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行きつけの釣具店からの情報によると、島牧でようやくサクラマスが上がりだしたとのこと。それ以前に、メッカとも言われたアメマスが今季は全くパッとしなかったらしい。
ではオフショアはどうなのかというと、道南ではサクラマスがそこそこ上がっているものの、積丹や岩内ではまだ数えるほどだという。
それでもショアでの岸寄りは道南で始まり、3月末あたりから本格化してきたしてきたという。
道央でも、精進川河口海岸や神恵内の竜神岬でポツポツ上がってきたとの話がでてきた。
ただ、4月1日から尻別川や古宇川などの河口規制が始まり、規制海岸に入ることはできない。となると、規制のかからないサクラマスポイントに多くのアングラーが集まることになり、例年以上の過密状況が予想される。
その河口規制が敷かれる1日前の3月31日に寿都・樽岸海岸に釣行した。元々は精進川河口海岸に入る予定を組んでいた。ところが、到着した午前4時半の海岸は、風はないものの波は時折3メートルを越える荒れ具合。これでは、かなりの遠投を用しても釣果は難しいと判断して、急きょ寿都に変更した。
寿都・樽岸の平盤は、精進川河口海岸と打って変わった凪状態。そこに10人近いの釣人が集まり、潮通しの良さそうなポイントは入る余地がない。
樽岸から少し離れた建岩海岸の平盤にも釣人が入り、一本防波堤の上には4,5人の釣人の姿が。仕方なく、釣人の入っていない樽岸と建岩の間にある平盤に入ることにした。
海岸はべた凪に近く、潮の動きが見られない厳しい条件。なので、なるべく潮通しの良さそうな平盤先端に場所を確保し、まずはジグを遠投。広範囲に探ったが、30分経っても反応がないので、今度はミノーをゆっくり引く。が、ホッケも回遊していないらしく無反応は変わらない。
一本防波堤にいた釣人もアタリが無かったようで、今はブッコミ釣りの1人だけ。それにもアタリはきていないようだ。
午前5時から7時までの2時間を費やしたが、今回も坊主。精進川海岸に戻る気も失せて、その途中にある美谷・幌別川の平盤に立ち寄る。ここはベイトが岸寄りしていれば、それを追ってサクラマスが集まるポイントだという。
ベイト自体が岸寄りしていないので、釣果は難しいだろう。しかし、万が一と言うこともあり、平盤の先端からルアーを遠投。
隣の平盤には、ブッコミ釣りとルアーの二刀流のアングラーが波を避けながら遠投を繰り返していた。
ここも西風には弱いようで、次から次へと波が押し寄せる。
30分が過ぎ、1時間が経っても反応はない。それは隣のアングラーも変わらないようだ。
帰りしなに精進川海岸を覗いてみた。早朝と比べると波は収まっているが、海岸には手持無沙汰の様子のアングラー3、4人だけ。
ヒットした様子もなく、次から次に駐車場所に戻ってくる。ここでダメなら泊村、神恵内、積丹と北上しても期待はできないだろう、と帰路についた。
次回の釣行は、瀬棚か島牧まで広げなければ釣果は難しいかもしれない。
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