ドノバンは通算150試合超の代表キャップを誇る名プレーヤー。いわば米国のレジェンドで、そんな選手を「他との実力差」との理由で外したクリンスマンの選択に、サポーターから非難が集まった。
これは、1998年フランス大会で日本の岡田武史監督がカズ(FW三浦知良)を選ばなかった状況に近いかもしれない。クリンスマンは強い信念を貫く監督といえるだろう。
ドイツ出身の指揮官だけに、ボールを保持して連係で崩す攻撃的スタイルを好む印象がある。ブラジル大会で16強入りした米国代表では、サイドバックに積極的に上下動させ、前線から全員が守備を行っていた。ロシア大会で西野監督が行ったパスサッカーに上積みを図れるのではないか。
現役時代はドイツ代表の名ストライカーとして名声を博し、ゴールを挙げると激しく喜んでいた。情熱家としての顔を持つ。 (元清水監督)
https://www.sanspo.com/soccer/news/20180706/jpn18070608000011-n1.html
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