2023年03月20日
45歳 春 prologue
夫 樹(いつき)の突然闇を切り裂くような大きないびきから始まりました。
夫はまじめを絵にかいたような、性格でそして誰に対しても優しくて、誠実で
ちゃらんぽらんな私にはもったいなすぎるような男性でした。
でも、ただまじめなだけじゃなく、ジョークが好きでいつも家族を笑わせてくれている
夫なので、そのいびきも冗談だと私も娘もそう思っていました。
「お父さん、うるさいよ!」と私が声をかけると…
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反応がありません。
翌朝卒業式だった娘はその支度のため
まだ眠っていなかったので「何このいびき?」と私たちの部屋を覗きました。
「お父さん、またふざけてるの?」と呆れた様に娘が夫に声を掛けます。
やはり反応がありません。
私と娘 どうしたんだろう…と二人して顔を見合わせます。
夫をゆすっても、いびきが続くだけで他の反応はありません
急に心配になり、スマホで大きないびきと検索し「無呼吸症候群」と
出てきたので、
今すぐどうこうなるものでもない?と少しだけ様子を見ることにしました。
5分ほど様子を見ても、いびきが収まっていく様子がありません。
どれだけ声をかけても反応することもありません。
そして、体を揺らしているときに、夫の肩から首がいつもより硬い気が付きました。
いびきをかき始めて、20分ほど経過していたでしょうか…
「あれ?・・・なに?ちょっとやばいかも・・・」と思った私は
慌てて119番に電話をかけ救急車を呼びました。
「救急ですか?火事ですか?」と電話口から声が聞こえます。
「救急です。夫のいびきがすごくて声をかけても反応がありません」と伝えました。
自宅の住所と夫の年齢を伝えると
「今から向かいます」と対応している人が答えました。
到着するまで10分だったでしょうか?
めちゃくちゃ早くも長くも感じた時間でした。
玄関のカギを開け、娘に外に出て待ってもらって救急車の到着を待ちました。
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タグ: いびき