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建岩、精進川海岸ともにアタリなし
少し古い話だが、先週の木曜日(11日)に寿都の磯場に釣行した。この日は、10年前に東日本大震災が起きた日で、震災地では津波などにより多くの人命が失われた。
その当時の記憶は今でもしっかりと脳裏に焼き付いている。寿都は東北から遠く離れた地だが、こうして海を前にするとその当時の畏怖の念が湧きあがってくる。
11日の寿都海岸は前日の強風の影響が残っていて、途中の歌棄の風力発電のプロペラは唸りを上げて回っていた。またいつもは穏やかな平盤も、時折大波が押し寄せるという生憎の天気。
現地には午前6時半に到着。寿都の海岸線には、「サクラが上がっている」との話を裏付けるように、札幌や旭川ナンバーの車が何台も留まっていた。
当初入る予定だった建岩の突堤にも釣人の姿が。仕方なく、そこから100メートルほど寿都市街地寄りの平盤に場所を確保。
この平盤には釣人は見られないが、沖合にはすでにサクラマスの漁期に入っているのだろう、長い網が入っていた。
平盤では、出来るだけ先端に近くて遠投のできる場所を選択。ところが、選んだメタルジグは海底が岩だらけだったようで、根がかりが連発。ようやく4投目から、底に岩の少ないポイントを見つけた。
しかし、アタリを探る範囲が狭くミノーでもなければ根がかりを避けることができない。
だから、根がかりの少ない突堤に入りたかったのだが。
なんとか根がかりをかわして1時間が経過した。しかし、岩底に定位しているはずのアメマスを始め、魚信は全くない。2人組の釣人が竿を出している突堤にもアタリのきた気配はない。
2時間ほど粘った末にこの場所を諦め、更に南下して政泊の平場に向かった。本当は弁慶岬に入りたかったのだが、弁慶岬は初めてのポイント。
その途中にある大平盤の続く政泊でいいのでは、と海岸に降りることにした。
ここの波は先ほどの建岩よりも高く、押し寄せるサイクルも短い。そしてそれが災いした。
平盤の先端で竿を出したものの、押し寄せた大波に足元がすくわれたばかりか、岩盤に置いていたルアーケースが波ごと持って行かれた。
ここで意気消沈。まだ手持ちのルアーはあるが、ここでは釣りにならないので有力サクラマスポイントのひとつ、歌棄の風力発電塔下に向かう。が、ここは正面から風が吹き付けているほか、波も2メートルを越えて竿を出すことができない。
ならば帰路の途中にある尻別川河口周辺はどうか、と精進川河口海岸に立ち寄ることにした。
ただ、ここも2メートルを越える波が押し寄せてポイントを見つけるが難しい。そして、折角見つけた波の穏やかなポイントも、投じたルアーに海藻が絡みつくばかり。多分、前日は大時化で底荒れしたのだろう。
結局この日は、建岩の平盤でしかまともに竿をだすことができなかった。次回の釣行先は今回と同じようなルートを考えているが、果たしてリベンジはなるのか。
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