変なじじい『ゆきのじょーお』

変なじじい『ゆきのじょーお』

2015/08/19
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 地獄極楽の活地蔵と言う見世物小屋の普賢菩薩が泣いているという噂だと、八五郎は平次に話して引っ張っていくのであります。又六の作になる呼び物の活人形は凡作だが、普賢菩薩は名作だ、それに木戸番のお倉が美人なので、お倉と菩薩を見ればそれでいいという人が多いとさ・
平次は、確かに菩薩は濡れていて、涙が乾かないのがおかしいと、八五郎になめさせた、しょっぱいと言うのだ。平次は塩がたまってるじゃないかというのだーあ。
男が死んでいると八五郎が知らせに来た、袋だたきにされた跡があった、男は仏師の勘兵衛だと判明した。勘兵衛はお倉の元夫だ、仏師同士は商売敵、仲が悪い男の女房を木戸番に使っていたとは・・・

平次は小屋に行って、調べていろいろ確かめ、又六にもあったのだ、そして確信を得たのだが、証拠がないのだ。三輪の万七はお倉を範囲と決めつけて引っ張っていった。その又六が小屋で殺されていたのだ、

関係者を調べて、平次は疑いが晴れて戻ってきたお倉を縄付きにしたのだ、お倉は責められても口を割らないというのだ。
そんな折、平次のところに初代勘兵衛が現れたのだ、江戸所払いになっていたのだが、3年前くらいから、江戸に戻り、倅の二代目の仕事を手伝っていたのだ、父が彫ったものを息子の名で出すのだ。
普賢菩薩は会心の作で、菩提寺に治めるつもりだったが、ちょっとした手違いで、又六に横取りされたのだ。
倅は取り戻しに言ったが相手にされない、彩色されて、見世物にされる菩薩を攻めて洗って彩色を取りたい、だが見つかって又六の弟子に袋だたきにされて死んだのだ~あ。


またまた、平次の人情裁きでんがな~あ。





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最終更新日  2015/08/25 10:26:44 PM
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