三匹の小猿と熱血パパのドタバタ奮闘記!

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カテゴリ: 仕事
今週木曜日の最終日に東京ビックサイトで開催されていた国際福祉機器展2005へ行きました。今回初めての参加で、いろいろと勉強になりました。

今回は、見たいポイントを押えながら、約3時間で全てのブースを回りきりました。

来年度の介護保険改定の目玉である「介護予防」関連機器(筋トレマシーン)が目立った印象を受けました。

σ(^^)がこれは在宅で使えるぞ!という福祉用具をこれからいくつかご紹介したいと思います。

まずは、パラマウントベッドの「楽匠~自立促進シリーズ~」という介護ベッドです。ベッド本体よりそのオプションに実用性を感じました。

今までの介護ベッドの柵(サイドレール)は、 支援バー という自分の体の横にしか柵が来ないものでした。そのバーを上から押して立ち上がるという考えを元に考案されたバーです。一見、この方法が良い方法に感じますが、この方法だけで立ち上がるのは意外と難しいのです。というのも、

まず片手しか自分を支える頼りになるものがないため、もう片方は宙ぶらりんになる。両方の手をバーにつかまればいいじゃないかとおっしゃる人もいますが、両方つかまると立ちたい方向とは違う方向に上体を捻らなければいけませんので、上体と下体の運動方向が違ってしまいます。

また、バー自体が細いために、肘から下の腕全体で支えにくいという欠点があります。



しかし、この楽匠のオプションはこのデメリットを補ったものです。

DSC00840_resize.jpg
両腕全体を広いシートの上に乗せて立ったり、座ったりができる。

DSC00839_resize.jpg
肘から下の腕で支えるシートの横幅が広いため支えやすい。また自分の前方にバーが付いているために、体を引き寄せやすく、立ち上がりやすい。



ただし、欠点は、オプションをつけるための土台がベッドに固定されるために、車椅子の置き場所が限定されるところです。たしかに安全性を考えるならば、固定された方が良いのは明らかです。

片麻痺の方の移乗の基本は、健常側に移り先があるというのが基本です。

例えば、右片麻痺の方が車椅子からベッドに移りたい場合、移り先のベッドが健常(左)側にあるので移りやすい。

反対に、ベッドから車椅子へ移りたい場合には、移り先の車椅子が麻痺側の右側に来てしまいます。

ですから本来は、オプション土台の反対側に車椅子がなければいけません。

上記の基本と相反する動作です。これが欠点です。

やってみればわかりますが、片麻痺想定で麻痺側へ移る事がいかに大変かがわかると思います。足の力が極端に低下し、短時間の立位しか出来ない場合はターンテーブルが効果的です。

実際に、在宅では無理矢理麻痺側に移らなければいけない状況にある方が多いのです。そこで期待しているのは一番上の写真のオプションが効果的ではないかと個人的には考えます。

bloglanking
さて順位は!?

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最終更新日  2005.10.01 21:56:42
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