4日目その3 陸前高田奇跡の一本松〜五葉温泉に浸かり道の駅種山ヶ原


2019年5月2日(木) その3です。

気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館の見学を終え、気仙沼市のファミリーマートで軽い昼食を買い、休憩を取らせて貰いました。

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震災遺構の見学も1時間半ほどしていたと思いますが、とにかく風の強い日でもありちょっとお疲れ気味。

駐車場の広いコンビニは、長居は出来ませんけど、小休止を取らせて貰うのにホント助かりますね。

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気仙沼市内で立ち寄ったスーパーはMAIYA気仙沼バイパス店です。
私以外にも2台ほどキャンピングカーが駐車場にありました。


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夕方近くになって奇跡の一本松まで来ました。

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もう午後4時になりますが、それでも駐車場から奇跡の一本松まで歩く人姿が絶えません。
保存の是非等ご苦労もあったかと思いますが、8年経った今も多くの人が訪れるんですね。

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間近まで来て見上げてみます。

周囲は奇跡の一本松と一緒に自撮り棒片手に写真を撮る人、愛犬を抱っこして写真に収まる人など様々でした。

そんな人だかりから少し距離を取って見上げている、私の左隣にいたご婦人が、一緒に居たご主人と思しき男性に向い、急に声を震わせて言ったんです。

「何年経っても現場に来るのはやっぱり辛い・・・・・」と。

明らかにそれは涙声でした。

一瞬時が止まったような感覚の後、何かに心が揺さぶられるような、心の琴線に触れられるような感情の高まりを覚え、思わず目頭が熱くなってしまいました。

偶然何かの巡り合わせで、私の左隣に来られたんでしょうけど、このご婦人の発したひと言は、私の今回の旅を更に意味あるものにしてくれたと思います。



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震災遺構となっている道の駅高田松原タビック45の建物が遠くに見えます。

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かさ上げ工事や復興記念公園整備が進行中でした。

まだもう少しこの土地で時間を取りたいと思うものの、そろそろ帰路の事も考えないとなりません。

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夕方にやっと風も少し収まってきたようです。
行き当たりばったりの本日の温泉ですが、三陸沿岸の最高峰、五葉山の深層から湧くと言う五葉温泉に決めました。

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JAF会員割引100円です。
受付カウンターにて頂戴したパンフレット掲載させて頂きます。
「一部戴きますね」と言う私に「どうぞー」と笑顔で応じてくれました。

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入浴中の浴室内にも、町の防災無線から、明日の休日当番医の放送が流れて来ました。
こんな事も旅先の妙味に思えるから不思議です。


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まだ桜も咲き残る、日暮れの山を渡る風が、温泉あがりの身体に心地良いです。

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薄らと残る茜色の方角を見つめ、「あのずっと向こうには我が家があるんだよなぁー」とふと家の事を思い出してしまいました。

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すっかり暗くなった夜道を、これまた暗いライトのJB-470を走らせて、どうにか本日お世話になる道の駅種山ヶ原に到着
致しました。
時刻は20時少し前でした。

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旅に出てあまりテレビニュースとか見てないよなぁと思い、チャンネル設定すれども結局見れませんでした

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今夜の晩酌は入手した銀河高原ビールの予定でしたが、思いのほか冷え込んできたのもあり、キャンピングカーの備蓄から群馬の本醸造「榛名山」を燗する事にしました。

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つい鼻歌交じりで八代亜紀のあのフレーズを唄ってしまってる自分が可笑しいです。

肴は炙った烏賊ではなく、スーパーMAIYAで買った刺身と、何故か卯の花が食べたくなって・・・・大豆の食べ過ぎ注意ですね・・・・・。

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晩酌も終わって、今夜の晩ご飯は、この岩手県産小女子を使います。

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はいっ、しらす丼ではなく、釜揚げ小女子丼の出来上がり!

ホントは真ん中に卵黄を置きたかったけど、小女子の味わいを楽しむことにしました。

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今回の放浪旅の目的が果たせた事に安堵し、こうして長かった4日目の、静かな夜が更けて行きました。


本日もご覧頂き有難うございます

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群馬県より、所有している中古キャンピングカーについて色々と綴っていきます。 活動は主に週末ですが、群馬は温泉がたくさんあって、行くところに事欠きません。

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2019年05月12日

キャンピングカーの自炊で健康的な長期旅を続けたい


このGWでの旅を終え、10代の頃から漠然と憧れていた日本一周への想いが更に強くなりました。
車中泊であれば私でも実現可能と思えて来たからです。

現役を退き、自由の身になれるのは暫く先の事ではありますが、その歳になってもいかに健康で、欲を言えば老化を防ぎ少しでも若さを維持出来るのかが重要と思えてきました。

ちょうどGWの3週間前あたりに書店で手にとって購入した書籍です。

「老けない人はこれを食べている」 牧田善二氏 著  新星出版社

以前にもこの著者が書いた別の書籍を、私のブログで取り上げさせて貰ったことがあります。

今年のGW車中泊旅で、毎回朝食の納豆を取り上げてましたが、これはもう30年近くほぼ毎日続けている普段の食生活なんです。
まぁ、ご当地納豆という遊びの要素も有りましたけど

時にパン食とか、出先で食べられない時もありますけど・・・・その効能効果については省きますが、自ら持って体験した事例から現在も続けています。

出発前に読んだこの書籍の影響からも、旅の毎日で食べる食材や調理方法について色々と考えるようになりました。


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まだまだ意識し始めて日も浅いですが、長期キャンピングカー旅における食事に限った事だけではなく、これからは常日頃からバランスの取れた食生活に留意して行きたいなと思いました。
勿論、運動で身体も動かすことも併用しながらですが。


日本一周の車中泊旅は、資金面や日程がクリアできたとしても、その時の健康状態が実行に移せるかどうかの重要な要素である事は間違いないと思います。

年老いた親の事や、家庭の事情なども考えるとまた実現へのハードルが上がってしまいますけどね・・・・それは一先ず置いといて

健康な身体を維持するためにやっぱり食事は重要で、長期に渡る旅では、旅先でのグルメも連日と言う訳にはいかないと思います。
そんな時、材料調達さえ可能なら、普段の食生活を維持しながら旅が出来るキャンピングカーってやっぱり魅力的です。

寝泊まりするだけでなく食事内容も自分に合わせて旅を続けられる。

例えばカロリーや塩分、脂質・糖質制限、またはアレルゲン対策もやる気があれば自分でコントロールしながら旅が出来る。
仮に持病があったとしても、健康的な食生活を基本とし、服薬でコントロール出来るのであれば、普段の掛り付け医と連携し、出先で医療機関にかかりながら薬局で薬を処方して貰い旅を続けられるのかと。

もしも身体的に何かしらの問題を抱えたとしても、車の運転に支障さえなければ、公共の乗り物に比べ、プライベート空間を維持できるキャンピングカーは最も適した移動手段に思えてなりません。


それとこれはまた別の機会に綴りたいのが温泉の効能効果。
ここ数年は風邪で寝込むこともなく過ごしています。
過去の自分に照らし合わせると、禁煙をした事以外では、キャンピングカーに乗る様になって、温泉に入湯する回数が飛躍的に増えた事。

確たるデーターはないですが、主観的に温泉も私の健康維持に貢献してくれているようです。

こうして健康オタクになって行くのかも知れませんけど、結果的に身体に良いとなればOKと言うことにしておいて下さい。

言いたかったのは「現役をリタイアしたら、健康にキャンピングカーで日本一周車中泊の旅がしたい」それなんです



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