バングラデシュ海軍情報担当部門の責任者がCNNに明らかにした。捜索海域はバングラデシュ本土から約190キロ離れたベンガル湾内。同便のこれまでの捜索海域は、370便の飛行記録装置などから発信されたとみられる音波の解析に基づき、インド洋南部に絞られている。
破片の発見を新たに報告したのは豪州アデレードに本拠がある「ジオレゾナンス」社。海中や地下壕(ごう)にある核や化学兵器などの探知を専門とする企業で、先月29日にベンガル湾内でアルミニウム、チタンや銅などの成分を含むとみられる破片が見つかったとの報道機関向け声明を発表した。
ただ、同社の主張については捜索を仕切る豪州側当局者らの間で懐疑的な見方が強い。専門家が飛行記録装置などが発信源とみられる音波受信の分析結果を基に墜落場所はインド洋とする判断を重視しているのが理由となっている。
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