グレゴリー・ペック 主演のアカデミー賞受賞映画
「 仔鹿物語 」を配信視聴しました。
ペットロスではありませんが、「 子熊物語 」ロスで、
小熊ちゃんをもう1回観たい…と思っていたあまり、
似たようなタイトルの「 仔 鹿 物語 」をセレクトしたわけですが、
これが アカデミー賞受賞というのがうなずける、
” 生きる”ことの教科書のような映画でした。
ささいなことで、生と死に直面していた
開拓者達の自給自足の生活の苦労が全編を通して垣間見れます。
ラスト近く、少年は、絶望して自暴自棄になりますが、
それを機に、現実を受け止められるほどの成長を遂げました。
グレゴリー・ペック 演じる父親は、母親とは逆に、
少年を叱るのではなく、諭していく、心もハンサムな魅力的な父親を演じています。
印象的なシーンが2つありました。
1つ目は、家の前に井戸を掘るための具体的な計画を聴いた
ジェーン・ワイマン 演じる母親が、
「家の前に井戸が出来れば、重い洗濯物を川まで運ばなくてもすむし、
暑いときに気にせず水を浴びれる」
と、涙を浮かべます。
今、当たり前のように使えているインフラは、
とても有難いことなんだと、普段気付かないことに改めて気付かされます。
もう1つは、ラストに近いシーンで、
家出した少年が戻ってきたのを知ったときの
ジェーン・ワイマン 演じる母親の表情でした。
子供を亡くした哀しみから、心に傷を負って八つ当たりのように怒ってばかりいた母親が、
はじめてみせた、愛情に満ちた表情にみえました。
あんな表情ができるなんて、
ジェーン・ワイマン 、凄いです。
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時間が経って、
また観たくなる、という衝動が起こる作品と、
もうお腹いっぱい、という作品がありますし、
ジャンルが違うので、
一概に比べられないところがあります。
…結局、一個人の主観に過ぎません。
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