英文の予防接種証明書
は 現地校に通うために必須の書類
です。これがないと多額の費用をかけて抗体検査を受けたり、必要のない予防接種を受けたりするよう求められかねません。必ずかかりつけの小児科で作成してもらってから渡航しましょう。
23区内や海外転勤が多い地域の医院は慣れているところが多いかもしれませんが、医院によっては英文での診断書・証明書の書式がなく、発行までに時間がかかることもあります。渡航日時が迫っている方はいつまでに必要かを明示してお願いすると良いでしょう。
私は”抜けて”いて、この証明書が必要だと気付いたのは渡航日まで2週間を切った時期でした(汗)。仕方がないので母子手帳を見ながら下記のように原稿を作成して小児科に持参したところ、その場で先生のサインとハンコをもらうことができました。(先生、本当にありがとうございました!) ただこれはあくまでも例外的な対応ですので、 時間に余裕を持って
証明書を申し込むようにしましょう。
医院によっては原稿を持参した方が早く対応してくれることもあるかと思いますので、以下に私が持参した証明書の原稿の抜粋を掲載しておきます。
CERTIFICATE OF IMMUNIZATIONS (予防接種証明書 - 表題)
Date of issue:
Name:
Sex:
Date of Birth:
Address: (必要ないかもしれませんが)
Passport number:
This is to certify that the person listed above has received the following vaccinations:
(上記の者は下に記す予防接種を受けたことを証明する。)
(下記の項目を表にし、接種日を母子手帳を見ながら記入していきました。発疹など副反応が出た方は"Remarks"などとして記載をお願いしておいた方が良いように思います。)
DPT (Diphtheria, Pertussis and Tetanus combined) primary 1st/2nd/3rd
(三種混合[ジフテリア、百日咳、破傷風]第1期、第1回/2回/3回)
DPT (Diphtheria, Pertussis and Tetanus combined) secondary
(三種混合[ジフテリア、百日咳、破傷風]第2期)
DPT (Diphtheria, Pertussis and Tetanus combined) tertiary
(三種混合[ジフテリア、百日咳、破傷風]第3期)
Oral polio vaccine / Inactivated polio vaccine
(経口ポリオ生ワクチン/不活化ポリオワクチン - 我が家は上の子は経口生ワクチン、下の子は不活化ワクチンでした。最近は上記の三種混合と不活化ポリオワクチンがセットになった四種混合ワクチンになっているようです。母子手帳を確認してください。)
Haemophilus influenzae B
(ヒブ[インフルエンザ桿菌])
Pneumococcal (PCV7/PCV13)
(肺炎球菌ワクチン - 7価ワクチンなのか13価ワクチンなのかも記載した方がよいと思います。)
Mumps
(急性耳下腺炎 - 「おたふくかぜ」のことです。)
Measles and rubella, combined
(麻疹・風疹混合 - 北米ではmumpsも一緒になったMMRが一般的のようですね。)
Varicella zoster
(水痘・帯状疱疹 - いわゆる「みずぼうそう」です)
Hepatitis B
(B型肝炎)
Japanese encephalitis
(日本脳炎)
オンタリオ州では上記に加えて、髄膜炎菌ワクチン(meningococcal vaccine)が定期接種ワクチンに含まれています。これは日本では通常受けないワクチンですので、日本で発行してもらう証明書には記載されないのですが、現地校入学には問題ありませんでした。
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posted by fanblog
2018年08月10日
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