐味の一つになっています。みなさんに全ての良きことが雪崩のごとく起きます。
May 1, 2018
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『バッド・ウェイヴ』Amazonよりブルース・ウィリス主演で「世界一ついてないあの男、完全復活!」なんてコピーを見れば、ダイハードの様なアクションを期待するのが人情です。ところがこの映画、はるかに低予算なコメディー映画でした。落ちぶれた探偵が行く先々でトラブルを起こし、ドンパチもありますがわずかで、基本コメディー映画の範疇です。序盤は盛り上がりに欠けますが中盤からは中々良い感じに盛り上がりオチもちゃんとあります。普通に面白いですが「ダイハードのあの感じ⁉︎」なんて期待してみると肩透かしをくらいます。『バッド・ウェイヴ』は、ワンパンチでノックアウトされたり、素っ裸でスケボーに乗って町中を走り回るなんて、ブルース・ウィリスの趣味なんじゃないのってシーンもあって、カッコイイブルース・ウィリスが好きな人は見ない方が良いかもしれません。みなさんに全ての良きことが雪崩のごとく起きます。
Apr 21, 2018
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『RE:BORN』Amazonより「世界の戦闘者が認めた本物のアクション映画!!」という文句と、Yahoo!映画でもAmazonでも高評価のレビューがついてるし、予告編をYOUTUBEでたまたま見たので、気になって借りてきました。どうも高評価のレビュアーは3年ぶりに映画出演する主人公役の坂口拓という俳優さんの熱烈なファンみたいですね。とにかくストーリーがほとんど無いに等しいんですよ。その分、たっぷりと戦闘シーンを見せるってことなんでしょう。そしてその戦闘シーンの売りは0レンジコンバット(近接戦闘術)なんですが、この近接戦闘術にこだわるあまり、ずいぶんずさんというか、お寒いというか、ファンタジーというか、バカバカしいアクションになっています。基本的に戦闘というのは攻撃距離が長い武器を持っている方が圧倒的に有利なわけです。でも見せたいのは近接戦闘術による肉弾戦なんです。結果、銃の弾丸を躱して距離を詰めるというバカバカしいことをするわけです。とにかく、まぁ、ひどいんですよ。主人公が絡まない銃撃戦では、物陰に隠れず姿をさらして2人が敵部隊に対して銃撃するとか、いや、それ、いくら腕が良くても狙い撃ちにされますやん。それに主人公と戦う連中が、途中から全員ナイフ。普通、銃があったら銃使うでしょ。まぁ、銃弾があたらないんですから、そこは譲るとしても銃剣も使わないし、小銃を鈍器がわりにも使わない。剣道の3〜4段の上級者が薙刀初めて1年経ってないような初心者にほとんど勝てないのが現実ですよ。弾切れでも自動小銃を持ってたらナイフ持っているやつよりも圧倒的に強いのです。それを覆すくらいの能力差がなければいけないんだけど、それが皆目見えてこない。この近接戦闘術というのは隠密行動で敵を無力化するのには非常に有効な技術だと思うけど、敵に見つかって正対したら、他の戦闘術使いますよ。だいたい、ナイフ同士で戦うなら、最初に狙うべきは手首でしょ。一番近くにある敵の動脈を切ることで圧倒的に有利に立てるんですから。そういうリアリティは皆無で「世界の戦闘者が認めた本物」って、ビッグマウスが過ぎるでしょう。『RE:BORN』は坂口拓さんのファンが見ればいい映画でした。みなさんに全ての良きことが雪崩のごとく起きます。
Apr 17, 2018
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a href="https://amzn.to/2qjEWI9" target="_blank">『亜人』Amazonより死なない人類「亜人」が旧人類を排除する側と、旧人類側につく側が戦うというお話。亜人同士は死なないことが前提で戦うので、どうやったら相手を拘束できるかの戦いになるんだけど、このアイデアがすごい。亜人同士のバトルだけで二転三転するミステリーを見ている様。また演者も素晴らしい。漫画の実写化をさせたらこの人の右に出る人はいないんじゃないかというキャラクターになりきれる男、佐藤健さん。憑依型の綾野剛さん、そして、今回の目玉とも言える驚きのアクションを見せてくれた元AKB48の川栄さんらが、漫画の実写化にありがちなダサいコスプレ感もなく、良質なSFアクションとして楽しめました。『亜人』私は大好きです。みなさんに全ての良きことが雪崩のごとく起きます。
Apr 10, 2018
