変なじじい『ゆきのじょーお』

変なじじい『ゆきのじょーお』

2018/11/29
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南町奉行の根岸肥前守がは老齢で、多くのことに通じている奉行でんがな~あ。
2人の人物が手足となって動くがな~あ、1人は家来の宮尾玄四郎で優男風だが腕はなかなか、手裏剣が凄い、女の好みがわってて、人が手を出さない女に興味を示す。
もう1人は与力で椀田豪蔵、女に悪戯された武士をたしなめ傷を負わせた、これが大物の馬鹿息子でな~あ、圧力がかかり、謹慎を命じられる、役所には出られないが、動きは自由という。奉行が自宅に招き、事件の探索を言いつけると、宮尾と組んでの仕事となる。違うタイプの2人の今便が面白い、ともに26才という。

そして、屋敷にはうしろ猫がいる、前の顔を見せないので、誰も顔をまともに見たことがない、ただ孫が1人だけ、前の顔を見ているのだ。「うしろう」と呼ばれている。うしろうはあまり登場しないが、ラストのハイライトのところで、凄い働きをして存在感を示した。

探索は、もろこし屋で起きた押し込みだで、あるじの伝次郎が殺されたが、金は手つかず。闇の者が動いたのではないかという。七尺を超える虚無僧が目撃されている。

事件の場所の近くで、全州堂の若旦那・幸之助が目撃されている、その若旦那が、「かのち」という言葉を残して失踪する。

若い旗本が、酒を飲んでいた、周囲の色が変わった、気が触れたのではないかと騒ぎまくった。この異変を論理的に裏付けするところが面白い。
そして、座頭が急に目が開いて、座頭が参っていた地蔵は大繁盛、その座頭は、階段から落ちて、また目が見えなくなったという珍現象も出てくるがな~あ。



人を引きつける音色の尺八を吹くお里という女が、謎めいているがな~あ・・・
「かのち」は蚊の智恵だろうと、こじつけたりするところ後も白いがな~あ。

最後に登場は三年寝太郎で合う、誰にも粟ると委って、3年間寝たきりだ、飯は食うがな~あ。3年経って。起き出したときは、別人のようにやせていたのだーあ。食って寝るだけだから、ぶくぶく太っているはずなのに・・

まったくユニークな事件が事件がつながって、最後はフィニッシュとなるがな~あ。
楽しい読み物でしたがな~あ・・・(^o^)





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最終更新日  2018/12/01 08:12:18 AM
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