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お勧めのニュルンベルクのマイスタージンガーの録音

明日4/4(木)に、東京文化会館にワーグナーのオペラ、
楽劇ニュルンベルクのマイスタージンガーを聴きに行きます。

演奏会形式なのが少々残念です。
オペラは総合芸術なので、できればちゃんとした舞台でみたいです。
でもまぁ、その分いくらかチケット代がお安いと思えば許せますね。

私はワーグナーは10代の頃から聴いているワグネリアンなので、
今更予習も何もないのですが、ここ最近マイスタージンガーは聴いて
いなかったので、ちょこっと聴いてみたくなりました。

聴いたのは、音源は2008年のバイロイト音楽祭での公演です。
毎年、その年の年末に放送されるHNK-FMの放送を録音しています。

指揮者は、セバスティアン・ヴァイ氏
ヴァルター役は、クラウス・フロリアン・フォークト氏

明日聴きに行くマイスタージンガーも同じ指揮者、同じヴァルター役です。

You Tube に、映像付きでUPされているのをみつけました。
カタリーナ・ワーグナーの奇抜な演出で物議を醸し出した、あの舞台が
見られます。



ヴァルター役のフォークトさんは、去年新国立劇場のローエングリンを
聴いて、とても素晴らしいと思ったので、先週東京文化会館の小ホールに
リサイタルを聴きに行きました。
リサイタルでも素晴らしい歌声を聴かせて貰いました。

ですが、2008年にこのマイスタージンガーの録音を聴いた時は、
特別、ヴァルターを歌ったフォークトさんに何の印象も残っていなかった
のです。改めて、聴きなおしてみると、

なんと軽やかで澄み切っているのでしょう!
とても美しく綺麗な歌声です。

「そうか、だから印象に残らなかったのか」

フォークトさんの声は軽やか過ぎて、ヴァルター役に合っているかと
言われると、どうなのかな?と思えます。

異世界から来た聖杯の騎士ローエングリンには合っていたけれど、
ヴァルターの声ではないかなぁ。

ヴァルターもだけれど、ジークフリート役は無理…と思ったら、
3/20発売のCDの中に1曲だけ、ジークフリートの歌が入っていますね。
怖いもの見たさ(聴きたさ)で、聴いてみたくなりました。
もしかしたら、意外と合っているかもしれないし。

しかし今は引退した、当代最高のヘルデンテノールと言われた
ルネ・コロさんも、最初はヘルデンらしからぬ声の持ち主だったそうなので、
きっとフォークトさんも、これからどんどん幅を広げて行くと思われます。

明日は2008年のヴァルター役の時より、進化した歌声を
聴かせてくれるに違いありません。そう期待します。



マイスタージンガーの録音で、私がベストだと思うのは、
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮、ドレスデン国立管弦楽団のものです。
1970年の録音で古いですが、この時代にしては音質も悪くなく
お勧めです。

これを聴くまでは、政治的な姿勢等共感できない部分があり、
カラヤン氏の指揮は敬遠気味でした。
でもこのマイスタージンガーのCDを聴いて、考えが一変しました。

「カラヤン最高!」

こちらもYou Tubeにupされているのを見つけました。


歌手陣も素晴らしいです。
ハンス・ザクス役に、テオ・アダム氏。
ヴァルター役に、ルネ・コロ氏。
エファ役のヘレン・ドナートさんの可憐な歌声が最高です。

これを超える録音は、これから先もそう現れないのではないでしょうか。

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