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『キカイダー REBOOT』Amazonよりキカイダーは仮面ライダーの次に好きなキャラクターなんですけど、これはちょっと。。。キカイダーの造形はとても良いんですよ。今の技術だからできるロボットっぽいのに動けるリアルな造形、マスクの悲哀を含んだ表情とてもよくできています。高橋メアリージュン@マリは雰囲気もアクションも良い。ただし、キカイダーがボロ負けする時にキカイダーは変身してるのにマリは人間スタイルのままなのはどうかと思う。あれじゃぁキカイダーが弱すぎるという印象しか残らない。それにストーリー上、マリと戦う意味がないんだよなぁ。ていうか脚本がひどすぎる。キカイダーが博士の子供たちを守り切れなかったり、子供からチップを取り出したら無事解放されたり(それならキカイダーは壊れ損)、そのチップがどんなプロジェクトにとってどれほど重要なものなのかもまるで描かれてない。その辺まではまだましな方で、後半はもっとひどい。プロフェッサーギルがなぜ急にハカイダーになるのか? なぜプロジェクトに反旗を翻し施設全壊してしまうのか?マリはどこに行った?等々、全て置き去り。さらに一番腹が立ったのが、キカイダーが弱すぎる。その上、良心回路がキカイダーにとってのリミッターにしかなっていないのに心底がっかりした。良心回路こそが人間の心なわけだから、破壊の衝動と良心の呵責に苦しむとか、最初リミッターになっていたのが、子供達の危機に際して逆に火事場の馬鹿力を生み出すとか、そういう描写が一切ないまま、最後は良心回路を解除してハカイダーに勝ったって、それなら良心回路の存在意義がないだろう。原作の名台詞「そうなんだ…“悪の心”が逆に俺を強くしたんだ!! そんなものに負けちゃいけないという“心”が俺を強くした!!」「俺はこれで…人間とおなじになった…!だがそれとひきかえに俺はこれから永久に“悪”と“良心”の心のたたかいに苦しめられるだろう…」「ピノキオは人間になってほんとうに幸せになれたのだろうか…?」これを知っていたら、あんな脚本にはならなかったでしょうね。みなさんに全ての良きことが雪崩のごとく起きます。
Apr 3, 2018
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X-JAPANのYOSHIKIさんの半生を振り返った番組でした。もちろんYOSHIKIさんという人は知っているし、X-JAPANがすごいバンドだってことも知ってますが、詳しくはまるで知らなかった。せいぜいTOSHIが洗脳されてたとか、HIDEが自殺したとかのニュースは知っている程度。むしろ、ああいうビジュアル系(に限らずだけど)バンドでヴォーカルやギターよりもドラムスに人気があって、しかもバンドの顔になってるというのが不思議だった。今日のテレビを見て全てとは言わないけど納得。それにしてもYOSHIKIって人は、どんだけすごい才能を持ってるんだろうなぁ。。。みなさんに全ての良きことが雪崩のごとく起きます。
Mar 30, 2018
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『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』AmazonよりYahoo!映画のレビューを見たら1がズラーッと並んでいますが、あれはなんなんでしょうねぇ。その多くが書き込まれた日から公開前に見たことになってますが、プレス向けの試写会もしていない様なので、単に出演している俳優が気に入らないとか、実写化が気に入らないとか、ファンが多い原作なので、からかっているだけなのか、とにかくまともじゃないですね。で、映画の感想ですが、実写化不可能と言われたものをよくぞここまで映像化したなと素直に思います。原作とイメージが違うと叩かれている俳優さんも、原作を読んだのがもう10年以上前の私からしたらちょっと老けすぎという感じがする以外は問題無し。それよりも漫画に忠実に作られたコスチュームや髪型の方が笑えます。その辺りは多少アレンジしても良かったんじゃないかなぁ。。。ストーリーはかなり原作に忠実だと思いますが、個人的には山田孝之の部分はいらないなぁ。原作でも重要な要素ではないので、それよりもミステリー色を強くした方が面白かったと思う。でもこの『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』は、珍しく原作者が絶賛している映画なんですよね。皆さんに全ての良きことが雪崩のごとく起きます。
Mar 28, 2018
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『東京喰種トーキョーグール』Amazonより漫画が原作なんですね。知らずに借りたんですけど、冒頭の蒼井優さんが演じる喰種の恐怖で鷲掴みにされます。さらに主演の窪田正孝さんの飢えた時の狂気も怖い。恐ろしい。。。この二人でもう一気に映画の世界観を作ってしまってます。そこにヒロインの清水富美加さんが、今度は逆にグッと控えめ演技で喰種の悲哀、内面の葛藤をナチュラルに演じ、映画に深みを持たせています。まぁ、突っ込みどころは満載ですが、絵が強いのでそういう部分は力技でねじ伏せてます。『東京喰種トーキョーグール』続編が出たら見てみたいですね。今日の感謝1.メガネが治った2.しかも無料3.色々と処分する覚悟ができた4.仕事も進んだ5.カミさんに感謝皆さんに全ての良きことが雪崩のごとく起きます。
Mar 21, 2018
