OTONA SALONE
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中年太り解消のため、15年ぶりに運動をはじめた編集部・諏訪。基礎代謝が鈍ってきている51歳。
【 画像 】お尻をやわらかくするストレッチ法
中学3年生と小学6年生と食べ盛りの男の子2人のために、夕食はどうしても肉・肉・肉。唐揚げやトンカツなど揚げ物は、日々の食事の鉄板メニュー。
ピラティスをはじめて運動量は格段に増えたものの、食生活は運動前とほぼ変わらず。体重が落ちないのは、食事のせい?と思いはじめた諏訪。ゴールまであと1カ月になり、急に焦りを感じはじめたようです。
【50代からはじめるピラティスで、ぜい肉とおさらば!
目標はしなやかなくびれ #09】
食事制限はしなくてもいいと言われたけれど…
ある日の夕食。とんかつ、ビーフかつ、ナゲットの揚げ物祭り。ときにはお皿いっぱいに唐揚げを作るときもあるが、すぐになくなってしまう。
前々回に、まずは運動することが楽しいと思えるようになること、運動習慣を身につけることが大切だと言われたものの、「結果を出さねば!!」と気合いだけは十分の諏訪。
●諏訪:やっぱり、お酒はやめたほうがいいですか?
■Satonaさん:何時まで飲んでいますか? お酒と一緒にどんなものを食べているのでしょうか。
●諏訪:夕食は18時くらいからで、ダラダラとお酒を飲みながら夕食のおかずをつまんで、20時すぎには終わる感じです。子どものために唐揚げなど揚げ物をすることが多いので、それをつまみにしています。どうしても肉料理が多いですね。お酒を飲むのですが、ごはんも食べます。炭水化物が好きなもので……。
■Satonaさん:お酒は飲んでもいいと思いますが、炭水化物や脂質を減らすことは考えたほうがいいですよ。以前もお伝えしましたが、塩分のとり過ぎがむくみにつながるので、味つけにも気をつけたほうがいいでしょう。できれば、19時くらいに食べ終わりたいところでもあります。
●諏訪:そうですよね〜。でも、前は子どものスナック菓子にも手をつけていたのをやめたんですよ。
19時か……。子どもに合わせればできなくはないのですが、残業があると難しい日もありそう。
■Satonaさん:諏訪さんは今、見た目よりも体重、数字をかなり気にされていますよね。体重を減らすには、お酒と塩分、糖質を控えれば目に見える結果は出せます。ピラティスも継続して頑張っていますから、するすると落ちていくはずです。あと1カ月、お酒や揚げ物、炭水化物を控えることはできそうですか?
●諏訪:うーん……。子どもの食事と別に作るのは面倒なんですよね。だから、揚げ物をなくす選択肢は難しいかな。食べる量を減らすのはできそうです。夜はごはんを抜いておかずだけにしてみます。
■Satonaさん:ごはんは食べて欲しいんです。炭水化物をゼロにしようとする人がいますけど、ごはんはエネルギーになるので、食べないことは体にとってよくないことです。
食べ過ぎないように量をコントロールすれば、1~2週間で数字に表れてくるはずです。でも、それで油断しないでくださいね。食事で減らしたものはすぐに戻ってしまいます。何事も継続が大切なんです。
●諏訪:はい、それでいつもリバウンドしていました。断食して減った!と喜び、ご褒美だといって食べてしまう。わかっているのに、できないんですよね。
■Satonaさん:ストレスになりますよね。だから食事制限は無理のない範囲でやるくらいがいいんです。
50代になってからのダイエットは、運動と食事の「両輪」が大切です。若いころは運動と食時のどちらかだけでも結果が出たかもしれませんが、年を重ねてからは2つとも取り入れてほしいんです。
ピラティス帰りのカリカリ梅がルーティンに
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もうひとつ、諏訪には気になることが。
●諏訪:最近、どうしても我慢できないことがあって。レッスンが終わって、銀座駅に向かう途中にコンビニがあるのですが、飲み物を買おうと寄るんです。水やルイボスティーだけを買えばいいのに、レジのそばにあるカリカリ梅に手がのびてしまいます。運動後だから塩分や酸っぱい物が欲しいのかなと解釈して電車のなかでもぐもぐしながら帰ります。
それで終わればいいのですが、在宅勤務日なので家に帰ってからパソコンのそばに置いてしまい、仕事をしているときも無意識に手がのび、気づけば1袋食べ終わっていることも!! これって塩分のとり過ぎですよね?
■Satonaさん:そうですね……。汗をかいているので、塩分を補給したいと体が欲しているのだとは思います。ただ、1袋は多いですよ。
●諏訪:わかっているんです。でも、ご褒美みたいになっていて。
■Satonaさん:おそらく、ナトリウムとマグネシウムが不足しているんだと思います。食事でとるなら、ミネラルが豊富な海藻、魚がおすすめです。
●諏訪:そうか、普段の食事でとれていない栄養素があるってことですね。
■Satonaさん:それもありますし、体を動かしているので疲労によって酸っぱいものが欲しいということもあります。筋肉疲労の予防、改善には、アミノ酸がいいといわれています。アミノ酸飲料を運動する40分ほど前からこまめに飲んでください。ピラティスの間にも飲むと、終わったあとの疲労感が違います。運動をする人はよく飲んでいますよ
●諏訪:へぇ〜。いつも、ピラティス終わりにルイボスティーを飲んでいましたが、これからはアミノ酸飲料にかえようかな。
■Satonaさん:体が酸っぱいものを欲してのではなく、習慣になっている場合もあります。それほど欲しくないのに、「ピラティスのあとはカリカリ梅」と脳内にインプットされているのかも。それならば、違うものに置き換えましょう。口寂しいのであれば、炭酸水でもいいです。
マグネシウムを取り入れるならアーモンドがおすすめです。アーモンドならカリカリした食感も得られますし、良質な脂もとれるし、ビタミンEが豊富で美容面にもいいんです。
●諏訪:アーモンド! 確かに噛み応えがあり、カリカリ梅よりもいいかも。
■Satonaさん:どんないいものでも食べ過ぎはダメですよ。素焼きのアーモンドなら1日20粒が目安です。
●諏訪:ですよね。1袋は食べないようにします!
早速、アーモンドに変更した諏訪。この量だと、1日で食べきってしまいそうなのが心配。
つづきの【後編】では、お腹ヤセのために、レッスンの動きに「ひねり」を追加。果たして効果は?…についてご報告します。
タグ: ダイエット
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