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2018年02月07日

一年戦争から見えてくる人間の可能性









ジオニック社は、メジャーどころのモビルスーツだけでも

ザク?U、グフ、アッガイ、ズゴック、ドム、ギャン、ゲルグル、ジオング

モビルアーマーでは、グラブロ、ビグ・ザム、エルメス、ブラウブロ

少なくとも12機体を実戦導入している。

さらにモビルスーツは、ジオングを除いて量産化までたどり着いている。

実に月に1機種、新型機をロールアウトしている訳。

恐ろしい技術力と生産力だ。


果たして資源の乏しいジオン公国が一年でここまで生産体制を持続できるものだろうか。

疑問の一番はご存知ランバ・ラル。
ブライト艦長とて、あの風体で19歳はいささか大人び過ぎている。

軍隊での経験がそうさせた可能性も否定できないが

あの風体でラル35才、ブライト19才というのはあまりにも合点がいかない。






いくら老け顔としてもラルは50代〜だろう。

ブライトも少なく見て30前後にしか見えない。

そこで仮定しよう。

私たちが一年戦争とよんでいるものは、私たちの知っている一年ではないと。

UC期における一日は24時間でではなく、36時間。


一年も365日ではなく、400日程度という仮説としよう。

現在の時間に換算すると、ラルは56才。ブライトは30才相当。

至極妥当。年相応に思えてくる。


1日の時間が36時間とすると、工場のラインもそれだけ多く動かすことが出来るわけで

少なくとも1.6倍程度の生産性のアップが見込める。

同時期にて新機種開発も行っていたわけだから、それでも足りるかはやや怪しいが

私たちの知っている一年よりも、よほど実現できる可能性が高い。

また、戦争末期にはジオンのみならず連邦も学徒導入に踏み切っている。

果たして、数週間の訓練で特攻機でもない機体に乗せるだろうか。

キシリアの学徒の乗るモビルスーツの動きが悪いと評していることからも

学徒が登場するモビルスーツも特攻用ではないと言えよう。






私たちが疑問を持たなかった「一年」という概念を

すてたことで、新しい可能性がでてきたではないか。

現実の私たちの世界も、宇宙を目指す時期が来ている。


西暦が終わるとき、そこには一日の概念が、一年の概念が変わるかもしれない。

宇宙航行をするにあたっては、概念をかえることで適応できるかもしれない。

概念をアップグレードすることが

これからの世界を強く生き抜いていく方法の一つなのではないだろうか。










RX78
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posted by もちぞう at 22:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 深層
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