日経平均は15500円が節目になっているので、直ぐには上抜けないで、このあたりでもみ合う動きになるのかもしれません。その間は個別株物色が続くことが考えられます。
日経平均がはっきり16000円方向や昨年末高値を抜けるには為替が円安になってドル円が103円の節目を抜けて104円、105円方向に動き出すことが必要なのだろうと思います。為替がそうした動きになるにはアメリカの利上げが意識されることが条件になります。今はまだアメリカの利上げが近くないという見方からアメリカの長期金利が上がっていません。これが反転して長期金利が上がるタイミングがいつになるかは注目ポイントです。
目先では22日のイエレンFRB議長の講演で為替に動きが出るのかどうか。今のところは早期利上げを連想させるような発言はないだろうと見られているようです。
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