変なじじい『ゆきのじょーお』

変なじじい『ゆきのじょーお』

2015/07/06
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 若い芸妓が屋形船で、右の眼に銀簪が突っ立てられて死んでいたのだ、その死体のむごたらしいこと・・、女は手には男物の羽織の紐を引きちぎって握っていたのだ。
材木商の布袋屋がなじみの芸者と奴と踊りの師匠のお才を釣れて、涼み船を出したのだ。船から下りて、鶴屋で飲み直したのだが、屋形船に残ったのだ、そして、ひとときほど立って船頭が眼を覚ます と、この惨事だったのだ。
そして、平次は布袋屋に頼まれて、調べていたのだが、この辺りは石原の利助の縄張り、利助がやってきて、布袋屋をひっく食っていったのだ。利助は、今度は船頭の名助をひっ縊ったのだ

女が平次のところに訪ねてきて、殺された奴のことを聞きたいというので、平次は利助に聞いたらと進めると、石原の親分じゃと帰って行った。女は名も告げずに去ったが、なんと、覚え書き帳が無くなっていたのだ。

そして、第2の惨劇が起こった、同じように銀簪で右目をつかれていたのだ。これも器量よしで評判の娘なのだ。
さらに、第3,第4と事件が起こったのだ、同じような手口である、平次もお手上げ気味なのだーあ。
最初の2本は本物の銀だが、後の2本は真鍮台に銀を流しかけたものだとさ、それで、平次は両国の盛り場に行き、銀流しの店が出ているのを見つけた、口上を述べている女は、平次のところに聞き込みにやってきた女だった。
平次は店がはねて、帰ろうとする女に声をかけて、御用というのだーあ、そして素早く縛り上げた、女は銀流しのお六、人 殺しはやっちゃいないという。殺されたのが、身内の娘だから、様子を聞きに言ったまでだ.それを聞いて、お六の縄を解いて、銀流しを簪にかけさした女のことを聞き出したのだ。


女は踊りの師匠お才だった、布袋屋とは出来たが、芸者の奴に布袋屋の気持ちがなびいたので、恨みで犯行に及んだ、そしてそのときの快感が忘れられなく、犯行を重ねる、だが銀簪が無くなったので、銀流しの簪を使うことにして、満足させていたのだーあ。
銀流しも御法度のようで、お六を見逃したことを、与力の笹野にまたしくじったとなーあと言われるのだ。

まーあ、かなり凝ってる感じがするがな~あ。





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最終更新日  2015/07/12 09:23:58 PM
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