ナツノナカノです。
前回 、萩尾望都先生の 「ポーの一族」
それくらいの存在なのです、このお二人の大先生は
そして、「ポーの一族」ですが、40年ぶりに新刊が出ましたね。今回私はキンドルで購入したんです。
ポーの一族 ~春の夢~ (フラワーコミックススペシャル)
電子で読む「ポーの一族」
作品がどうこうというよりも、電子画面で「ポー」の新作を読むということに違和感を覚えつつ、時代が変わったな…とそんなことを思いました。いずれこの名作についてもぜひお話させてください!
さて、今日もパタリロ!の傑作選なんて決められない話!をやっていきたいと思います。
今日はずっとお話したかった話が載っている 85巻です!!
パタリロ! 85 (花とゆめCOMICS)
収録作品はこちら!
〇ファフロツキーズ
〇BB菌
〇THIS MAN
〇長官の息子
〇ノムスコ再び
ちなみに 85巻に載っている作品ですが、連載は平成21年から22年にかけてですね。つまり2010年前後という訳です。
「ファフロツキーズ」ってみなさんご存知ですか?
最近では”セカオワ”の歌にも出てきましたが
日本でもちょうど2009年〜2010年に話題になったんですよ。
空からオタマジャクシが降ってくる不可思議な現象です。
降ってくるのはオタマジャクシだけではなくて、魚だったりカエルだったりするようなのですが、その現象自体は古代からあるようですね。江戸時代の文献にも載っているようですから、本当に昔からある自然現象なのだと思います。
で、マリネラでも魚や食べ物がピンポイントで降るようになり、と同時にパタリロのへそくりからちょうど降ってきた食べ物の値段分だけお金が勝手に減っていくのです。
これにはパタリロはカンカンですよ。
しかし犯人像を特定していくと、食べ物を勝手に降らせて→お金を勝手にとるという行動パターンはパタリロにそっくりなのです。
そしてパタリロは自分の子孫が犯人なんじゃないかと強引に結論付けて、超サルガッソー海に向かうのでした。
するといたんですね〜!パタリロ33世が。
ファフロツキーズ装置なるものを発明してご先祖たちから小銭をかすめとっていたんですよ。
セコい!やりくちがセコい!
結局パタリロに脅されたパタリロ33世は、 ファフロツキーズ現象に関しては“マリネラ以外で”という約束を取り付けさせられたのでした。
ということは…もしも日本でこの現象が起きたら、それはパタリロ33世の仕業ですよ、みなさんww
あぁやっぱりパタリロは面白い!
次回は同じく85巻の「THIS MAN」です。
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