忙しくも、色々事が運んでいくのが日常でもあります。
4月3日、新アニメリメイクされた「銀河英雄伝説」を見ながら今日は投稿していきたいと思います。
さて、21世紀から田中先生の物語が多数世に放たれてきています。
2008年、月刊シリウスにて漫画「タイタニア」が始まりアニメへ、今年をもって原作小説完結した「アルスラーン戦記」が2013年に「鋼の錬金術師」原作者の荒川先生による漫画化、更にアニメ化、そして前述のとおり今年4月3日をもって新たな「銀河英雄伝説」が始まり、コミック連載が2016年「封神演義」の作者である藤崎竜先生の手によって現在連載中となっております。
そのほかにも様々ありますが、とかく遅筆や未完の多かった物語もようやく終わりを見せながらも多くの方々に愛され、論じられ、影響を与えられているものを生み出している先生の物語の中でも今回は変わって単刊作品である七都市物語としたのも、今後他の作品が関連することもあります。
さて、この七都市物語は、現在科学分野でも悩ませ危機感を持たせているポールシフト、大転倒を起こした世界が書かれています。
西暦2088年、突如地球を襲ったポールシフト、後に大転倒と呼ばれる地球の地軸が90度転倒した現象により地球上の人類が全滅、月に残された汎人類世界政府は3年後地球へ通り、七つの都市を建設する。
シベリア、レナ川の中流平野に築かれた”アクイロニア”、旧南極大陸の”プリンス・ハラルド”、グレートブリテン島を中核にする”ニュー・キャメロット”、旧南アメリカの”ブエノス・ゾンテ“、アフリカ大陸ニジェール川沿いの”タデメッカ“、チベット高原の”クンロン”、ボルネオ島を中心とする”サンダラー”
月都市社会は自分たちを地球支配権を科率するため、航宙技術を渡さず、さらに地上500m以上の高度を飛ぶ飛行隊を撃墜する月面設置型反射衛星誘導レーザーのオリンポスシステムにより人々は見上げる以外の空を取り上げられた状態となってしまう。
しかし、そんな月面都市は2136年、未知のウイルスによりシステムを起動したまま全滅してしまったのであった。システムの寿命は推定約200年、その間でも七都市は地球の覇権を争います。
そしてその均衡が崩れる争いが始まっていく……
第1部はOVA化もされた北極海戦線のタイトルでアクイロニアVSニュー・キャメロットの争いが始まります。
内容はアクイロニアから亡命したモーブリッジ・ジュニアがニュー・キャメロットを唆してアクイロニア侵攻を企てます。
そのアクイロニアでは若き元首ニコラス・ブルームは、演説では勇ましくするも、不安一杯に彼の友人であるリュウ・ウェイを頼ります。
様々な案を出し、そして主役級の人物の一人でもある、リュウのパズル仲間にて元医学生の叩き上げであるアルマリック・アスヴァール(通称A・A)を司令官へと推薦します。
その間、ニュー・キャメロットでは他国からも恐れられる司令官ケネス・ギルフォードを加えてアクイロニア侵攻を始めていきます。
ここで面白いのが、主役級の者たちは国家代表ではなく司令官や一議員であったりするところです。
彼らは上層部の意志に憤りを見せたり時には自らの意志で戦線を支えたりします。
中でも主役級の一人であるリュウ・ウェイは銀河英雄伝説のヤンウェンリーを彷彿させるキャラで、彼を尊敬するA・Aは彼の描く世界を期待する考えもあり、OVA版ではオリンポスシステム対策を研究したりとしています。
このオリンポスシステムはマガジン系統の物語の一つでもある神堂潤先生の「red Eyes」も似たシステムが登場しています。
この物語はシェアワールド化されたり、副読本にもされてもいます。
こうしてみていくとおり、まだまだどの物語にも、どんな人の物語でも多くの魅力的なものが含まれ、やがてそれが描かれる日が来るのかもしれません。
そんなことで今回は〆たいと思います
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