変なじじい『ゆきのじょーお』

変なじじい『ゆきのじょーお』

2014/09/28
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 竹生島の弁天を勧請するというのが、当時の京都で流行していた、弁天さんを家の庭などに祠を作ってまつるのだ。
浪人の深町新作は姉聟の代参で、竹生島に向かった、そして、小間物屋のおその家に祀る神符をもらいに行くのだ。長浜からの船は団体客ばかりで、1人客は2人だったので、親しくなった。そして宿坊に泊まり、神様もお引き合わせと出来てしまった、帰りは今日まで数日かかるから、夫婦約束をしたのだ~あ。
だが、おそのは出戻りの姉の小膳と小間物屋をやっていて、店はおそのが切り回している。それで、おそのは、町人なり店をやろうというのだ。
だが、新作には抵抗がある、道場に通い、免許皆伝はもうすぐというところまで来ているので、武士を捨てるのは惜しいのだ。それなら、ちゃんとしたところに仕えて、安定した暮らしでないとダメと言われる。

おそのの姉の小膳が話をもって来て、長州の吉田稔麿に引き合わしたのだ、間者となって新選組に入り込んでほしいという。名前は明かされないが、すでに1人入れてあるという。新作は喜んで引き受けたのだ。
新規隊員募集に応募して、新作は採用されて、スパイとしての生活が始まるのだ。

だが、不信を抱いたのは沖田総司だった、立ち会いの時に撃ち込みがかるいというので、手加減していると疑問を持ったのだ。新作は、白刃の下を避けるために、わざとしたのだが、原田の10番隊に配属された、ここも修羅場に出る隊なのだ。そして、とうとう、人を斬ったのだ、1人斬ると度胸が据わるのだ-あ。

だが、おそのは壬生浪になったことが、不満でいい返事をしなくなったのだ。


その荒木田は処刑されてしまった、間者はいなくなったのだろうか・・・・
それで、小膳で間者は誰かと聞いてみたが、知っていたが教えてくれない、ちゃんと連絡があるという。

そんな折、土方から呼び出しがあり、枡屋を見張れという、前を通る男を斬れ、間者だと言われる。桝屋は古高俊太郎だという。その枡屋と接触があった男だという、それは、君の上司だよと沖田が言う、松永が通り過ぎた、そして新作は斬りに行った、そして立ち会って新作が松永をとしたときに、沖田が新作を斬った。

女のために職を得ようとスパイになって、新選組に入り込んだが、ばれて殺されてしまう、哀れな恋の末路でんがな~あ。姉が妹の恋を引き裂いた結果になったな~あ・・





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最終更新日  2014/09/29 08:25:35 PM
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