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posted by fanblog
2020年03月18日
非常電源のことを考えて、太陽光発電の蓄電システムを自分で作るということは、売電以上にメリットがある話。
「電気を売電することで長い目で見ると元が取れますよ。毎月の電気使用料を概算すると結果として安くなりますよ。」
という内容でお客様にオススメすると、お客様は
「それならば設置して損はないかな?」
ということで設置される方も多いかと思います。
しかし、自分で太陽光発電システムを作るとそれ以上に大きなメリットがあります。もちろん、注意するべきこともありますので、そのことも含めて今回は 太陽光発電を自分で作るとどうなるのか?というお話をしたいと思います。
■何のために作るのか?自分で太陽光発電システムを作るメリット
目的は売電ではなく、もっと大事なことです。非常電源のシステムを作るということは、業者に設置してもらう場合でも自分で作る場合でも、昼間に作った電気を蓄電できるバッテリーを設置することが大事です。 電気自動車があれば、それに繋いで非常時の移動型のバッテリーとして使うことを考えてもいいでしょう。
これに関しては一石二鳥ではないかと思われるほど、蓄電のシステムとしてはかなり有効ではないかと思います。大型の電源を積んだ自動車ですから、自宅でも移動した先でも大きな電源として使えます。
災害時は、このバッテリー(蓄電池)があることで、電気が供給されない状況でも、電気を使うことが出来ますね。
さらに、自分でこのシステムを作ると何が良いのか・・・。システムは業者に設置してもらうそれに比べて、こじんまりとしたものになると思いますが、自分で作ることで、その仕組みを知ることができるので、いざ災害時にそのシステムが被害を受けて破損してしまっても、部品さえ揃えば自分で直して使えるということです。
業者さんに作ってもらったシステムだとなかなかそうもいきません。さらに、災害時に、いざ頼りにしている太陽光の蓄電システムが壊れてしまっていたら、業者さんに修理を依頼と言うことになります。しかし、そんな災害時では、同じように修理を依頼したい人も多くいるわけですので、なかなかすぐに対応してはもらえないでしょう。
そういう時に自分でどうにかできるということは非常に強みになります。これは何にしても言えることですね。普段、当たり前に使えている便利ものが使えなくなってしまった場合、その仕組みを知っているのかいないのかで、その後に対応できるかどうかが変わってきます。対応できることでトラブルの早期解決に至れればそれに越したことはありません。
話は戻りますが、自分で作ったものであるならば、システムのどこが壊れているのかを確認し、部品さえ手に入れば修理ができます。
災害時は、すぐに部品が手に入るとは限りませんので、破損が考えられる部品に関しては予備を用意しておくのも良いかと思いますよ。
■太陽光発電を自分で作るうえでのリスク。
これは何より自分で作るわけですから、製作に失敗し、試行錯誤を繰り返すかもしれませんので、そうなってしまうとなかなか完成せず、部品を買い替えたり時間とお金が余計にかかってしまういということがあるかもしれません。しかし、それを試行錯誤することを楽しく思えるかどうかも、自分で作成するうえでは大事な要素かもしれませんね。
ただその失敗が、システムが作動しないだけならまだしも、取り返しのつかないことになってしまう可能性もあります。バッテリー(蓄電池)を使いますので、その容量が大きくなればなるほど、火災や爆発などの危険性も増えてきます。取り扱いは慎重にしなければなりません。
太陽光の蓄電システムを作りたいが、どうにも自信がないということでしたら、もう少し簡単な方法でも「構築」はできます。
それは前に記事にしましたこちらを参考にしていただければと思います。
「小さなソーラーパネルを日常生活に持ち込むと非常時の電源に困らなくなる話」
■自分で作る太陽光発電の蓄電システムのメリット・デメリットのまとめ
●メリット
・公共の電気が供給されない状況でも電気を使うことができる
・壊れてしまっても、部品さえあれば自分で修理ができる。
●デメリット
・うまくいかないと試行錯誤に時間とお金がかかってしまう場合があり。
・発電、蓄電のシステムが大きくなると事故時の発火や爆発の恐れがあるので、そうならないための電気の知識が必要になる。
作り方についてはまた近いうちにご紹介させていただきますね。
それでは今日はこの辺で!!
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