仕事の為とは言え、眠気覚ましに、カフェインを含む「エナジードリンク」清涼飲料水や錠剤などで急性カフェイン中毒を引き起こすほど摂取してはいけない。
phoyo by Jlhopgood
一般的な成人では、1時間以内に 6.5 mg/kg 以上のカフェインを摂取した場合は約半数が、3時間以内に 17 mg/kg 以上のカフェインを摂取した場合はすべての場合に急性症状を発症する。
エナジードリンクなどアミノ酸などを含んだ炭酸飲料はカフェイン量の表示義務はないので気を付けたい。
海外の機関が定めているカフェインの最大摂取量 (1日当たり)
・健康な成人 400mg
・子供 10〜12才 85mg
・子供 4〜6才 45mg
以上 カナダ保健省
妊婦 コーヒー カップ:3〜4杯:世界保健機関(WHO)
200mg:英国食品基準庁
300mg:カナダ保健省、オーストラリア保健・食品安全局
妊娠中カフェインを摂り過ぎると?
カフェインを摂取しすぎるとどんなことが起こりうるのかというお話ですが。一般的には不眠や精神を興奮させるといった作用で有名です、妊娠中の大量摂取ではさらなる問題が起こりえます。まずはお腹の赤ちゃんへの影響。イギリスの研究によると、カフェイン摂取量が1日に100mg以下の妊婦と比較して、100mg〜199mgを摂取した人は未熟児(低出生体重児)の子供が生まれるリスクは20%高くなり、200mg〜299mgを摂取した人は40%、300mg以上で50%高くなると報告されています。
また、アメリカの報告によると、カフェイン摂取量が1日に200mg以上の妊婦は、全くカフェインを摂取していない人に比べて流産の確率が2倍になるとの報告もあります。
カフェインが含まれる飲み物と含有量
カフェイン量
(150mlあたり)
コーヒー:60mg ココア:50mg
カフェオレ:40mg 紅茶:30mg
ハーブティー:0mg ルイボスティー:0mg
緑茶:30mg 玉露:180mg
ウーロン茶:30mg 麦茶:0mg
コーラ:15mg エナジードリンク:30mg
※ 作り方や商品によってカフェイン量は変わるので、あくまでも参考までにご覧ください。
上の海外の基準値などにも有りますが、日本ではっきりとした上限量は定められていませんが、お腹の赤ちゃんへの影響を考えると1日に150mgくらいまでに抑えたほうが良いのかも。
でも「できるだけカフェイン量の少ない飲み物を選んだほうがいい」っていうのは確かにその通りだが、我慢しすぎてストレスを溜めてしまうのは逆によくないのでは?。