変なじじい『ゆきのじょーお』

変なじじい『ゆきのじょーお』

2015/05/08
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平次のところに来たのは、すごい顔の男だ、あごはゆがみ、片眼がつぶれ、傷があるというみたら、寒気を催すご面相なのだ、名前は言えないという、地獄から来た男だという、実は死んだと思われているのだというのだ。
江ノ島で死んだ徳力屋千之助だと男は言うのだ、海に落ちて気を失い大島に向かう船に拾い上げられたというのだ。そして、江戸に戻ったのが半年前で、様子をうかがっていたのだという。
許嫁のお新は私の生死も解らないのに、嫁いでしまって、ショックで死のうかと思ったという。私の家は、妹に婿を取って上手くいっているから、今更帰れないという。
それで、私を崖から突き落とした男を知りたいという、一緒に泊まっていた従兄弟の吉五郎、丸屋の長次郎、番頭の要助の3人の1人だと思うというのだ。3人がそれぞれ幸せそうに暮らしているのを見て、たまらなくなって、稲葉屋佐七のところに駆け込んだという、佐七も話を聞いて驚いたという。
一緒に行ったのは4人だけで、佐七は鎌倉で手間取って遅れて言ったが、片瀬で足止めを食ったというのだ。

平次は1年前のことだから、調べようもない、一つ人相見になって解いてみるかと、幽霊話を仕立てたりして、3人に当たった、だが3人とも白のようだ。
そして、本星を佐七とにらんで、これから江ノ島に行くと行って様子を見た、佐七は荒くれ者を3人を使って、千之助を襲ったが、平次の前に、顔を知られている3人はひれ伏したのだ。そして様子を見ていた、佐七を捕らえたのだ。借金が膨大になり、無証文だったが、証文にしてくれと言われ、それに千之助の妹を嫁にと行って断られたことが、動機でんがな~あ。佐七は実は江ノ島に渡って、漁師の家に泊まって、殺す機会をうかがっていたのだ






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最終更新日  2015/05/13 11:02:40 PM
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