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釣り上がる毎に濃くなるヤマメの魚影
9月24日の釣行先は浜益川で、狙いはいつもの通りヤマメ。この浜益近辺の海岸は鮭釣りで賑わっており、特に浜益川や幌川、群別川、毘砂別川の各河口には平日でも多くの釣人が押し寄せる。
これに背を向けて向かった先は、6月末に一度訪れた浜益川水系の渓流。その時の釣果は20センチオーバーのヤマメを頭に、同サイズの虹鱒や15〜6センチのヤマメが飽きずにヒットした。さて、今回はどのような状況だろう。
今回は、6月末よりもかなり上流の渓流を目指して林道を走行。林道は川に沿って延びており、午前5時半に目的のポイントに到着。この川の上流には、毎年「熊出没注意」の看板が何枚も立てられていたが、今年は見当たらない。
しかし林道上には、黒く乾いた熊の糞がそこかしこに見られる。看板はなくても熊の存在を身近に感じる。
浜益川に流れ出る支流は4河川ある。その中でも今回の渓流は、上流までヤマメは棲息するが岩魚はほとんどいない。その代わりに、虹鱒がヤマメと棲み分けしており、どこまで釣り上がってもこの2種が同時に釣れる。
堰堤や砂防ダムといった、サクラマスの遡上を邪魔する構築物がないためにヤマメの魚影が濃いのだろう。
ザラ瀬が上流奥深く続く場所から釣り上がる事にした。ザラ瀬とは言っても、小さな流れ出しや大岩や小岩が点在しており、そのポイントにドライフライを打ち込むと3回に1回は、針がかりしない小さな魚が反応する。
最初の1匹は入渓地点から50メートルほどいった平瀬から。合せると同時に、空を飛ぶほどの10センチにも満たない小さなヤマメ。先ほどからフライを悪戯していたのはこのサイズだろう。
入渓から1時間ほどして、ようやく15センチ前後のヤマメのヒットが続く。どうも入渓地点近辺は釣人が頻繁に入る場所だったらしい。
ある地点では、小さなヤマメと同時に20センチ前後の虹鱒も複数でヒット。黒くサビの入った20センチほどのヤマメも上がり始めた。
川は次第に水量が少なくなり、川幅も狭くなってきたが、下流と比べると魚の濃さは雲泥の差。手つかずではないが、やはり釣人の余り入らないポイントは魚影が濃く、型も大きい。が、狙っていた尺越えのヤマメは今回も無理のようだ。
結局、入渓地点から4時間をかけて2キロほど釣り上がったが、釣果は20センチオーバーのヤマメが1匹に、18センチ、15センチ、10センチ前後のヤマメ10数匹、虹鱒が20センチ前後3匹に15センチ級が3匹。
釣れた数について不服はないが、目的としているヤマメの型ものは今回も叶わなかった。
帰りしなに浜益川河口の導流堤に立ち寄った。平日にも関わらず、導流堤には50人近くの釣人が浮きルアーを投じていたが、川を遡る鮭の姿は確認できるのに、見ている限りでは誰の竿にもアタリがきた様子はなかった。
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