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2018年12月16日

国交省の省エネ基準から見たときの省エネエアコンの選び方!


新築の家ではほとんどがエアコン暖房を用いていることと思います
光熱費は冷房よりも暖房のほうが圧倒的に多く、暖房の電気代が気になる方も多いと思います

そこで、国が定める省エネエアコンの選び方を紹介しようと思います。




国土交通省が行うZEHではWEB計算プログラムというシステムを使って家の消費エネルギーを計算し、それが基準を満たすかどうかで判断しています。
WEB計算プログラム→ https://www.kenken.go.jp/becc/house.html

このプログラムはおそらく、国がお偉い先生方と一緒に家の断熱性能の検証や、ソーラーパネルの検証、エアコンの検証等を行って できるだけ実際の消費電力などを測定し計算プログラムに盛り込んでいます

国の税金が何百億円と注ぎ込まれる補助金に関わるものなのでかなりの確からしさが求められる ものになっています。

では、そのプログラムの中でエアコンはどう扱われているのでしょうか?
エアコンは省エネ性をい・ろ・はの3区分に分けられそれを選択することで省エネ計算に使われます

このいろは区分は、なんと 冷房定格運転時のCOP のみを使って判断されているのです。
つまり、 暖房も冷房のCOPで判断 されているのです!
国土交通省のページにもしっかりと記載されています。
引用・・・
暖房運転についても「冷房定格能力」と「冷房定格エネルギー消費効率」に基づき、エネルギー消費効率の区分を設定
https://www.kenken.go.jp/becc/documents/house/supplement_RAC_EnergyPerformanceDivision.pdf


これは、エアコンの冷房定格COPが、冷房の全運転域、暖房の全運転域に相関があることが国の公の機関で認められているということになります。

つまり、 本当に省エネなエアコンを選ぶなら、いろは区分の「い」に相当するエアコンを選ぶ ことが重要です!
そして、さらに「い」区分の中でも 冷房定格COPが高いエアコンを選ぶ ことが大事ということになります。

各エアコンメーカーも自社サイトでいろは区分や定格COPの表示をしていますのでそれを見てエアコンを選定するのも一つの基準になると思いますので参考にしてください!

参考にダイキンの冷房定格COPがまとまったページを紹介しておきます
http://www.daikinaircon.com/catalog/sumai_horeiseido/pdf/suishoukiki_leaflet.pdf



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