2団体統一ベルトの保持者だったので弱いわけではない。
ただ、1Rでのダウンが致命的だった。
最後まで戦ったが、長身を活かせなかったファイトスタイルには課題を感じたところ。
山中がルプレヒトに挑戦となったが、同じような身長であり、今度は4団体統一王者を山中に目指してほしい。
Yahoo!より、
松田恵里、ドイツでの日本女子初の3団体統一戦でルプレヒトに判定負け 山中菫が来年にルプレヒトと4団体統一戦へ
11/24(日) 8:17配信
サンケイスポーツ
https://news.yahoo.co.jp/articles/7196f303f42192956bb36a03b0272ae0cfea9c28
記事より、
プロボクシングのWBA、WBO、WBC世界女子アトム級王座統一戦が23日(日本時間24日)、ドイツ・ハイデルベルクで行われた。WBA、WBO統一王者の松田恵里(30)=チーム10カウント=が、WBC王者のティナ・ルプレヒト(32)=ドイツ=に0−3の10回判定負け。日本女子で初めて3団体王座統一戦に臨んだが、WBAとWBO王座の初防衛に失敗し、王座統一を許した。
松田は敵地での歴史的な一戦で奮闘。メインイベントでリングに上がり、観客を盛り上げたが及ばなかった。1回にコーナー付近で右フックを被弾してダウンを喫する苦しい立ち上がり。何度も「ティナ」コールが起こる中、プレスをかけて左右のフックを振ってくるルプレヒトを、松田が足を使ってさばく展開となった。
4回に左ボディーアッパーがヒット。7回には前に出て自分から攻撃を仕掛けた。8回以降は接近戦での打ち合いに応じたが、左右のフックを被弾し、決定打を奪えなかった。ジャッジは97−92、96−93、96−93でルプレヒトを支持。松田は判定を聞くとうつむき、拍手を送った。
1月に東京・後楽園ホールで、WBA、WBO統一王者だった黒木優子(真正)に挑戦し、2−1の10回判定勝ち。3度目の世界戦で悲願の世界王座を獲得した。9月に2週間弱、メキシコで合宿を敢行。プロアマ通じて初めての海外での試合、外国選手との試合に備えてスパーリングを重ねた。帰国後はアマチュア選手らと拳を交えてきた。18日に日本を出発し、現地で最終調整した。
日本女子の過去の欧州での世界戦は2014年と18年にドイツで、今年10月にデンマークで行われたがすべて判定で敗れている。これで4戦全敗となった。
ボクシング界で最も権威がある米国の老舗専門誌「ザ・リング」の認定ベルトもかけられていたため、ルプレヒトは4本のベルトを巻いて大喜び。松田に対して「素晴らしいスポーツウーマンに感謝したい。素晴らしい人だし、あんなに強い相手とリングを共にできて本当に楽しかった。ドイツに来てくれてありがとう」と感謝の言葉を述べた。
試合後には初防衛戦としてIBF世界女子同級4位のファビアナ・バイティキ(28)=チェコ=の挑戦を受ける予定だったが、バイティキが脱水症状で棄権したため、試合が中止となったIBF王者の山中菫(23)=真正=が笑顔でリングに上がり、ルプレヒトとフェースオフ。プロモーターは「来年、4団体統一戦が行われます」と話し、山中が日本女子初の4団体王座統一戦に臨むことが濃厚となった。開催地はドイツか日本のどちらかだという。山中とルプレヒトは笑顔で握手を交わし、写真撮影に応じた。
コメント
松田恵里選手、歴史的な3団体統一戦への挑戦、お疲れ様でした。結果は惜しくも判定負けとなりましたが、異国の地で奮闘する姿は多くの人に感動を与えたと思います。特に1ラウンドのダウンから立ち直り、最後まで諦めずに戦い抜いた精神力には敬意を表します。確かに、長身を活かしきれなかった点やファイトスタイルには今後の課題が見えましたが、この経験を糧にさらなる成長を期待しています。
次に挑戦権を得た山中菫選手には、ぜひ4団体統一王者という日本女子ボクシングの新たな歴史を切り開いてほしいです。ルプレヒト選手との戦いは簡単ではないと思いますが、互いに高め合う試合になることを期待しています。日本ボクシング界の未来に希望を感じます!
English: Eri Matsuda, thank you for your incredible effort in the historic three-belt unification bout. Although the result was a close decision loss, your determination and perseverance in a foreign land inspired many fans. Overcoming a knockdown in the first round and fighting until the very end demonstrated remarkable resilience. While there are areas for improvement, such as utilizing your height more effectively, this experience will undoubtedly help you grow as a fighter.
Looking ahead, we place our hopes on Sumire Yamanaka, who now has the chance to make history as the first Japanese female four-belt unified champion. Her upcoming bout with Ruprecht will undoubtedly be challenging, but it has the potential to be a spectacular clash that elevates both athletes. The future of Japanese boxing shines bright with these inspiring fighters!
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