『奥入瀬のコケはがされる』でブログ炎上した件について
奥入瀬のコケはがされる 嘆いたブログに批判多数
奥入瀬のコケはがされる 嘆いたブログに批判多数【朝日新聞デジタル引用】
この出来事を伝えた地元のボランティアガイドの会のブログは「炎上」してしまった。
どういうことだろう?
木製の「コケテーブル」は、渓流の中間地点からやや十和田湖寄りの「白銀の流れ」近くの遊歩道にあり、
全面がコケで覆われ、鮮やかな緑色となっている。
はがされたのは2台あるうちの1台で、9月21日に現地を案内中のガイドが発見。
写真付きで「奥入瀬渓流内は(国立公園の)特別保護地区。信じられない光景に愕然(がくぜん)とした」などと書いたブログをアップした。
■ショック・残念の意見も
23日にこの話が報道されると、ブログにはアクセスが殺到。
掲示板には「ショックだ」「残念だ」といった意見もあったが、
「汚れたテーブルや椅子はきれいにして使うもの」
「保全が必要ならあらかじめ看板を立てるべきだ」
「人工物に生えたコケに美はない」などと批判的意見が多数書き込まれ、
現在では書き込み停止状態となっている。
以下はボランティアガイドの会のブログ記事です。
2015.09.21 : 苔テーブルが!!
コメントは、現在投稿できなくなっていますが、
書き込まれたコメントを見る限り、
人工物のテーブルに生えている苔を剥がす事は問題無いとする書き込みが多くあります。
こういった意見をみると、とても寂しくなります。
人の主観はさまざまです。
どのような物に対しても自分の都合の良いように解釈しがちです。
例えば、秋の訪れを予感させる鈴虫の音。
とても綺麗な音色は聴く人を楽しませてくれます。
そして、雄のみが鳴らすこの美しい音色は、
雌への求愛であり、子孫を残す為の行為。
夏の終わりには寿命を全うする鈴虫の、
その儚い命の音色だけに、
とても尊いものと感じるのが常なのです。
しかし、音色を耳にするだけで嫌悪感を抱くような、
虫が苦手、嫌いな人にとってはどうでしょう。
当然、このような方々は鈴虫の音色を楽しむことはできませんし、
わざわざ出向いてまで、虫の音色を聴きにいったりはしません。
できるだけ虫が居ない場所に行くでしょう。
これと同じで、苔にしても、それを楽しむ場所としての認識が大切です。
ただのイスやテーブルとしか認識できない人は、
行くべき場所ではないのです。
奥入瀬のコケは、
人工物であるテーブルでさえも自然に還そうとするところに、
自然の偉大さや美しさを感じる『侘・寂』があるのです。
また、看板も同様で、
自然を楽しむために、設置しないというのが良いのです。
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なら、はがした人の主観も認めてみては?
>ただのイスやテーブルとしか認識できない人は、
>行くべき場所ではないのです。
・・・と言い切るのはどうかと思いますな。
人工物に生えた苔に意味を見いだせない人でも天然物に生えた苔を
好きな人もいるわけですし、
苔には興味がなくとも、空気がうまいから行きたいという人もいるかも
しれない。
そんな人にも行くなという意味ですかね。
そうだとするならば人の主観はさまざまと言いながら、
実はそれを認めてないんじゃないですかね?
また
>人工物であるテーブルでさえも自然に還そうとするところに、
>自然の偉大さや美しさを感じる『侘・寂』があるのです。
これも個人の主観であってそう感じない人もいるわけで
結局、他人の主観は認めないスタンスに見受けられます。
主観が違う人に対しては看板等でのアナウンスが必要でしょう。
そもそも、剥がされてない苔をわざわざ剥がそうとする無神経が凄いw
公共物として設置しているモノを個人の思惑でどうのこうのすべきではない。
人為的に設置されたモノが苔に覆われ自然と一体化していく様を感じ入れないとは情けない。
苔むしたテーブルやイスを汚いという感情は正直、理解に苦しい・・・
本当に、本当に情けない日本人が増えたものだ・・・ 悲しくなる。
ネット上のおかしな連中の目につけられたのが不幸でしたね。
おかしな連中は所詮はおかしな連中なのでボランティアの方々は
めげないでがんばってほしいものだ。
ロープでも張って立て看板を立てて「使用禁止」とでも書いてあったか?コケが生す様子を楽しむために作られた展示品と勝手に勘違いしてねーか?