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『バリー・シール アメリカをはめた男』AmazonよりホワイトハウスやCIAの命令に従いながら違法な麻薬密輸ビジネスで莫大な富を稼いだ男の話で、これが実話だというから驚きです。「家にお金を置くところがない!」「早くお金を片付けてよ!」と奥さんがヒステリー気味に怒るシーンがありますが、それも実話で実際に置き場所に困り埋めていたと言われています。それどころか、小さな街に雇用を生み、いくつもの銀行を呼び寄せて、街の景観まで変えてしまう。なかなか面白い映画ですが、政府が絡んでいる実話だけに描けない側面もたくさんあるんでしょう、ちょっと単調になってます。『バリー・シール アメリカをはめた男』は豪快なアクションシーンもないですし、その辺で少し物足りなさを感じるかもしれません。皆さんに全ての良き事が雪崩のごとく起きます。
Mar 10, 2018
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工事中でやってたけど、乃木坂46ファンが選んだベストソングは橋本奈々未さんの卒業センター「さよならの意味」YOUTUBEではすでに1600万を超えて再生されています。乃木坂46って「君の名は希望」以降、定期的にこういうしっとりしたメッセージ性の高い曲を出すんだけど、それがどれもいい。2位の「きっかけ」なんてMVもないカップリング曲だったけど、支持されてますからね。おっさんですが、やっぱ乃木坂いいわ皆さんに全ての良き事が雪崩のごとく起きます。
Mar 5, 2018
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『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』Amazonよりキングファンですが原作は未読なので、ほぼ先入観無しに見れました。スティーブンキングっぽさはなく、現代風ホラー映画として楽しむ映画ですね。何度でも観たい、記憶に残る名作、みたいにはまず成り得ないと思います。正直なところ設定や展開はツッコミ所が満載です。しかも結構大事なのに、そこをスルーして物語が進んでいくのでシンプルなホラー映画として楽しむしかありません。もちろんキング原作ですから、単なるスプラッターとは違い子供達の家庭描写や人物描写が手が込んでいたり、大人の感受性の低さや子供達の自立などの暗喩はしっかり描かれています。ただ、小説を原作に求めた映画にありがちな膨大な情報量を端折りすぎてしまった感は拭えません。しかし、映画ならではの美点もあり、ペニーワイズ(ピエロ)は秀逸。演者のビル・スカルスガルドが素晴らしい。今回の熱演は「ダークナイト」で新たなジョーカー像を作り上げた故ヒース・レジャーに匹敵する快演だと思いました。『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』はペニーワイズの不気味さと子供達の名演でこの映画は成り立っている感じです。皆さんに全ての良き事が雪崩のごとく起きます。
Feb 25, 2018
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『エイリアン:コヴェナント』Amazonよりエイリアンの生みの親であるリドリー・スコット監督・製作のエイリアンシリーズ最新作。ですが、エイリアンじゃないっ!なんてのかなぁ、映像の美しさとかはいいんですけど、これエイリアンは全くの脇役ですよね。ほとんどエイリアンが映ってない1作目ですら、その見えない影が主役でした。でも本作はエイリアンがどこから来たのかを描こうとするあまり、エイリアンが完全に脇役になっちゃってるんです。だから不快感はあるけど恐怖感が全くないんですわ。なんで生みの親が自らの子供を殺すようなことするかなぁ。。。皆さんに全ての良きことが雪崩のごとく起きます。
Feb 19, 2018
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ザ!世界仰天ニュースで丸山ワクチンの話をやっていた。癌の薬という認識しかなかったのですが、もともとはハンセン病などの特効薬だったんですね。でもってハンセン病患者に癌がいない事から、丸山ワクチンが癌に効くんじゃないかと試してみたら効果があったと。数多くの症例を集めて確かに効果が出ていたのになぜだか認可されなかった(現在も抗がん剤としてはされていない)。私の子供の頃の記憶では丸山ワクチンが効くという話と効かないという話があって、だから認可はされないけど、実際に治療に使われているという感じでした。それで放射線治療の後の薬としては認可されたのか、新聞に記事が載っていた記憶があります。で、まぁ、丸山ワクチンの本筋じゃないのですが、その抗がん剤の認可を審査する中央薬事審議会に、のちに認可を取り消される抗がん剤(クレスチンとピシバニール)の研究者が入っている事が判明して問題になったんです。その不正(とまでは言えないが)を暴いたのが、若き日の菅直人元首相だった。正直に言うと、日本の憲政史上最低最悪の首相が菅直人だと私は思っているんですが、若い頃はちゃんと仕事をしていたんですねぇ。いやぁ、それが一番印象に残ってます(笑)みなさんにすべての良き事が雪崩のごとく起きます。
