米・雇用統計を受けて: 株式相場あれこれトレンドと投資タイミング

2015年04月06日

米・雇用統計を受けて

さて、3日に発表されたアメリカの雇用統計は予想を大きく下回りました。NY株式市場は休場でした。雇用統計を受けて為替はドル安円高でドル円は118円80銭くらいの推移です。シカゴ日経平均先物も休みでした。
現在の日経平均先物の気配値は19330円あたりです。日経平均は再び25日移動平均や3月SQ値の19225円あたりの攻防が考えられます。それを割り込むと1日の安値18927円を割り込むかを試す可能性があります。
問題は米国株式だと思います。雇用統計の悪化を受けてNYがどのような反応を見せるか。NYダウは3月の高値が切り下がってWトップのような形です。ネックラインを割り込むと下げ幅を拡大する可能性があります。米国株式の動きを見て今後の展開を考えたいです。
日経平均も短期的な調整に入っているのですが、いつ頃まで続きそうなのか見極めたいです。今週末のSQや24日の月内受け渡し最終日あたりで変化の可能性がありますが、もっと長く5月にかけて調整になる可能性も考える必要があるかもしれません。これは米国株しだいと言えるでしょう。
今週からアメリカは決算発表が多くあります。日本は今月下旬から決算発表シーズン入りです。場合によっては決算発表のピークを過ぎるまで調整か、もみ合いかもしれません。
仮に5月にかけて調整して日経平均が18500円あたりになるとしても、中長期的には2万円を超えて行く相場だと想定しています。今後も騰落レシオが70％くらいになる場合には買い場が近づいている可能性があると見ます。

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