日経平均の日足の一目均衡表を見ると、遅行スパンが12月25日頃の足の下で推移しています。12月25日頃の株価17800円前後で上値が抑えられています。来週には26日前の株価が下がり始めるので今の水準であれば自動的に遅行スパンが好転しますが、来週から日経平均株価が下げてしまう場合は26日前の株価の下落に沿って下落する可能性があります。その意味で来週からの動きが注目されます。
今夜は午後10時15分にADP雇用統計が発表されます。先日のISM製造業景況指数などの結果が予想を下回ったことから雇用面でも予想より悪い結果が出る可能性があるでしょう。
NYダウは2日間で約500ドル反発して25日移動平均や日足の＋σに到達しています。今日はADP雇用統計しだいとしても反落しやすいと思います。NYダウも日経平均と同じように遅行スパンがローソク足の下で推移しています。
6日の雇用統計が今週最大の注目材料でしょう。雇用統計に対してマーケットがどう反応するかで目先のトレンドが出るのではと思います。来週から株価が反発したり、上に放れる形になるのが望ましいです。日経平均は遅行スパンが上に抜け、新値足の陽転値17854.23円を終値で超えることが目安になると思います。6日から下げてしまう場合は2月後半まで上値が重くなる可能性があるでしょう。
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