変なじじい『ゆきのじょーお』

変なじじい『ゆきのじょーお』

2007/01/17
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カテゴリ: キネマ

原作は都筑道夫の「飢えた遺産」でして、そらこの作家もちょいと癖がありますがな~あ。

パロディ調コミカルでアイロニー満ち満ちた作品ですがなーあ。

冒頭シーンは精神病院のようだ。ナチス結社が、院長に会いに来たのだ。
殺しの依頼なのだ・・院長は「大日本人口調節審議会」の会長で、日本は人口が過多で、無用な人間に消えて貰おうという結社で、ユニークな殺し屋を飼っているのだ。
ナチス結社は、お手並み拝見とばかりに、3人を電話帳から無作為に選んだのだ、2日で出来ると引きうけたのだ。

1人目は義眼の女が、2人目は松葉杖の男が簡単にやってのけた。
そして、もう一人は、失敗してしてしまったのだ・・・
そして、この男に、ありとあらゆる手を使って接近するが、逆にやられてしまうのだ。


やたらに、水虫がかゆいとか・・笑わしてくれますがな~あ。

それよりも、精神病院の院長がすごいキャラクターに、マニアック集団にぴったりという役者さんでんがな~あ。
天本英世・・岡本組には欠かせない役者でんがなーあ
それに、仲代を助ける役に砂塚秀夫と、これも岡本組によく出ていますな~あ。

紅一点、雑誌記者として仲代に近づいてくるのが団令子というわけでして、ラストにどんでん返しが待ってますがな~あ。

仲代の乗る車は超ポンコツで、正にユーモア満載の映画なのだーあ。
それに富士山麓の自衛隊の演習の標的にいる女を助けたり、アイロニー満点の映画でんがなーあ

わてみたいなもんには、ちょいと難解ですがな~あ。





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最終更新日  2007/01/29 09:18:35 AM
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