ナツノナカノです。
今日ご紹介するのは 「パタリロ!」59巻です。
これもなかなかの傑作揃いの一冊ですね。
収録話は
〇水色のジュリアン
〇ABC殺人事件
〇イズミールにて
〇美少年大江戸男色絵巻
〇美少年大江戸男色絵巻 其のニ
パタリロ!(59) (花とゆめコミックス) [ 魔夜峰央 ]
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そして、なんとこの巻の「イズミールにて」で
ついにフィガロの正体がわかります。
いや、正確にいうとフィガロがなぜバンコランとマライヒのもとへ
やってきたのかが分かるのですよ。
本当の正体がわかるのはまたちょっと先になります。
フィガロを守るためにバンコランとマライヒが
兵士と戦闘するシーンもあり
読み応えのあるお話となっています。
さてその59巻の中の
「水色のジュリアン」をご紹介します。
アクション満載のお話です。
ロンドン大使館にいるパタリロのもとへ
マライヒが「お金を貸して欲しい」と訪ねてきます。
なんでも、ナイフ術を教わった恩師
野牛但馬春(やぎゅうたじまはーる)が
命にかかわる大手術をしなければならないと
言うのです。
※野牛先生はコミックス56巻にも出てきます
その手術費用には50万ドルという大金が必要でした。
もちろんパタリロはお金を貸すのをしぶるのですが、
その時マライヒのもとへ「フィガロを預かっている」という
電話がかかってきます。
野牛道場で一緒に稽古をしたジュリアンからでした。
その瞳の色に合わせた水色の服を着ていたジュリアン。
彼はナイフ術ではマライヒも敵わないほどの
天才肌でしたが、素行が悪く野牛但馬春に
破門されたという過去がありました。
ジュリアンは今ではフリーランスの殺し屋として
売り出し中の身。
そこで元殺し屋の有名人マライヒを自分が倒し、
もっと名前をあげるつもりだと言うのです。
フィガロを預けていた先の老夫妻も殺したと聞き、
殺気立つマライヒ。
戦闘態勢を整え、ジュリアンが指定した
場所へ向かいます。
するとジュリアンに雇われた殺し屋たちが
次々とマライヒに襲い掛かります。
パタリロと共に敵を倒しついにジュリアンと対峙します。
ナイフとナイフの激しい攻防戦。
しかし一瞬のスキをついたのはやはりマライヒでした。
ジュリアンの体にはナイフが刺さり、崩れ落ちます。
そして言うのです。
自分の首には南米のU国政府から賞金がかかっている、
その賞金で野牛但馬春先生に手術をして欲しい…と。
息絶えるジュリアン。
もちろん、フィガロも階下の夫妻も無事でした。
孤児だったジュリアンを引き取ってくれた先生に
せめてもの恩返しと、自分の命をかけて
ひと芝居うったんですね。
涙…
ギャグだけじゃなく、こういうのも
あるからパタリロファンをやめられないんですよ…。
涙…
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感想(0件)
あぁやっぱり漫画って楽しい!
次回もパタリロ!です…涙…
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