何のためのテーブルと椅子だよ。何の感慨も湧かない奴がどうこうするなとか、馬鹿にするのも甚だしいわ。
その上での感想ですが、これは元ブログの主さんの考えの浅さが原因なのではないでしょうか。
>奥入瀬渓流内は、枯葉一枚持ち帰ることも禁じられている特別保護地区です。
と述べていますが、そうであるのなら椅子やテーブルの設置自体は良いのかとまず思ってしまいます。
(勿論設置自体は許可を得ているのでしょうが本質的にどうかという事です)
訪れる人の為に設置されたテーブル。しかし、メンテの手が足りずに苔むしたのでしょう。
そう思われてしまえば悪意が無く剥がす人がいても当然でしょう。
「メンテしたかったのだが特別保護地区なので手を出せなかった」というのではれば話は別です。
しかし、そうであるならそもそも設置許可は下りないかと。
剥がされた事に文句を言うのであれば、テーブルは撤去が妥当かと思います。
ただ、「特別保護地区なので撤去」と言う事であれば、歩道や横を通る車道の存在も否定せざるを得なくなるようにも思います。
個人的には折角設置したのだからメンテしながら使うのが良いと思いますけどね。
(ただ、誰がメンテするかと考えると、元ブログの主さん達ボランティアがやるのが順当かとも思え、皮肉だなと感じますが)
たくさんのご意見ありがとうございます。
誠に勝手ではございますが、コメント記入欄を一時閉鎖させていただきます。
皆様の貴重なご意見を参考にし、今後の当会の活動に役立たせていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
ホームページ管理者 さんのコメント 2015.09.24 15:53:16
本当に馬鹿な人が多いね。次々と論点をすり替えて、剥がした側を擁護する姿勢心が病んでいるって事だ。国籍は日本人かもしれんがDQN丸出し三国人精神そのもの。
休憩所スペースという最初の目的から変化しようが、観光資源として認められ、テレビや雑誌新聞にも度々登場する場所であれば現状維持するのが常識。
誰が苔剥がしてまで座る馬鹿がいるんだ?挙句の果てに管理が悪いとか、苔が病原菌を子供に感染させるまで良くそのような発想が生まれるもんだ。
日本の殆どの人が知らなかったって自分の無学を晒してどうするんだ?
ブログのデータを分析するより自分の頭の病気を分析してもらえ。
その詭弁癖を治してもらえよ。
もしくは苔玉職人Oさんに技かけてもらえばそのアホな脳味噌も少しはまともになるんじゃねぇの??つか貧乏人には行けないか金も車も無いしなww
詭弁家は消えろ!! さんのコメント 2015.09.24 16:13:03
>また、看板も同様で、
>自然を楽しむために、設置しないというのが良いのです。
それならそもそもテーブルとイスも設置しなければ良いのでは?
自然を楽しむのなら、使われもしない人工物は不要かと思います。
さらにいえば、あれはもともと苔テーブルにするために設置されたものではなく結果的に苔が生えただけなのに、苔がはえたからこのテーブルは観賞用ですといってはがすなという理屈がおかしいと思います。
例えばあの椅子とテーブルを使ってうっかり苔がはがれてしまった場合、それは悪い事なのでしょうか?
苔をはがさないようにテーブルと椅子を使いなさいというのでは本末転倒ではありませんか?
私なら苔をはがしたりしないし、はがされた苔をみると悲しい気持ちになりますし、そういう人には来てほしくないとは思います。
しかしそれを断定口調で不特定多数が閲覧する場所で公言するようなことはしないと思います。
そもそもこの問題は人の主観だの価値観だのという問題ではないと思います。
普通の人から見たら汚れてるだけだし
基本放置だけど壊れたら修繕されます。
その際にも苔は剥がされるでしょう。
侘び寂びで誤魔化すより争いの種は撤去が一番だと思うのですがね。
本来イスとテーブルがあるはずのない場所にあるんだから。
同じ苔愛好者でも意見が分かれる物ですな。