変なじじい『ゆきのじょーお』

変なじじい『ゆきのじょーお』

2007/03/21
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カテゴリ: キネマ

市川雷蔵主演で5作までありますがな~あ。

第1作は増村保造監督でしてねぇ、いい作品に仕上がってますがな~あ。

週間サンケイ連載「陸軍中野学校」、弘文堂「謀略太平洋戦争」よりと星川清司がシナリオを書いてますがな~あ。

主人公の次郎は、母と暮らしている、そして母の友人の娘が下宿して、次郎とは結婚の約束をしているのだ。
この次郎を中心に、中野学校の1期生の卒業までが描かれる。

市川雷蔵を集団の1人として、割りに抑えて撮ってますな~あ。
これが、いいんですなーあ。

予備仕官学校出の陸軍将校18名が靖国神社に集められて、そしてあるところに連れていかれる。

学校の成立に情熱を変えた所長に、加東大介を使ってますが、わざわざ東宝から引っ張ってきてますなーあ
ぴったりのキャラクターですなーあ

1年間でスパイの勉強、外国語は2つマスター、それにスパイは化けるために、2つの職業を修得する。
そして、女の教育まであって、実習までさしてくれるのだーあ

だが2人が脱落したぞ、1人は気が弱くてそれで、首を縊った。
1人は、ダンスの実習中にバーの女に夢中になって、仲間の軍刀を盗んで憲兵に捕まった。
それに、同期のものたちが集まって、責任を取れと、自殺をしろと殺してしまう。
(こんなシーンは放送できないよな~あ。今の変なぐにゃちん時代ではなーあ)

そして、卒業試験は、英国の暗号解読のコードブックを盗むことだ~あ
スリリングで面白いでんがなーあ

でも、彼らは外部と遮断されているから、家族とも連絡できない。

これは、スケベ心をだした将校のつてですがな~あ。つまり、軍で行方がわからんと言うのは、逃亡か、反逆だと読んだ将校が、手を出そうとしたわけでな~あ。
どこにもあるな~あという感じですがな~あ。待田京介がこの役でっせぇ

そして、女は元勤めていた商社の社長に、次郎は銃殺されたと言って、スパイにしてしまう。参謀本部の情報を流せと言うんだな~あ。やがて、女はスパイとして、次郎が見つけて、愛する女を殺さねばならない羽目に陥るというおまけ付きですがな~あ。

バーに次郎達が所長に連れていかれたときに、バーのママが、みんな軍人さん、髪を伸ばしているから海軍さんと聞かれた所長が俺の会社のものだというと、この食糧難の時代に、あんな立派な体格は軍人じゃなきゃ無理よ! 
(この台詞な~あ。今の北朝鮮もこれと同じ状態なんだなーあ)


ヒロインのフィアンセを演じるのは小川真由美でして、いいですねぇ
東映で緑魔子と共演した、「二匹の牝犬」という映画が好きなんですがねぇ・・

ネットレンタルで借りれるようになったので、早速レンタルした次第ねぇ、嬉しいですなーあ





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最終更新日  2007/03/22 02:04:04 PM
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