Jan 11, 2018
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『ビリギャル』Amazonよりこの映画、いろいろと否定的な反応も見るのですが、主人公は本当はこんなに可愛くないとか、慶応本校ではなくSFCだとかいずれも些細なものが多い様な気がします。実際、大げさやあざとい演出も無く、そんなにひどい悪役もおらず、きちんとテーマが伝えられていたと思う。なによりも主役の有村架純さんが可愛い。(映画に文句があるとしたら、こんな可愛い高校生いねぇよって事かしら)ただ、まぁ、そんなに感動する話かって言えば・・・。「受験勉強を徹夜でしているのだから授業中は寝させてあげてください」という様な母親のモンスターペアレントの場面も省かず描かれていて、母親を完全に美化しているわけでもなく、ありのままも見せているんだけど、でもこれってほめるべきことかなぁ?塾にしても確かに子供のやる気を伸ばすのは素晴らしいことだけど受験に特化した指導をしているだけでしょう?「ダメな生徒はいない。ダメな教育者がいるだけだ」なんて偉そうな事を言えるのかなぁ?とまぁ、要領良くできる生き方があればそうしたいという様なインスタントな印象が垣間見えて、その部分が残念でした。『ビリギャル』はやはり可愛い有村架純さんを愛でる映画です。
Jan 9, 2018
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『ペット』Amazonより『ミニオンズ』のイルミネーション作品ですが、ここは本当にキャラクターを作るのがうまい。動物たちのデフォルメがキャラクターを見事に表現していて素晴らしい。ピクサーもこの部分だけは勝てないかもしれないですね。ただ、脚本というかストーリーが完全に子供向けで、ピクサーやディズニーの様に大人も子供とは別の視点で楽しめるというところまではいってないです。ソーセージ工場の冗長さとか、子供向け映画としてもまだまだだなぁという印象。それでも、ペットのあるあるネタはおもわずウンウンと納得してしまうくらいよく観察されています。『ペット』は単純な映画ですので、気軽に子供とワイワイ見るのがいいかもしれませんね。みなさんにすべての良きことが雪崩のごとく起きます。
Dec 31, 2017
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朝から飯を食わずに病院に列んで、血液検査を受けて、散髪屋に列んで、やっとの思いでランチに出かけたら雨に降られて(イージス着てて良かった)、こんな日は家で寝転がってるに限る!と言うことで、ツタヤ先行レンタルの『CHIPS』を見ました。大昔、高校生の頃かなぁ? アメリカのテレビドラマ『白バイ野郎ジョン&パンチ』と言って日本でも放送されて大人気でした。私も見ていたのですが、そのドラマのリメイク映画版です。残念ながらバイクはカワサキのZ1からBMWに変わってますし、途中からそれもドカティのモタードに取って代わりますが。内容の方は、テレビドラマは人が死んだり派手な撃ち合いもない、警察官の日常を描いたコメディなんですが、映画ではコメディ要素を残しつつド派手なアクション映画になっています。そもそも設定からして、パンチがカリフォルニアハイウェイパトロールに派遣されたFBIの潜入捜官、ジョンが元スーパークロスのチャンピオンの新人警官ですからね。しかもジョンはカミさんと離婚寸前で成績不良でクビになりそう、パンチは無類の女好きで問題ばかり起こしてると言う凸凹コンビ。それが警察官がいるらしい正体不明の強盗組織を追いかけて、いく先々でトラブル起こしながら敵に迫るわけです。見所はモタード同士のチェイス。街中でやるわけで大迫力です。もちろんド派手な爆発シーンもあり、ノーテンキなドタバタもあり、続編が出たら是非見て見たいですね。みなさんに全ての良き事が雪崩のごとく起きます。ポチッとしてもらえると嬉しいです。
Dec 24, 2017
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『本能寺ホテル』Amazonより倉本繭子(綾瀬はるか)は、ふとしたきっかけで京都の路地裏に佇むレトロな宿“本能寺ホテル"に宿泊する。なんとそこは1582年の「本能寺の変」が起きる前日に繋がる不思議なホテルだった。とくれば、もう普通はコメディって思うでしょ。しかし蓋を開ければ、失業中で結婚に逃げようとしている一人の女性が本能寺の変の前日の戦国時代と現代を行き来しながら、人生に悩み迷い、葛藤しながらも少しずつ成長していく様子を描いた『自分探し』物語です。『本能寺ホテル』は観終わった後は、ハートウォーミングな余韻に浸れます。みなさんに全ての良きことが雪崩のごとく起きます。
Dec 19, 2017
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