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2018年09月29日
日本語での教育 〜 トロント補習授業校と日本の通信教育
英語(とフランス語)を身に着けるには良いのですが、やはり日本語の方も年齢相応に身につけさせたいものです。
毎週土曜日、トロントに住んでいる日本人のお子さんの多くはトロント補習授業校に通っています。
この補習授業校は土曜日だけ開校している学校で、文部科学省から教員の方が2名派遣されており、日本の教科書を使って授業を行っています。
(※ちなみに、本日9月29日、トロント補習授業校は臨時休校となっています。校舎工事のため、トロント市教育委員会より校舎使用許可が取り消されたとのことです。)
日本で月曜日から金曜日までやっている授業を土曜日1日で行うのですから、そのハードさは容易に想像できます。
自宅で毎日きちんと予習・復習して、補習授業校ではそれを確認する、というようにやらざるを得ません。
トロントで知り合った日本人のお子さんの中には、毎週頑張って通っている方もいますが、大変でやめてしまった、という方もいらっしゃいます。
私たちもさんざん迷った挙句、詰め込み教育は我が家の目指すものではないこと、せっかくカナダに住んでいるのに毎週土曜日が学校でつぶれてしまうのは様々な機会の損失になることから、子供たちを補習授業校に通わせないことにしました。
その代わりに毎日日本語の本をしっかり(というか夢中になるように)読ませ、そしてGrade 4の長男には日本の通信教育を受けさせています。
日本を出る前に通信教育についていろいろ調べてみました。
海外にいながら受講できる日本の通信教育はいくつかあるのですが、わが家が選んだのはZ会の通信教育です。(こちら ⇒ 【Z会の通信教育】 )
最初にZ会を候補に考えたのは私自身が高校時代、塾に行かずにZ会の通信教育だけでなんとかなった経験があったからなのですが、よく調べてみると海外在住者向けのサポートがしっかりしていました。
特に日本を出発する際、住所がまだ決まっていない段階で申し込みができ、渡航日に合わせた教材到着日の調整等、メールで細かく対応してもらえたのが助かりました。
トロントで3回引越しするというあわただしい最初の数ヶ月でしたが、その度にしっかりと教材を届けてもらえたのはカナダ基準では「奇跡的」ですらありました。
教材はDHLで届き、紙ベースの教材を補足する先生の講義はiPadで視聴することができます。
そして毎月2回の添削問題の答案提出はネット経由で行っています。
スキャンした答案をアップロードして提出完了。
しばらくすると赤ペン先生が採点して、添削結果をネット上でみることができます。
私のようなアナログ世代は赤ペン先生の手書きの文字が入った答案用紙が郵便で届くのを楽しみにしていたものですが、長男にはこれで十分なようです。
当面はこの通信教育で様子を見たいと思っています。
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