変なじじい『ゆきのじょーお』

変なじじい『ゆきのじょーお』

2005/10/10
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カテゴリ: キネマ

花柳界の生活を描いたもので、少し落ちぶれた置屋を中心にした物語でしてねぇ
新しい女中が、やって来てから去っていくまでに起こる出来事を描いてます。

当時は、オールスター映画というのがはやりでして、東宝が女性のオールスターを作ろうと企画して、作られたのがこの映画ですがな~あ。

すべて大スターですからなーあ。扱いがなーあ、大変でしょう
最初の画面には3人、右から
 田中絹代
 山田五十鈴
 高峰秀子

 岡田茉莉子
 杉村春子
 栗島すみ子(特別出演)
というように表示されます。これが序列なんでしょうねぇ
栗島すみ子は一世代前の大スターですがな~あ。

男はあまり目立って、出てきませんな~あ。
目立ったのは、宮口精二で芸者の姪のことで、置屋に強請に来る役ですがな~あ。

置屋の女将が山田五十鈴、芸者が 岡田茉莉子、杉村春子
置屋の娘に高峰秀子というキャスティング
そして、女中に田中絹代でしてねえ 女中が生き生きしてましたな~あ。
ちょっと、高峰の役は合ってないようでしたな~あ


もう一人、女将の妹と娘一緒に住んでいますがなーあ、これが何もしないでぶらぶらしていて、娘を芸妓にしようと芸の練習をさせている。中北千枝子がいけ好かない役をうまく演じてますがな~あ。

お巡りさんに、わからないように、五目そばを裏からこっそり取るシーンが素晴らしかったです。
そばを塀越しに、渡して、女中が受けとった。そして、猫が歩いてるシーンが映る。

東京湾から大川端へカメラが入っていて、ラストには大川端から東京湾へ移っていく。
何とも言えない味わいのある監督ですがな~あ。





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最終更新日  2005/12/07 10:29:14 PM
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