何より、夜間にライトが点灯していないと、道路交通法違反になります。
それは自動車・バイク・自転車とどの乗り物でも一緒ですよね。
ライトのバルブの寿命は永久的なものではありません。
![9D301995-8C96-45C2-9DE9-1BAF6A190EC5.jpeg](https://fanblogs.jp/fujiyangarage/file/undefined/9D301995-8C96-45C2-9DE9-1BAF6A190EC5-thumbnail2.jpeg)
なので滅多に切れてしまうことはなくても、思いがけない時に切れてしまうということはありえます。切れてしまうと復活することはありませんので、夜間など困ってしまいますよね。
僕は自動車とバイクのスーパーカブ110プロにはぞれぞれ予備のバルブを車載しています。
ただ持っているだけではいざという時に役に立ちません。それの交換方法とそれに使用する工具があってはじめて役に立つのです。
今回はそんなスーパーカブ110プロ のヘッドライトバルブの交換方法をご紹介します。
僕のスーパーカブ110プロ は2012年モデル「JA10」です。1つ前のモデルですね。
ヘッドライトバルブの交換作業時間は10〜15分くらいあれば十分かと思いますが、大事な箇所なので慎重に行いましょう〜!
まずは用意するものです。
●ヘッドライトバルブ
・型式HS1(H4) 12V35/35W
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M&Hマツシマ HS1/H4 12V35/35 (B2・C) 16AH 16AHB2C ライト バルブ 新品価格 |
●工具
・プラスドライバー(#2)
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・8mmのレンチ
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KTC(ケーテーシー) コンビネーションレンチ MS2-08-F 新品価格 |
?@ まずはプラスドライバーでライトヘッド左右にあるネジを外します。
?A ライトヘッド下部を覗き込むと8mmの特殊ボルトがありますので、それを8mmのレンチで緩め外します。この部分のネジは固定とライトヘッドの照射角度の調整の役割があります。
![4F2CF8F5-6EC7-4842-A874-B08FE26D8218.jpeg](https://fanblogs.jp/fujiyangarage/file/undefined/4F2CF8F5-6EC7-4842-A874-B08FE26D8218-thumbnail2.jpeg)
?B 普段外し慣れていないと、固着してちょっと硬いとは思いますが、ランプベースを外します。
ランプベース(クリアレンズと反射板のユニット)は上部が爪で引っかかっていますので、そこを支点に下側を手前に引き出すように外します。
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?C ランプベースを外すと、裏側の中心にはまっているソケットを外します。これは本体から電線でつながり、バルブに電源供給する部品です。
?D ソケットを外すと、3つの金属の爪が出てきます。これがヘッドライトバルブです。
その周りにドーナツ型のダストブーツ(ゴムのような素材)がありますので、それを外します。これもちょっと硬いかと思いますが、左右に耳がついていますので,そこを左右交互に少しずつ引っ張っていくと外しやすいかと思います。
このダストブーツはバルブヘッドを水分や埃から守るためにあります。
![B346DA3E-4491-49E6-807C-B420E25FDBA6.jpeg](https://fanblogs.jp/fujiyangarage/file/undefined/B346DA3E-4491-49E6-807C-B420E25FDBA6-thumbnail2.jpeg)
?E ダストブーツを外すと、ヘッドライトバルブの裏側の全貌が明らかに。
ヘッドライトバルブを押さえ込むように針金のような部品が引っかかっています。その端の引っかかっている部分を解除すると、開いてバルブが外れます。
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?F バルブには3つの突起が出ています。この突起に合わせて、新しいバルブをセットします。
新しいバルブを用意する時,バルブの透明の部分(発光する部分)には触らないように気をつけてください。ハロゲンバルブだと,指の脂がついてしまうと,バルブの寿命を縮めてしまいます。
![95B8E760-FCF6-45E2-96BB-FB8D17E9E879.jpeg](https://fanblogs.jp/fujiyangarage/file/undefined/95B8E760-FCF6-45E2-96BB-FB8D17E9E879-thumbnail2.jpeg)
バルブをセットしたらドーナツ型のダストブーツを嵌め込みます。この時にダストブーツに「TOP」と書いてありますので、これが最上部にくるように装着します。
?G 後は外した時の逆の手順で装着していきます。
装着過程で底部の8mmの特殊ボルトを締め込む時、本締めする前に、ライトの照射角度を決めてください。照射角度が決まったら本締めします。
ここを何も気にせずに本締めしてしまうと、ライトの角度が合わず、いざ暗くなった時に照らして欲しいところを照らしてくれなかったり、前方からこちらに向かってくる相手に迷惑をかけてしまう可能性があります。
照射角度はきちんと調整しましょう。日中に確認しずらいときは、夜暗くなってから走り出す前に広いところで確認して調整します。
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それまでの間の日中に乗るのであれば、とりあえずライトの角度は下向きにしておいた方が、対向車や人に迷惑をかけずにすむと思いますよ。
それでは良い整備時間を!!
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