有終の美を飾りたいが、なかなかうまくいっていないようだ。
予選は早くてもレースでは勝てない。
フェルスタッペンをしても勝てないのだから状況は深刻だ。
Yahoo!より、
レッドブル&HRC密着:予選2番手を実現した攻めの冷却仕様と、決勝のペース不足という難題
10/28(月) 12:29配信
オートスポーツweb
https://news.yahoo.co.jp/articles/39c20e6a67af80eeab7ca49dc56f9d5b4595e3d1
記事より、
大気圧が低いメキシコシティGPでは、冷却性能を最大限高める仕様のボティワークが投入される。しかし冷却性能だけを考えて、開口部が大きいエンジンカウルを投入すれば、マシン表面の空気の流れが乱れ空力性能が落ちる。空気密度が低いメキシコでは平地と同じ仕様の空力パッケージでも、ダウンフォースが平地よりも落ちる。そのため、冷却性能を高めつつ、できるだけ空力性能を落とさないパッケージが求められる。
2024年のホンダRBPTのパワーユニット(PU)は、2023年までに比べて水温や油温をできるだけ高い温度でオペレーションできるエンジンの温度環境を確立している。つまり、冷却性能に厳しいメキシコシティGPは、まさに今年ホンダRBPTのPUを開発・運営しているホンダ・レーシング(HRC)のエンジニアにとって、努力した結果を見ることができる舞台でもある。
エンジンの設定温度を上げる方法には、エンジンの骨格が持っている耐熱性のマージンを削る作業が主になる。HRC Sakuraのベンチでどこまでは上げられるかをテストし確認した上で、上限値を昨年よりも引き上げた。
しかし、残り5戦。ドライバーズ選手権でマックス・フェルスタッペン(レッドブル)と2位ランド・ノリス(マクラーレン)との差は57点。また、コンストラクターズ選手権でトップに立つマクラーレンとレッドブル・ホンダRBPTとの差は40点。3位のフェラーリとの差は8点。両タイトルとも接戦のまま、終盤戦に突入している状況で、レッドブルがHRCに対し、冷却性能に関してパフォーマンスアップのためにどこまで攻めることができるかと相談してきたという。
HRCの折原伸太郎トラックサイドゼネラルマネージャーはこう語る。
「メキシコシティGPに向けて、クーリングをどこまで攻められるかを話し合いました。開ければクーリング的には楽になりますが、それではタイムが上がらないので、どこまでマージンを削れるかがポイントになります」
車体のセッティングは土曜日の予選でコースインした瞬間から変更できない。ライバルのマクラーレンやフェラーリが大型のルーバーを何枚も搭載した今年最も開口部の面積が大きいボディワークを採用してきたのに対して、レッドブルのルーバーはハンガリーGPとほぼ同等。ただし、ルーバー以外の部分で冷却性能を高め、極力空力性能を犠牲にしない冷却仕様で臨んだ。
その甲斐あって、予選ではフェルスタッペンがフロントロウにつけたが、日曜日のレースではマクラーレンとフェラーリのペースについていくことができなかった。そのため、スタート直後に先頭に立ったフェルスタッペンだが、すぐにポールポジションからスタートしていたカルロス・サインツ(フェラーリ)にオーバーテイクされ、その後もノリスに激しく迫られる展開となる。
コメント
2024年のF1シーズンも終盤に差し掛かり、各チームがコンストラクターズタイトルを争っています。特にレッドブル・ホンダRBPTは、マクラーレン・メルセデスとフェラーリに対し、激しい競争を繰り広げています。
現状のポイント状況(2024年10月29日時点)
ドライバーズランキング:
1位: マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダRBPT) - 354ポイント
2位: ランド・ノリス(マクラーレン・メルセデス) - 297ポイント
3位: シャルル・ルクレール(フェラーリ) - 275ポイント
4位: オスカー・ピアストリ(マクラーレン・メルセデス) - 247ポイント
5位: カルロス・サインツ(フェラーリ) - 215ポイント
コンストラクターズランキング:
1位: マクラーレン・メルセデス - 544ポイント
2位: レッドブル・ホンダRBPT - 504ポイント
3位: フェラーリ - 496ポイント
4位: メルセデス - 344ポイント
5位: アストンマーチン・メルセデス - 86ポイント
最近のレース結果と動向
10月27日に行われたメキシコシティGPでは、予選でフェルスタッペンが2番手を確保する一方、決勝ではマクラーレンやフェラーリのペースに追いつけず、8位フィニッシュとなりました。
Formula 1 Data
今後の展望
レッドブル・ホンダRBPTは、ドライバーズとコンストラクターズの両方で上位を維持していますが、マクラーレン・メルセデスやフェラーリとの競争が激しく、さらなるパフォーマンス向上と戦略の最適化が求められます。特に、エンジンの冷却性能や空力性能の改善など、細かな調整と開発が必要となるでしょう。
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